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#少子化
欠乏感とは所得の多寡ではなく「どれだけ取られたか」で決まる
「モノより思い出」という名コピーの広告があった。1999年の日産セレナの広告である。
1999年といえば、すでにバブルが崩壊して時がたち、直前に銀行や証券会社も破綻して、不景気まっしぐらと突き進む入口であり、若者にとっては氷河期と真ん中でもあった。
が、その頃はまだ国民全体に「モノより思い出」に共感できる心の余裕があった。
今、20-50代の現役世代は、心の豊かさより物の豊かさを重視するよう
政治的男女平等と未婚率と出生率
フランスの民間世論調査会社イプソスが実施した欧米やアジア、アフリカなどの各地域の29カ国計約2万1800人を対象にした調査で面白い結果が公表された。
詳しくは以下の記事を読んで頂きたいが
それぞれの国で、「すべてのグループの人々の平等を促進する試み」について、①やり過ぎ②少しやり過ぎ③適切④もう少し前進させる必要がある⑤さらにもっと前進させる必要がある⑥わからない――の6択で尋ねたところ、日本
「金がないと結婚できない」を否定する高齢・高収入・好環境者
これも飽きるほど何回も言ってることだけど、人間の本性なんてものは大昔の奈良時代だろうが現代だろうがたいして変わらない。
しかし、本性は変わらなくても、環境は変わる。環境が変われば当然そこにいる人間の行動は変わる。心の中で何を思っているかはわかりようがないので、目に見えるアウトプットとしての行動だけが見える化される。
しかし、行動は必ずしも「変わらない本性」通りではなく、時代時代の環境に応じて、定
実質賃金がたった1%プラスになっただけで「明るい動き」?
林芳正官房長官が、8/6の記者会見で、6月の実質賃金が前年同月比1.1%増になったことに対して「賃上げの明るい動きが明確になってきた」と述べたらしい。
明るい動き?
確かに、6月の実質賃金は前年同月比プラスにはなったがそれまで27カ月連続でマイナス続きだったことを忘れてやいないか?
27か月ということは2年以上もずっとマイナス続きだったわけで、つまり2年連続マイナス。単に比較対象の2023年
お仲間集めて自分らの懐を潤すことだけ考えている人達
少子化は婚姻減であるということを言い続けてきて、それはやっと政治の世界でも認識されてきたと思ったら、今度は「婚活支援だ」とか短絡的に言い出してるのは、ホントにどうしようもないとしか言いようがない。
とはいえ、官僚は頭がいいのですべてわかった上で「本気でやる気はないけどやった感だけ出す」ってことをさせられているのだろう。
この件について、以下のようなヤフーコメントを出した。
これには、1.2万以
「できもしないことを目標として掲げる」のは政治ではない
超党派の「人口減少時代を乗り切る戦略を考える議員連盟」のメンバーらは14日、衆参両院に人口問題を専門に議論する特別委員会を設置することを求めた。らしい。
正直「やっとかよ」という話だが、それでも「人口減少を前提とした政策や社会の在り方について議論する委員会」が立ち上がることは前進。
いつまでもできもしない少子化対策なんか言ってないで、人口も出生も減る前提の国家運営プランこそが必要。超党派である
小池都政8年で滅茶苦茶減ってしまったもの
東京都知事選挙が近づいてきましたが、現職の小池都知事はまだ正式に出馬表明していない。一部では「出馬しないのでは?」という論もあるが、まあ出るだろうと思う。
というのも、もう小池氏の女性初の首相という目はないからだ。本来ならば、国政復帰して9月の総裁選に打って出るという戦略があったはずで、そのために八王子選挙の応援などもあったのだが、そもそも総裁選まで総選挙が行われない雲行きになった。首相になれな