二ノ丸友幸/人材育成プロデューサー/プロラグビーコーチ/「#他競技から学ぼう」代表プロモーター
記事一覧
日本人が感情を顔(表情)に出してしまう理由とは?
みなさんもこんな経験はないでしょうか?
目上の人(先輩、上司、監督、コーチなど指導者等)から何か意見を求められ、話していると、その人の表情が固くなり、眉間にシワがより、顔首が斜めになり、最後は腕組みをされ、最後まで話せなくなってしまった経験はありませんか?
つまり、「心理的安全性(自分の意見や考えを過度な緊張がなく話せる状態のこと)」が一瞬にしてなくなる瞬間ですね。
話す人は「聴く人の顔」を
「選手(部下)に考えさせる」マジックワードの落とし穴とは?
最近、スポーツ界(ビジネス界も同様)で「選手(部下)に自ら考えさせる」というマジックワードをよく目にしますが、もちろん必須要件であり、私もその機会、環境を日常的に選手に提供しています。
しかし、マジックワードと表現した通り、言葉だけがひとり歩きしている感は否めず、パフォーマンスになっているだけの現場をよく目にします。
それでは、身近に見聞きした実例等を紹介しながら考えていきましょう!
①小学
指導者に求められる「語彙力」「言語化力」
「語彙力」「言語化力」が求められるのは、指導者に限ったことではありませんが、教育体系の問題でもあり、SNSの弊害でもあり、コロナによる問題など、様々な要因が考えられますが、我々の「語彙力」、更には「言語化力」の低下を感じることが多くなりました。
例えば、
スポーツ現場での選手の「語彙力」「言語化力」
特に団体競技であれば、選手間でのコミュニケーションは必須であり、頭のイメージや自分の考えを正確
「不快適」と向き合い「やり抜く力」を鍛える!
2月も終盤を迎えますが、まだまだ寒い!
毎朝、目覚めと共に布団から「出る、出ない」の葛藤!
みなさんも同じではないでしょうか?
まさに朝イチの「不快適」との戦い!
今回はこの「不快適」をテーマにみなさんと共有、共感して頂ければ幸いです。
こんな言葉があります。
〜人の成長には「快適」より「不快適」を求めよ!〜
人間はもちろん「不快適な」より「快適」を求めるのが自然ですし、当たり前ですよね。
第101回全国高校ラグビー大会奈良県決勝 vs.天理 を終えて
11月に入ると、高校ラグビーにおいては全国大会出場切符をかけた闘いが全国各地で佳境を迎えた。
その一つに、ラグビーファンやメディア等により称される「至極の戦い」がある。
奈良県決勝、御所実 vs.天理 である。
私は御所実のコーチに携わらせて頂いてから早いもので今年で8シーズン目となる。
現在、埼玉パナソニックワイルドナイツで活躍する皆様お馴染みの竹山選手、NECグリーンロケッツ東葛の吉川選手
子供や選手に対して、なぜイライラするのか?不必要に怒ってしまうのか?
「はやくしなさい!」
「なぜ、一回でできないの?」
「なぜ、分からないの?」
などなど、親が我が子に対してや、指導者が選手等に対してよく言う、よく耳にするフレーズではないでしょうか?
大半は親、指導者、つまり大人がイライラ感を隠せず発するフレーズ。
みなさん、いかがでしょうか?
みなさんも心当たりがあったり、イメージできるのではないでしょうか?
では、なぜ、子供や選手に対して、イライラを覚
元サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)佐々木則夫氏との対談を終えて!!
ラグビー部における8月は夏合宿シーズン!
ラグビー夏合宿のメッカと言われる長野県菅平(すがだいら)にて、10日間の夏合宿を過ごしてきました。
コロナにより、あらゆる制限、突発的な変更はある中での合宿ではありましたが、全日程、大きなトラブル、怪我なく終えれました。(台風等の影響で雨が凄かったですが、、、)
さて、私事ですが、日常から様々な競技の指導者と積極的交流を図り、自身も含め、コーチとしての
第8回全国高校ラグビーセブンズ大会へ望む
7月17日より第8回全国高校ラグビーセブンズ大会がラグビーのメッカ長野県菅平にて開催される予定である。
昨年はコロナにより大会自体が中止になりましたが、今年は無観客やチームの帯同人数なども厳格なルールに基づき、開催されます。
日本ラグビー協会、大会運営スタッフだけではなく、長野県、菅平観光組合等含む地域の皆様のご理解、ご尽力の「おかげさま」でこの大会が開催できること、そして、御所実業ラグビー部
指導者のよくある言動シリーズ① 〜選手に「はい!」しか言わせていない?〜
「指導者のよくある言動シリーズ」と題して、FacebookやTwitterに投稿したところ、コメントやDMを多数いただき、予想を超える反響がありましたので、お礼の気持ちと共に、少し深掘りした内容を付け加えてお伝えしていきたいと思います。みなさまにとって、何らかの気づき、きっかけになれば幸いと思います。
さて、今回は日本の指導現場でよく見受けられる「指導者と選手との関係性」で代表的なシーンをピック
私が考える “デュアルキャリア〟 の必要性
“デュアルキャリア〟
私自身、この言葉を意識して発信するようになり、かれこれ10年が過ぎようとしています。
ようやく世の中にもこの言葉が認知され、ネットやSNS等でも目にするようになりました。
一方で、「デュアルキャリア?ああ、知っていますが、アスリート(スポーツ選手)に関係する言葉ですよね?私はスポーツしていないので、あんまり関係ないような。」
このような言葉を耳にする機会も少なくありませ
教師定年を迎えた御所実業ラグビー部・竹田監督との出会いエピソード②
〜これまでのあらすじ〜
U17日本代表候補合宿にて、当時高校2年生だった竹山(パナソニックワイルドナイツ)、吉川(NECグリーンロケッツ)、湯川(リコーブラックラムズ)、菅原(近鉄ライナーズ)、矢澤(東京ガスラグビー部)など、御所実業ラグビー部の彼らと出会い、「御所実にコーチとして来てください!」という彼らの言葉を最後に合宿は終わりました。
合宿の翌日は月曜日。
当時、株式会社クボタの社員だった
教師定年を迎えた御所実業ラグビー部・竹田監督との出会いエピソード①
奈良県立御所実業高校ラグビー部並びに名将竹田監督との出会いは10年前に遡る。
2012年、日本ラグビー界では最年少日本代表カテゴリーであるU17日本代表候補合宿(近畿エリア)に私は日本ラグビー協会リソースコーチ(協会から任命を受けたトップコーチ)として参加していました。
その合宿には、高校ラグビー激戦区近畿エリアならではのスキルが高く優秀な選手が集っていました。
大阪桐蔭、東海大大阪仰星、常
壁を作るのも、壁を壊すのも全て自分自身である!
「#他競技から学ぼう」プロジェクトが始動し、早いもので2週間が経ちました。
ありがたいことに沢山の方々からのご賛同、問い合わせ、セミナーなどへのお誘いなど頂いております。
改めまして、ありがとうございます。
本活動概要にも書かせて頂きましたが、私自身、他競技の方々のお話を聞く機会に恵まれ、交流を重ねることで新鮮な学びや気づきが非常に多くの知見を得れました。
個人競技と団体競技、屋内競技と屋外競