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無限に広がる写しの世界「ファンタジア」
海辺には、珊瑚や貝殻、流木や植物の種
石ころや砂、人工物など
様々な造形が溢れていて
同じものでも、よーく見ると
同じようでいて、同じではない。
ひとつひとつ違う、という事が
とても面白いなと思う。
Tida Panaは、その面白さを伝えたくて
2009年から、海辺の欠片たちを拾いあげて
アクセサリーにしています。
割れていたり色あせていたり
形が伴わない貝殻や珊瑚を
拾いあげているけれど、
アンティーク家具との出会い
家を建てる事が決まってから
自分達の未来の姿を
たくさん想像するようになった。
10年、20年、30年、40年後…と
2人で、どんな暮らしをしていたいのか
どんな生き方をしたいのか
たくさん考えるようになった。
互いの、老いや死についても
たくさん話し合うようになった。
私達夫婦にとって一緒に食事をする事や
共に過ごす時間や空間は、とても大切。
時を重ねる事を味わい愛でられる
アンティーク
珊金平糖(さんこんぺいとう)
海辺に流れ着いた
真っ白に風化している珊瑚を
手作業で、小さく、まーるくして
金平糖のような形に仕立てた装身具。
珊金平糖を制作する、きっかけとなったのは、かれこれ9年位前のこと。
知人から、お土産を頂いた事が
始まりでした。
何が入ってるのかなぁと包みを外すと…
大きな大きな、真っ白い金平糖が
透明の瓶いっぱいに入っていました。
金平糖といったら、
小さくてカラフルなもの
というイメー
アンティークのような欠片たち
海辺に流れ着く貝殻たちに
魅かれる理由は
ひとつひとつの欠片が
アンティークのように
時を感じさせてくれるから。
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私は高校生の頃から
古いものが大好きでした。
高価なブランド品に憧れる年頃
にも関わらず、そういったものに
全く興味がなく、
いつの時代のものか分からない
古い家具や食器、雑貨などに夢中でした。
その頃住んでいた家の近くには
お洒落なアンティークのお店が
無かったので