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学び多きとき

気付けば、約2カ月noteを投稿していなかった。どおりで頭がとっちらかっている訳だ。
言い訳するつもりはないのだけれど、夏の胡瓜を栽培しながらメインハウスの胡瓜を植える準備、そして、今年は台風14号襲来。ここ宮崎はあまり記憶にないような激しさだった。雨も風も。
そんな台風への備えや台風後の修繕、やり替えなど思い返せば大変だったのかもしれない。いや、謙遜せずに言っておこう、大変だった。そんな最中で胡瓜植えそして生育管理。大変だとか考える余裕もなく、ただただひたすら目の前の業務を必死にこなした。
今やっと、忙しさも少し落ち着き、こうしてnoteを書いている。

我が家の台風対策は安全策に振り切ったことや運もあり、大きな被害はなかったことは幸いだ。
台風上陸2、3日前に910hPaになった時点で、経験したことのない台風になるかもと思えたので、安全側に振り切ることにした。それが英断だったかはよくわからない。ただ、その後の仕事も忙しさはあったものの、滞りなく進み、今の胡瓜の状態も悪くない。どちらかと言えば、良い状態の部類に入る。

過去最強クラスの台風を体感できたことは、これからも農業をしていく上で良い経験になったことは確かだから、良かったかもしれないと今は思える。

いつもなら9月も下旬に差し掛かる頃には胡瓜植えの準備も整い、夏の胡瓜も終わりを迎えて一息つけるときで、植えた後も余裕を持って管理できるのだが、こんな年もある。それも農業だ。

そんなこんなで怒濤のような2カ月を過ごしてきたのだけれど、前回の記事に書いたオペレーションを回すという考え方が大いに役立ちました。
フワッと全体を捉え、今できること、今やらなければいけないこと、胡瓜の生育と共に変わっていく作業などを小さく分け、いつまでに終わらせるかを決めてオペレーションを組んで実行していく。天気によっても出来る作業は変わるので、日々仕事終わりに夜な夜なオペレーションの組み替えを行いまた実行する。その繰り返しだ。

でも、そうやって必死に考えて実行して仕事が片付いていく。快感に思えるほどに楽しかった。
そんな毎日を過ごすうちに、自分は何かを成し遂げるために情報をとったり、勉強して知識・知恵をつけ、組み立てて実行することが好きなのかもしれない。そんな気がしてきた。だからだろう、目標とか理想を自分の中に掲げてきたし、それがないと何をやればいいのかわからなかった。目標とか理想が重りになったこともあるけれど、自分には良かったのだろう。

現によく、やりたいことをやれ、好きを仕事にとかあるけれど、やりたいことや好きなことがわからなかった。
それなりに、スノボ、サーフィン、ゴルフ、競馬などやってきて一時はハマりはする。するのだが、今は全然やっていないし、特にやりたいとも思わない。部活でやっていたバスケも好きだが、やりたいかといえばそうではない。

そんな自分だけど、胡瓜栽培は楽しいし、5月になればスイートコーンもあり、それを人として近い方々に買っていただいて、喜んで貰えるのも嬉しい。楽しい、嬉しいと言っても仕事なので、不安や恐怖、辛さ、大変さはデフォルトとしてあるんだけれど。

そんなデフォルトの上に楽しさ、嬉しさもあり、目標、理想もあるので、成し遂げるために、これからも色んな事を組み立てて実行し続けようと思う。
それが、好きなことやりたいことなのかもしれません。

たまには、怒濤のような日々を過ごすのもいいものですね。そして、noteの投稿は、頭の整理にもなるので自分のペースで続けていきたい。




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