マガジンのカバー画像

カメラ遊び

210
運営しているクリエイター

2022年10月の記事一覧

森へ 落鮎を手土産に 鮎漁師の徒然

森へ 落鮎を手土産に 鮎漁師の徒然

“森へ 来られませんか?”

一通のメールが入っていた。

秋深まる日 
朝 獲った落鮎達を 手に出かけた。

“お久しぶりです 先生”
“先生はやめてください”
“なら 先生さん”
(笑)
そんな会話から始まる

母娘二人 キャンプ場を 自分達の手で
作りたいそんな 御縁が
繋がっていた

”先生 覚えてます僕?“
さらに 御縁が繋がっていた

森に湧く 岩清水で 落鮎達に串を打つ
火を起こして

もっとみる
秋の日の花火 あさぼらけの徒然

秋の日の花火 あさぼらけの徒然

“花火観に 来ませんか?”
“え? こんな 秋に”

夏の花火が 流れて
秋の空に 舞うとの事
出かけた

庭では 火を起こしている
“バーベキュー?”

いえいえ 後のお愉しみらしい
久々に 集う面々
部屋には 懐かしい写真がならぶ

食べて 呑み
色々な 質問をされる。
“ギランバレーは 今目の前でやってる
事 全て 出来なかった”

当たり前が ある日 突然
当たり前で 無くなったと....

もっとみる
山登りに 行きませんか? 信長の居た山へ

山登りに 行きませんか? 信長の居た山へ

ある晴れた日
誘われた…
“信長に逢いに 山登りませんか?”

履き慣れた登山靴に リュックに水
それだけ持って 出かけた

チャート(海洋生物が堆積したガラス質の化石)は とても 硬く揺るがない
きっと 信長は 石の質をみてこの山を
選んだのだろう

選んだルートは リハビリ兼ねて初心者コースだと 思っていたが
ガラガラの チャート山だった
(初心者にしては キツイなって)

ガリレオ先生は お

もっとみる
あさぼらけの徒然

あさぼらけの徒然

お茶の神さまに 招かれて
いつものように ここに居る
前の日は 徹夜で 窯焚き
昨夜 寝ようとして 床に入るも
寝付けなかった。

何故?

部屋の中は 茶盌で いっぱい
200盌 近くあるのだろう

一盌一盌
一昼夜かけて焼く 
炎のエネルギーが
詰まっている

その中で 爆睡出来るほど
出来上がっては 居ないなって

平安な暮らしをする縄文人
浦島太郎な浮世雲

知床五湖を歩くと言う事は….鮎漁師の徒然

知床五湖を歩くと言う事は….鮎漁師の徒然

ヒグマ師匠に 秋鮭の獲り方を
魅せていただいた。

そして レクチャーを受け
いよいよ 知床五湖を 二時間ほどかけて 歩くのである。

“昔昔 バイクでこの地を
走り回っていた時から
感じていた 大切な事を思い出す。

熊が居たでは無くて 
熊が居る場所にわざわざ 入っていくんだと言う事”

ヒグマは 辺りに居るのである
木には 爪痕がいっぱい

森を歩き 湖に
しばらく眺め
また森へ

あちこち

もっとみる
あさぼらけの徒然

あさぼらけの徒然

秋になり あさぼらけが 愉しみに
アルバムの写真を観ながらnoteを描く

暑いくらいの昨日
相変わらず川に居る

遅い鮎三昧の昼飯

気がつくと なんやら陽射しが
オレンジ色

車庫の2階に上がり
空を眺める

“美しい”

川の中から 観る景色と
また 違う表情

ほんの少しの時間だけど
焼ける空を眺める 

平安な暮らしをする縄文人
浦島太郎な浮世雲

サスティナブルって? 何? そんな知床 

サスティナブルって? 何? そんな知床 

知ってるようで 知らない。

旅の前
知床 地の涯から電話が入っていた。
“お泊まりの日の翌日
知床近辺は車の行き来が出来なくなり
宿の往復もバスで”と
対策として バスの乗り放題チケットを
特別に差し上げます。

“??????”電話口
言われてる意味がよくわからなくて
調べてみた。

警察が付近の道を封鎖して
バスのみの運行をする。
そのチケットをいただけると

“チェックアウト後 宿から

もっとみる
優秀なマシンは 美しいのである

優秀なマシンは 美しいのである

思わず 
“写真撮っていいですか?”って呟いた。

“美しい”

無駄の無い機能美
エンジニアは ゾクゾクする。

なんの話?

