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サスティナブルって? 何? そんな知床 

知ってるようで 知らない。

旅の前
知床 地の涯から電話が入っていた。
“お泊まりの日の翌日
知床近辺は車の行き来が出来なくなり
宿の往復もバスで”と
対策として バスの乗り放題チケットを
特別に差し上げます。

“??????”電話口
言われてる意味がよくわからなくて
調べてみた。

警察が付近の道を封鎖して
バスのみの運行をする。
そのチケットをいただけると

“チェックアウト後 宿から
出る事は出来るけど....
後は バスでの移動になります”

この旅は 流れに逆らわず
旅先で 出逢った人々のアドバイスには
素直に したがっていた。

当日は 朝から晴天

宿を 出て 直ぐ ヒグマ師匠に出逢った。

その後 知床自然センターに向かった。
せっかく バスの乗り放題チケットを
いただけたんだから 使ってみよう

知床自然センターの中
アウトドアブランドのショップと
カフェが併設されている。

久々に 珈琲を飲んでみよう。
バリスタが丁寧に入れてくれる
その間
秋鮭獲りのヒグマ師匠の話をしていた。
“良かったですねー ふらっと来られて
なかなか 観れないですよ”

美味しそうな薫りと共に 目の前に
珈琲が

“あのー 蓋ありますか?”
ニコニコしながら お姉さんは話す
“サスティナブルな観点から 蓋は ありません”

“サスティナブルって 何?”

飲み終えたあと ちょうどバスがやって来た。
そう せっかくの晴天 知床五湖を
歩いて回ろう。
パンフレットに ガイド付きバスの案内があった。
知床自然センターから 知床五湖までの
20分間 ガイドさんが 知床を語ってくれる。

車内では ガイドさんが
色々な 話をしてくれる。
その中で ガイドさんは呟く

“今更 サスティナブルって言われても
知床は ずっとずっと以前から
その活動をして来たから 今がある。

サスティナブルって なんでしょね?”

知床五湖に着き 
フィールドハウスで
チケットを買い 散策の手続きと
レクチャーを受けないと 五湖の散策は出来ない

昨日は ヒグマが出たからクローズに
なっていた。

さっきまで 目の前に居られた
ヒグマ師匠
こうやって観たら やっぱりデカいな

“ヒグマに出逢ったら 先には進まず
今来た道を戻り 後から来る散策者
ガイドに直ぐに伝える事”
たとえ それが 最後の湖の前であっても…..

レクチャーを受け 

今 知床五湖地上遊歩道入り口に立つ。

ヒグマが居る森に 人が お邪魔を
するのである。

“サスティナブルって 何?
知床にて….. “ 鮎漁師は呟く

平安な暮らしをする縄文人
浦島太郎な浮世雲

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