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教師定年を迎えた御所実業ラグビー部・竹田監督との出会いエピソード①

奈良県立御所実業高校ラグビー部並びに名将竹田監督との出会いは10年前に遡る。

2012年、日本ラグビー界では最年少日本代表カテゴリーであるU17日本代表候補合宿(近畿エリア)に私は日本ラグビー協会リソースコーチ(協会から任命を受けたトップコーチ)として参加していました。

その合宿には、高校ラグビー激戦区近畿エリアならではのスキルが高く優秀な選手が集っていました。

大阪桐蔭、東海大大阪仰星、常翔学園、報徳学園、関西学院、京都成章、京都工学院、天理など(私の母校「啓光学園」の名をここに挙げれなくなったのが残念ですが。)

その中でひときわオーラを放っていた選手がいた。その選手とは、御所実業の竹山晃暉(現ジャパンラグビートップリーグ•パナソニックワイルドナイツ)でした。

合宿オープニングからメモを取り、積極的に発言し、私に対しても何ら物応じせずに話しかけてくる。

後に彼に「なんでオレにあんなに話しかけてきたの?」と聞いたことがあります。
彼の回答は、「だって、マルさん他の日本代表のコーチと違って変に圧がないし、全くオーラないし、話しかけやすかったから」と答えています。褒められたのか、けなされたのか!?

この合宿には、御所実ラグビー部の選手は上述の竹山選手を含め、8人程選出され参加していました。竹山ほか、吉川(ジャパンラグビートップリーグ•NECグリーンロケッツ)、湯川(リコーブラックラムズ)、菅原(近鉄ライナーズ)、矢澤(東京ガスラグビー部)など、現在も最前線で活躍中のメンバーです。

この合宿も最終日を迎え、彼らは全員で、各コーチ、スタッフ、関係者に対してお礼の意を伝えていました。
そして、最後に私のところに来て「マルさん、3日間お世話になりました。ありがとうございました。」とわざわざ言いに来てくれたのである。嬉しかったですね。笑

竹田先生を前に、私が言うことではないですが、分かりやすく説明するために、あえて言うと、日常の指導や教育が、こうして指導者や親元を離れた時にでも、アウトプットできるんだなと感じたのを覚えている。
(日常していないことは、できませんよね。)

ここまでであれば、普通の話ですが、彼らとのエピソードはまだ続きがあります。


吉川(後に御所実キャプテン)が「マルさん、御所実にコーチとして来てくれませんか?大阪住んでいるんなら来れますよ!」と。

私は選手から来て欲しいと言ってもらえたことに嬉しさを感じながらも、「ありがとう。オレも御所実みたいな魅力あるチームでコーチできることならさせてもらいたいよ。でもね、竹田監督や他のコーチ、つまり大人からちゃんとお声がけしてもらえないとなかなかね、、、」

という、ありきたりな回答をしたのです。

すると、彼らはこう返してきた。

「わかりました、任せてください、先生にお願いするので、連絡先教えてください!」

言われるままに、LINEを交換し、電話番号を伝えたのである。ただ、所詮、子供が言うことであり、そんな御所実ラグビー部たる竹田先生から連絡なんか来ることはないと思いながら、、、彼らと握手をして別れたのである。

当時、私は独立起業する前で、株式会社クボタの社員として働きながら、週末を利用し、プロラグビーコーチ、コーチのコーチになる為の修行をしていました。

つまり、合宿の翌日は月曜日。
私は、クボタのオフィスで朝の定例朝礼に参加していました。

すると、未登録番号から着信がありました。
そうです、竹田先生からの電話だったのです。
今でも忘れないこの電話!

続きは、次回、「教師定年を迎えた御所実業ラグビー部&竹田監督との出会いエピソード②」にて、ご紹介させて頂きます。

また覗いてください、よろしくお願い申し上げます。

【二ノ丸トピック】

4月1日より「#他競技から学ぼう」“コーチのコーチ” 二ノ丸友幸の1on1コーチング をスタートします。

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そこで、“コーチのコーチ” 二ノ丸友幸の1on1コーチング を正式にリリースし、活動スタートする運びになりました。

詳細は二ノ丸友幸公式ホームページ」からご確認ください。

私のコーチングの特徴である、依頼者の悩みや現状を踏まえ、カスタマイズしたアプローチで最善策や解決策を導きたいと思ってますので、ご興味ある方は是非、ご参加ください。

【こんな人にオススメ!】
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 ・保護者との良好な関係構築したい
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 ・1on1面談スキルを向上したい


【コーチング哲学】
 ・自競技の常識は他競技では通用しない、
  自競技の問題は他競技の問題でもあり、
  日本スポーツ界の問題でもある
 ・選手に対して良かれと思っている言動
 (指導)は、実は選手の成長の妨げになって
  いる
 ・今、スポーツ選手に求められるのは、自分
  で考え行動できる選手(自考動型人材)で
  ある


【コーチングスタイル】
 ・一方向的なコーチングスタイルではなく
  受講者のニーズ・お悩みに寄り添った   
  カスタマイズしたレクチャーです
 ・多くの競技からの指導経験の実例を交えた
  実践的な学びをご提供いたします
 ・受講者の特性に見合ったアプローチで解決
  策を導きます


【コーチング実績】
  
バレーボール・カーリング・陸上競技・自転車・バスケットボール・ボート・山岳・ライフル射撃・スポーツクライミング・スキー・トライアスロン・水泳・水球・卓球・野球・柔道・アイスホッケー・サッカー・ボーリング・ラグビーなど(順不同)

よろしくお願い申し上げます。


二ノ丸友幸(プロフィールはここをクリック)

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WEB:https://www.work-life-brand.com
MAIL : info.worklifebrand@gmail.com
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