そう 今日は 脳ドックの日

どうせなら 最新の機械のある病院を
選んだ。
それは 近所にあった。
朝から回復期リハビリテーション
昼から脳ドック

つまり MRI(核磁気共鳴画像診断装置)
の中に入る日。

初めて入った時は ノイズと閉所に
発狂しそうだったけど

もっとみる
noteで伝える事の素晴らしさ あさぼらけの徒然

noteで伝える事の素晴らしさ あさぼらけの徒然

ヒグマ師匠の秋鮭獲り 動画を
編集していた。
躍動感やライブ感
1分弱に纏めてみた

同じ 景色を 何時間もかかって写真を
選び 言葉綴り
noteに 描いていた。

それぞれの 伝え方はある。
でも

目の前で 起きている 一瞬
一瞬の景色の中に 
一緒に居て その時の感じた事を
振り返り 伝えるには

やっぱり 写真と 文字のnoteかな
って

ほんの少しでも
含みが 伝われば嬉しいです。

もっとみる
“生きる”って事を ヒグマ師匠に 目の前で魅せていただいた朝に  鮎漁師の宝物をご覧あれ

“生きる”って事を ヒグマ師匠に 目の前で魅せていただいた朝に  鮎漁師の宝物をご覧あれ

地の涯の湯は なんとも なんとも
心地よく
あさぼらけから また 温泉へ

そんな 朝
“ずっと ずっと ヒグマ師匠に
逢える気がしている。”

幼少期から 変な子だった。
時々閃き 呟く
“浮かぶイメージを 伝える”
そんな事 あるわけ無いって 皆に
笑われる。
その後 そんな事が 目の前で起こる。
皆は 驚く。
本人は その景色を冷静に愉しんでいる。

“地の涯”を 後に 
昨日 皆が騒いでい

もっとみる
燃える夕陽を観てたら 泣けて来た 鮎漁師の呟き

燃える夕陽を観てたら 泣けて来た 鮎漁師の呟き

激流の中に 立ち 燃えるような
夕陽を眺めていた。

パステルな空から
ダイナミックな空に変わる

朝も 夕も 激流の中に 立っている。
朝も 夕も 鮎は一匹も獲れなかった。

空が ダイナミックに焼けるにつれて
なんだか 川の中で 泣けて来た。

一匹も 獲れないのに
激流の中に立ち 網を打ち続ける

何故?

その瞬間 瞬間 

“生きてるなーって”

感じるから

一年前は 明日はこの夕陽を

もっとみる
やっぱり 激流の川に居る  鮎漁師の徒然

やっぱり 激流の川に居る  鮎漁師の徒然

天気予報は 一日中雨
昨夜はずっと雨だった

鮎漁師は おやすみだと 思ったけど

雨は止み 空は 青空が…

フル装備に着替えて 
やっぱり 川に居る

リハビリ リハビリ

高水で 増水中である

気を抜いたら 足を掬われる

重い投網を 打って行くも 
流れが強くて 綱が痛む…

上空は ツバメ達が舞っている

ここでは これ以上は危険だ….

いつもの漁場へ 
また 獲れない

鮎達も 勢

もっとみる
旅先でのアドバイスは 素直に聞くものだ 鮎漁師 旅の徒然

旅先でのアドバイスは 素直に聞くものだ 鮎漁師 旅の徒然

“やめた方がいい”
その 言葉に 素直に従った。

北の大地
ずっと真っ直ぐな道の途中 
ウトロの街にある
アウトドアショップ

そう 秋鮭を釣るための 仕掛けを
買いに寄ったのである。
ネットで 事前にイメージは して来た。
ただ その時の情報は やはり 現場で
が 一番。

眺めていたら 釣り人の御夫婦が
やって来た。
聞いてみた 

“秋鮭釣れてますか?”

北の稚内から 釣り歩いて来たそう

もっとみる
宿のお姉さんのお薦めは 凄かった….天空の城ラピュタから 地の涯までの道

宿のお姉さんのお薦めは 凄かった….天空の城ラピュタから 地の涯までの道

きっと 薦められて無かったら
登る事は無かったと
“津別峠 行ってください
美幌峠の比では無いから”

落葉に覆われた道
雨の日のバイクや自転車では 無理なんじゃ無いってくらい
まず 車が持つのだろか?
唸りまくるエンジン
燃費の良いはずの車
瞬間燃費5キロを維持してる
.....果たして着くのか?

屈斜路湖を 見下ろす
立派な展望台がある
美幌峠よりも高いらしい

良く登って来れました。

もっとみる