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夢 1-1 叶う

夢 1-1 叶う

夢1〈パイプオルガンと、
ドヴォジャーク作曲「聖書歌曲集全10曲」を歌いたい〉
が、ちょっと叶うことになった。

うれしいことだ。
ありがたいことだ。
こんな流れが来るんだな。。。

(私がパイプオルガンを習うようになった流れや、
オルガン版の楽譜を見つけたことなど、
すでに記事が上がっているので、
良かったら、そちらも。。。)

今回は、イベントの中の1つで、
15分程度の出番だ。

このイベン

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先日の発表会で弾かせていただいた曲の1つ。かわいらしく美しい曲。鍵盤の2段を両手や片手で行き来する。足もちょっと入っていて、オルガンを弾いてる感が楽しい曲。

声楽家ってさ、

声楽家ってさ、

クラシックの歌手を声楽家、というようだ。
声楽家は、「ソプラノ」「アルト」「テノール」とか「バリトン」とか、
声質によって、少し細かく表現される。

そうそう。
ここで言う「ソプラノ」とかは、
音域ではない。
勘違いされてることが多いかと思う。

合唱で使う「ソプラノ」は、パート名である。
ちょっと意味が違う。

あくまでも、持って生まれた声の質による。
何しろ、「ソプラノ」だけでも大きく5種類あ

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習い事の先生の見つけ方

習い事の先生の見つけ方

今日4月12日は、何かととても良い日なのだそうだ。
新しい習い事やその先生を探すのにも良いのだとか。
早速、タイトルの質問をAIにしてみた。

とても的を射た、正論が出てきた。最後に添付しておこう。
もう今や、当たり前にオンライン上での話しとして書かれている。

この正論よりも前に考えをまとめておいた方が良いことがある、と思うのだ。
「あなたは、それをどこまで、何のために習いますか?」と。
これで

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3年ぶりに、オカリナとコラボします。

3年ぶりに、オカリナとコラボします。

これは恥ずかしながら、ずいぶん前の写真。
2014年のもの。
こちらは千葉県我孫子市白樺文学館。
このピアノは柳宗悦の奥様、声楽家の柳兼子がお使いだったものである。

柳兼子は、日本が西洋音楽を輸入して間もない頃、と言うより輸入メンバーと言っても良いかも知れないけれど、ドイツに留学をして声楽を、音楽を学んだ方だ。山田耕筰などと同世代である。
こちらの地下では、この頃は息子さんである宗理氏のデザイン

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誰もが通る道

誰もが通る道

前に「分かれ道」というタイトルの記事を書いた。
これはその続きとも言えるかもしれない。
ステキな写真をありがとうございます。

後期が始まる、という記事も書いた。
あっという間に、試験も終わり成績も出した。
今年度は、対面授業ができ、試験も対面で、ピアノではみんなの前で弾く経験もできた。人前での演奏はレッスン5回分とも、10回分とも言われるぐらい効果があるものだ。
緊張する経験も、たくさんしておい

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ヴォーカルボディワーク®の入門講座が開催されます。

ヴォーカルボディワーク®の入門講座が開催されます。

ヴォーカルボディワーク®の入門講座を開催致します。

本当に久しぶりなことです。ありがたいことです。

過去には吉祥寺クラス、幡ヶ谷クラス、柏クラス、我孫子クラスがありました。
地域活動センターでの定期的ワークショップもありましたし、単発でAカルチャーセンターやK塾やPTAのイベントなどとしてのワークショップもしました。定期クラス受講生の方々とは介護ホームでのコンサートも恒例となっていました。

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お姉様方の子音発音の美しさについて:生徒さんからの質問1

お姉様方の子音発音の美しさについて:生徒さんからの質問1

70代女性の生徒さんからの質問についてです。
まず、この方ご自身が歌うことを長く続けていて、
踊りや笛も嗜み、好奇心旺盛で行動的な方です。

この方のお話は、
「あるグループで小さな合唱をしています。
私よりもちょっとお姉様な方々の子音の発音が美しくて、
憧れています。
小さな声の時にも、ちゃんと聞こえるのです。
口の形などまねしてみるのですが、
うまくいきません。」
とのことでした。

質問内容

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「大きな声ではっきりと」は、両立するのか問題について

「大きな声ではっきりと」は、両立するのか問題について

この写真は、「叫ぶ」で検索したら出てきた。
確かに。。。
味わい深い写真をありがとうございます。

さて、「大きな声」。
私が思うに、大きな声って
出るか出ないか、
ではなく持っているか持っていないか、
なのではなかろうか。

「私の目は一重です」
とか
「私の手は小さめです」
とかのように、持って生まれたものだと思うのだ。

大きく響かせることは、誰でもできる。
できるようになれる。
それと「大

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バッハを弾いて、ストリートピアノデビューしてみた。

松山のミカンと椿のピアノです。椿は市花だそうで、ご縁があるな。。。優しく,おいしい街でした。トランバイが通っています。チェコやスロバキアみたいよー
で、こちらはクレープ屋さんです。「ホットドックみたいなやつ」とポテトをいただいて、おいしかったです。チェコとスロバキアでもクレープみたいな軽食があったっけ。もう、なつかしくなっちゃいます。

歌うこと 好きですか?

歌うこと 好きですか?

と、訊かれることはあまりない。
そりゃそうなのだ。

でも実は答えに困る質問なのだ。

シンプルに「好き」な訳ではないようで。

学生たちが課題として提出した、
歌う動画をチェックした。

本当に楽しそうに、自由に歌っていた。
アカペラなので、音程や拍が怪しい所はあったりする。
でも、それは小さなことで。
直せば良いことだし。
大事なことは全くそこじゃない。

仰向けになって歌う学生がいる。
これ

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雑味のない声で話そう 歌おう

雑味のない声で話そう 歌おう

「美しい声」に、定義はないらしい。
でも、なんとなくみんな
「あんな声」というイメージは持っているのではないだろうか。

大学のヴォーカルボディワーク後期第1回目授業で、
「みんなが憧れる声は?」「みんなが好きな声は?」
と訊いたところ、
「透き通った声」「ずっと聴いていられる声」「聞き取りやすい声」
が、次々出てきた。

これこそみんなが思う「あんな声」ではないだろうか?

声なんて見えないのに

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分かれ道

分かれ道

学生のピアノレッスンの話である。
保育系の大学なので、1年生はピアノが必修だ。

初心者が多い。
音符が読めないことも多い。

ところで、私は初心者のレッスンも好きだ。
伸び率がすごいからだ。

授業では最初の時間に、楽譜を読めるか、楽器経験があるか、
音楽を聴く習慣があるか、など自己紹介の7つぐらいのお題の中で話してもらう。
最後のお題は私への質問で、
これに答えることで大方私の自己紹介は済んだ

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ゴンドラの歌

ゴンドラの歌

クラシックの歌い手は、「再生芸術家」だと私は思う。

楽譜の音符たちを音にするからだ。

仕事としては、しかし、それだけでは音楽にはならない。

文字の場合もそうであるように、

行間(音符間?)を読むという楽しさがある。

「ゴンドラの歌」という曲がある。

私は森繁久弥さんの歌だと思っていたが、

あるとき、ステキなアレンジになっている楽譜を見つけた。

・・・ほう、私たちにも歌えるのか?

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