Yasunori-Aman

農家。胡瓜、スイートコーン栽培。頭や気持ちを整理するように書いています。

Yasunori-Aman

農家。胡瓜、スイートコーン栽培。頭や気持ちを整理するように書いています。

記事一覧

次の一歩

5月初旬に病気を入れてしまった胡瓜もその後の管理で大きく病気を拡げることなく目立たなくなってきたけれど、収穫量は多少減った。 人も、苦い過去があってもその後一生…

Yasunori-Aman
1か月前
1

蘇る記憶

ある記事を読んで、思い出したことがある。学生の頃に誰にも言えずに飲み込んでいた言葉。 「農業を変えたい」 高校3年生の進路指導でのこと。 「お前は何がしたい?」当…

Yasunori-Aman
1年前
9

作業用の靴、服はこだわったほうがいいんじゃないかなと考える

昨日、作業用の靴がボロボロになってきたので買い替えました。 僕は、new balance、ASICSのジョギングシューズを作業用に重宝しています。型落ちなのか、大体六千円位の靴…

Yasunori-Aman
1年前
4

変えていく

数日noteに投稿したからだろう、自分に溜まっていたススみたいなものが掃けてきた。それを狙ったわけではなく、ただ書きたい欲望に駆られて、つらつらと書いていただけであ…

Yasunori-Aman
1年前
3

情熱と熱量。

何かが足りない。 くすぶっていたもの。熱量が足りなかった。 良い胡瓜をつくって、全国トップクラスの収量を穫りたい。その夢はずっとある。そこにしか気持ちが向かわない…

Yasunori-Aman
1年前
1

行動し続ければ成長する

1日の作業終わりに、夜な夜な胡瓜の生育を確認することが、良いひとときになってきました。 これまでは、生育確認・判断する時間はあーでもないこーでもない、この生育の…

Yasunori-Aman
1年前

子ども達には自由にやらせたい

事業継承。この数年よく目耳にする言葉だ。 法人化しているわけではないのだが、我が家も一つの事業をやっていると言って良いだろう。 私も、いずれは農業を継承すること…

Yasunori-Aman
1年前

学び多きとき

気付けば、約2カ月noteを投稿していなかった。どおりで頭がとっちらかっている訳だ。 言い訳するつもりはないのだけれど、夏の胡瓜を栽培しながらメインハウスの胡瓜を植…

Yasunori-Aman
1年前

オペレーションは違う世界の言葉ではなかったこと。

朝晩涼しく、日中も一時期に比べて温度も下がり、働きやすい季節になってきました。季節の移ろいを肌で感じ、季節の変化によって仕事の流れも変わる。そんな働き方も気持ち…

Yasunori-Aman
1年前
2

自分の好きな空気感

前回の記事に書いたのだが、一昨日山女魚を釣り損ねてしまってからというもの、山女魚釣りのことばかり考えている。この際、昔から興味のあった渓流でのルアー釣りを始めて…

Yasunori-Aman
1年前
2

やっぱり川が好き

この夏最後になるであろう川遊び。 やっぱり川は好きだ。泳いだり釣りしたり、あっという間に過ぎる時間。冷たい水にガタガタ震えながらも、楽しそうに遊んでいる子供たち…

Yasunori-Aman
1年前
9

少し体調を崩したので、、、。

7月上旬に体調崩してから、久々の投稿になる。 今更振り返って書く必要はないのかもしれないけれど、体調を崩した時の状況は、それまでにない激しい胸の痛み、頭痛で“心筋…

Yasunori-Aman
1年前
1

些細な夢

10年以上は前になると思うが、自分一人で胡瓜の栽培をし始めていたその頃から、ひっそりとした小さな夢を抱いている。それは、歳をとりおじいちゃんになったときに、良い胡…

Yasunori-Aman
2年前
3

振り返り

九月下旬に植えた胡瓜は、今日で終わりを迎えました。九ヶ月ちょっと向き合ってきたので、いつものようにホッとしたような、寂しいような気分。やりきった感はあります。 …

Yasunori-Aman
2年前
2

noteでブラッシュアップ

僕は自分の投稿した記事を、後から読み返す。その時の自分の考えや感情、想いなどを素直に書いているから気になってしまうのだろう。 それで、前回投稿していた記事も読み…

Yasunori-Aman
2年前
8

認めざるを得ない

僕は施設園芸で胡瓜を栽培している。暑い中での作業合い間の夕方。少しだけ涼しい風に当たりながら、Spotifyから流れてくるMIXリストの、誰の何という楽曲かはわからな…

