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行動し続ければ成長する

1日の作業終わりに、夜な夜な胡瓜の生育を確認することが、良いひとときになってきました。
これまでは、生育確認・判断する時間はあーでもないこーでもない、この生育の反応はどういうことなのだと、すごく頭を使い悩む時間で、正直しんどい時間でもありました。

今でも朝晩の生育確認・判断は頭を使う時間ではあるのですけど、少し前に3、4年ほど生育判断で勘違いしていたポイントに気付けてから変わってきました。
何故こんなことに気付けなかったのかと自分が情けなくなります。毎度同じです。

でも、その気付きが正しいかどうかというのはもう少し時間経ってからでないとわかりません。
ただ、そこのポイントが噛み合わずに1日全体の管理までも上手くイメージにハマらなかったのですけれど、良い具合に管理のイメージはできだしたので、検証を続けます。

近年は、農業分野でもICT、IOT化も進み、環境データをもとに作物を管理しています。
僕も6年ほど前から導入しています。
ですが、やっぱり作物の生育状態をどう判断するかの作物を見る目があってこそ、データ管理は活きてきます。
作物の状態を確認して、どんな状態にもっていきたいのか、現状維持でいいのかを判断して、データをもとに施設の環境設定を決めていく。毎日、その連続です。

温度、湿度、かん水、施肥等々、日々確認しながらどうやっていくのかを決めます。それでも、天気や風の強弱も1日の中でも変化するので、日によっては1日に何回も作業を止めてデータ確認、環境設定の変更をしたりもします。
そんな努力めいたことをして良い結果が出れば、ひとしおです。

まぁ、話を戻すと、生育確認・判断をする時間が良いひとときになったことで心にも余裕を持てだしました。また、オペレーションを回す力もついてきたので、ミスも減ってきたように思えます。
充実して1日を終えるようになりました。

そこで思うのですが、充実した生活や心に余裕をもつためには、日々の積み重ねなんだろうなと。実力をつければいいのだろう。その段階に辿り着くまで諦めないことも大事なことの一つなんだと。

農家を継いでからというもの、メンタルの弱さも課題でした。でも、半年前くらいに「エフォートレス思考」という本を読んでから、考え方で何とかなるものだというのもわかり始めました。

結局、情報をとったり、日々積み重ねたり、自分の頭で考えたり、行動に移したり、自分次第で人生は変わっていくのでしょうね。良く言われていることですけどね(笑)


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