三浦崇宏
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令和のマスの動かし方/ヒットの魔法ーーYOASOBIプロデューサー 屋代陽平 ×『マツコ会議』仕掛け人 橋本和明 × GO 三浦崇宏
最近一番テンションが上がった仕事は?YOASOBIの海外公演と『ヒロミ、キャンプ場を作る。』『愛のハイエナ』三浦:メジャーコンテンツを手がけられてきたお二人と一緒に「ヒットとは一体何か」「今の時代を動かすきっかけとは何か」を話していきたいのですが、まずはアイスブレーキングとして「最近一番テンションが上がった瞬間」から聞かせてもらえますか?ちなみに僕は、京極夏彦が17年ぶりに新作長編『鵼の碑』を出
GO三浦の人生を変えた10冊。『木曜日は本曜日』に寄せて
『木曜日は本曜日』プロジェクトとは?
『木曜日は本曜日』このプロジェクトは、東京都書店商業組合と、GOが共同で手がけた。街の書店に人を呼び込むためのプロジェクトだ。
2001年には全国で2万店以上あった書店が、2020年には約11000店舗まで減少。
20年間でおよそ半分の数になってしまった。いうまでもなく、大ピンチ。存続の危機だ。
理由は大きく三つある。まずは生活者の余暇時間の過ごし方が多様に
ピンチはクイズだ。あるいはwithコロナの時代の挑戦者たち。
ピンチはクイズだ。白状しよう、ワクワクしている。不謹慎と言われることは承知の上だ。おれはワクワクしてる。新型コロナウィルスCOVID-19の襲来により、人類が大きな危機に直面している。わかってる。多くの方々が直接的に、間接的に、苦しい思いをされている。我々は、団結してこの状況を乗り越えなくてはいけない。だが、いや、だからこそ、ワクワクしてしまうのだ。経営者ならば修羅場を乗り越えるのが仕事だ。クリエ
もっとみるVUCAとかそろそろぶっ飛ばそうぜ。あるいはスレスレ非合法ぐらいの逆転の思考法
1-かつてのナシもナシじゃないってのは別に悲しい話じゃない(「Still Changing 」RHYMESTER)
白状する。2020年なんて、10年くらい先の話だと思っていた。自分の体重が3桁になるなんて思っていなかった。36歳になったら結婚して子供の二人くらいいて代々木公園に住んでいると思っていた。現実は、36歳の元気な独身として港区のマンションで暮らしているし、体重はダイエットしてるのにな
GO FIGHT CLUB―闘争を通じた育成の宣言、あるいはクリエイティブディレクターという職業について。
日本にはクリエイティブディレクターが足りない。多分、全国で800人くらい、現役で本物に絞ったら200人くらいしかいないんじゃないだろうか。
令和2年を迎える前に、この問題に対してきちんと向き合わないといけないと思った。パーティが好きそうな女優がやばい薬をやっていたとか、お気楽そうな総理大臣が自分と奥さんの仲良しばっかりお花見に誘っていたとか、「プーさんがハチミツを舐めていました。また、力士はち
マーケティングの新しい定義、あるいは海賊の心得。
平成のその先の時代へ。そろそろマーケティングの定義をアップデートしないといけない。それはそのままGOの2019年の戦略でもある。一緒に冒険してくれる仲間がいたら嬉しい。【文末に重要な告知あり】1:アメリカかよ? 2018年の大晦日、那須川天心がフロイドメイウェザーのパンチに屈したとき、ぼくらは気づいてしまった。メイウェザーが天心をナメていたんじゃない。ぼくたち日本の格闘技ファンがメイウェザーをナ
もっとみる休暇の理由あるいは踊らされるな自ら踊れ
明日10月23日から30日まで、おやすみをいただきます。会社員時代も入れてこんなに長く休むのは初めてかも。バカンスみたいな出張ばっかりしてるからまぁそれはいいんだけど。
個人的な話をする。ぼくの父は若い頃、暗黒舞踊という謎のジャンルのダンサーだった。それなりに有名で、ヨーロッパを旅したりしていたという。その後、美術商になったりもしたけど、今は無職だ。82歳になる。ぼくは3回目の結婚で生まれた
2017年11月24日の青木真也。あるいはおれたちに明日はある。
『おれたちはみんなドブの中にいる。だけどそこから星を見上げてるやつもいるんだ』オスカー・ワイルド
シンガポールに行って来ました。盟友の総合格闘家、青木真也選手の応援に。同じく友人の編集者、箕輪さんと。
同い年で、同じ早稲田大学に通っていた青木選手。今年のはじめに、中川淳一郎師匠の紹介で仲良くなって、友人付き合いをさせてもらってる。対談もした。だけどぼくは大学生の頃から、ずっと青木真也のファ