Yasunori-Aman
2年前
2
次の一歩

次の一歩

5月初旬に病気を入れてしまった胡瓜もその後の管理で大きく病気を拡げることなく目立たなくなってきたけれど、収穫量は多少減った。
人も、苦い過去があってもその後一生懸命生きれば傷は残ったとしても過去は目立たなくはなる。
結局、目立たなくなるだけで影響は残る。それでも後を一生懸命やるしかないのだ。
その時は問題なくても、昔のことを掘り起こされて辛い思いをすることもあるかもしれない。一般人の僕にそんなこと

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蘇る記憶

蘇る記憶

ある記事を読んで、思い出したことがある。学生の頃に誰にも言えずに飲み込んでいた言葉。
「農業を変えたい」

高校3年生の進路指導でのこと。
「お前は何がしたい?」当時の担任に普通に聞かれたのだが、その時に脳裏に浮かんでいたのは、前述の言葉だ。
ただ、ずっと農業はしないと言い続けていた手前、口に出せなかった。誰にも言ったことはない。

軽い感じで専門学校に行くと言ったのは、何となく覚えているが、他は

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作業用の靴、服はこだわったほうがいいんじゃないかなと考える

作業用の靴、服はこだわったほうがいいんじゃないかなと考える

昨日、作業用の靴がボロボロになってきたので買い替えました。
僕は、new balance、ASICSのジョギングシューズを作業用に重宝しています。型落ちなのか、大体六千円位の靴を買います。
作業用の靴は、農業なのですぐに汚れるし、三ヶ月も経たないうちにボロボロになります。僕の場合…。
消耗品なので安ければ何でもいいと考えそうになります。農家になりたての頃は僕もそうでした。

でも、いつの頃からか膝

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変えていく

変えていく

数日noteに投稿したからだろう、自分に溜まっていたススみたいなものが掃けてきた。それを狙ったわけではなく、ただ書きたい欲望に駆られて、つらつらと書いていただけである。数ヶ月前もそうだった。同じように連日投稿していると頭が整理されて、考えもブラッシュアップされた。
noteは本当に良い環境だ。そんなnoteに恩を感じるので、機能もよく見ていないし、使うかどうかも今はわからないけれど、ちょっとした恩

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情熱と熱量。

情熱と熱量。

何かが足りない。
くすぶっていたもの。熱量が足りなかった。
良い胡瓜をつくって、全国トップクラスの収量を穫りたい。その夢はずっとある。そこにしか気持ちが向かわない。規模拡大、法人化、昔やっていた契約栽培には全く興味が持てない。だから、その夢を目標にした。
思い通りに成長しない自分が不甲斐なく心折れそうになったことも何度もある。それでも、毎日毎日何年も胡瓜に向き合ってきた。たくさんの失敗、痛すぎる失

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行動し続ければ成長する

行動し続ければ成長する

1日の作業終わりに、夜な夜な胡瓜の生育を確認することが、良いひとときになってきました。
これまでは、生育確認・判断する時間はあーでもないこーでもない、この生育の反応はどういうことなのだと、すごく頭を使い悩む時間で、正直しんどい時間でもありました。

今でも朝晩の生育確認・判断は頭を使う時間ではあるのですけど、少し前に3、4年ほど生育判断で勘違いしていたポイントに気付けてから変わってきました。
何故

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子ども達には自由にやらせたい

子ども達には自由にやらせたい

事業継承。この数年よく目耳にする言葉だ。
法人化しているわけではないのだが、我が家も一つの事業をやっていると言って良いだろう。

私も、いずれは農業を継承することを考えたことはある。けれど、我が子に農業をさせたいとは思わず、やりたいこと、生きたい生き方をしてもらいたいと願っている。

そう願うのは私の人生も関係している。
というのも、私は、幼い頃に親戚などから農家を継げ、土地や家、墓を守れと言われ

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学び多きとき

学び多きとき

気付けば、約2カ月noteを投稿していなかった。どおりで頭がとっちらかっている訳だ。
言い訳するつもりはないのだけれど、夏の胡瓜を栽培しながらメインハウスの胡瓜を植える準備、そして、今年は台風14号襲来。ここ宮崎はあまり記憶にないような激しさだった。雨も風も。
そんな台風への備えや台風後の修繕、やり替えなど思い返せば大変だったのかもしれない。いや、謙遜せずに言っておこう、大変だった。そんな最中で胡

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オペレーションは違う世界の言葉ではなかったこと。

オペレーションは違う世界の言葉ではなかったこと。

朝晩涼しく、日中も一時期に比べて温度も下がり、働きやすい季節になってきました。季節の移ろいを肌で感じ、季節の変化によって仕事の流れも変わる。そんな働き方も気持ちいいなと思いながら、ここ数日仕事に勤しんでいます。

そうして、季節が進めば胡瓜植えも迫ってきたり、業務を滞りなく進めるためにどうすればいいかと考えることも増えてきます。

そんなことを考えていると、数日前にフワッとオペレーションという言葉

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自分の好きな空気感

自分の好きな空気感

前回の記事に書いたのだが、一昨日山女魚を釣り損ねてしまってからというもの、山女魚釣りのことばかり考えている。この際、昔から興味のあった渓流でのルアー釣りを始めてみようか、そうするにはロッド、リール、ルアーだけではなくウェーダーや苔などで滑らないように釣り用のシューズかブーツも必要だろう。そんな装備で川を上りながら水中を歩いたり、岩や石伝いに歩き、ポイントを探りながら釣りを楽しむ。出来ることなら、途

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やっぱり川が好き

やっぱり川が好き

この夏最後になるであろう川遊び。
やっぱり川は好きだ。泳いだり釣りしたり、あっという間に過ぎる時間。冷たい水にガタガタ震えながらも、楽しそうに遊んでいる子供たち。現実を忘れて僕も楽しんでいた。
ちなみに釣れた魚はハヤ。

僕の小学5年、6年の夏休みの半分は、母方の実家で過ごしていた。
母の実家は人口2、3千人の田舎の村で、綺麗な渓流のある山の中。そんなところで、祖父とよく自然豊かな誰もいない綺麗な

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少し体調を崩したので、、、。

少し体調を崩したので、、、。

7月上旬に体調崩してから、久々の投稿になる。
今更振り返って書く必要はないのかもしれないけれど、体調を崩した時の状況は、それまでにない激しい胸の痛み、頭痛で“心筋梗塞”が頭をよぎり、意識も朦朧としながら病院に駆け込んだ。暑さとは違う発汗があったり、胸の痛みも数時間続き時間を追うごとにきつくなり、意識も朦朧とするので、正直言って怖かった。でも血液検査、尿検査、心電図、CT、レントゲンと検査してもらっ

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些細な夢

些細な夢

10年以上は前になると思うが、自分一人で胡瓜の栽培をし始めていたその頃から、ひっそりとした小さな夢を抱いている。それは、歳をとりおじいちゃんになったときに、良い胡瓜をつくれるようになったなと思いながら人生を終えたい。
人に語るほどの夢でもないので、自分の中にしまっていたけれど、noteに投稿したり、投稿されている記事を読んだりしているとこんな些細な夢も書いてみたくなった。

ただ、ここで言う良い胡

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振り返り

振り返り

九月下旬に植えた胡瓜は、今日で終わりを迎えました。九ヶ月ちょっと向き合ってきたので、いつものようにホッとしたような、寂しいような気分。やりきった感はあります。

夏の胡瓜の収穫もあと数日で始まるのでやることはあるのだけれど、記事を書くことを優先してみます。リフレッシュというか切り替えをしたいので。

正直に言えば、今作は思うような結果はでなかった。
部分的に良くなったところはあるが、技術不足。でも

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noteでブラッシュアップ

noteでブラッシュアップ

僕は自分の投稿した記事を、後から読み返す。その時の自分の考えや感情、想いなどを素直に書いているから気になってしまうのだろう。
それで、前回投稿していた記事も読み返してみたのだが、「んっ?」と、違和感を覚えた。面倒なことはしたくないというのは本心ではある。けれど、それだけでやってきたわけではない。自分の理想や、やりたいことをするためであれば面倒なこともやる。

前置きとは全く違う話になるかもしれない

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認めざるを得ない

認めざるを得ない

僕は施設園芸で胡瓜を栽培している。暑い中での作業合い間の夕方。少しだけ涼しい風に当たりながら、Spotifyから流れてくるMIXリストの、誰の何という楽曲かはわからないのだけれど、耳障りの良い洋楽を聴きながら、少しの間ボーッとしていた。大好きな加熱式タバコ“iQOS ILUMA”をくゆらせながら、、、ILUMAに替えたのは最近ではあるが、どうでもいっか。

ともあれ、それはそれで心地の良い時間であ

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