見出し画像

新大陸はある、あるいは自分に叩きつける挑戦状。

2019年9月16日で36歳になりました。

おめでとう自分、ありがとうみんな。
こんな日はこんな言葉を口ずさみたくなるよなLIBRO
「雨降りの月曜、始まる原因不明の熱病、成長の延長線上」
そんなわけで、「自分に叩きつける挑戦状」

500年前、コロンブスは『新大陸はある、地球からは落ちない』と断言して、世界の果てまで船を漕ぎだした。なんか最近、この気持ちがすげえわかるんだよな。あまりにも頼りなくて、だらしなくて、洗濯も掃除もできない、短気で肥満体の自分を信じる気持ちには到底なれないが、この世界のことはなんか信じてもいい気がする。嫌なこと、見たくないこと、辛いことだらけだけど、面白いこともいっぱいあるし、優しい人も多いし、変えられることもたくさんあるだろうし。青木真也も闘ってるし、自分よりも若くて優秀で必死な人たちもたくさんいるし、先輩たちの背中は追い抜くために近づくほどそのデカさに気づかされる。父親は83歳だけど踊り続けてる。いつまでおれは遠征費用と衣装代を払わなければいけないのだろうか。そんな面白いことばかりなんだからこの世界は信じるに値する、というよりは、疑っている余裕がないって感じかな。そんな暇があれば前に進んだ方がいい、いいからいけよ、おれ。

(日本現役最高齢暗黒舞踏家 三浦一壮氏)

10の計画、宣言と言った方がいいか。

人生36年目、クリエイター稼業13年目、GO設立3年目。あまりにも毎年言ってるから説得力ないかもしれないけど、今回はガチだ。ここからの一年はいよいよ本格的に勝負の一年になる。10の勝負と実験の予告をしておく。自分を追い込むために。言わなきゃよかったのにって明後日には思うことになるだろうけど。予告ホームランは予告しないと打てない。

①GOは広告の新しいビジネスモデルをつくるよ。
大好評をいただいたラクスルとの合同事業はに続き、また新しい仕掛けを進めてる。広告はメディアのビジネスじゃなくて、クリエイティブのビジネスだと証明して見せる。時間はかかるかもしれないけど、この国のクリエイターの年収を上げる。GOという企業の存在意義は「クリエイティブという市場の拡大」だ。すなわち社会における変化と挑戦を増やすことでもある、それがクリエイターの出番だからね。

②国・政府・行政との仕事を増やすよ。
コンサルティング・企画・論説委員・講演・審査員とか、公共に関するいろんなお仕事のオファーをもらうようになってきた。よっぽどのことがない限り片っ端から受けていくつもりでいる。ゲリラ思考のアナーキストが国の仕事なんて笑えるだろうか。違うよ。国も国なりにゆっくりでも変わろうとしているんだ。現場の官僚や役所の若者たちと話していればわかる。同世代、みんな戦ってる。外側から石を投げるより、中から意識を変えていく、スパイやトロイの木馬はゲリラ戦術の基礎中の基礎だ。(写真は先日若手官僚向けに講演した時の資料、同じような話を今週は渋谷区でやります、興味ある人は来てみてね)

③本も出るよ。
サグラダファミリアばりにいつ出来上がるのかわからない三浦の人生初の単独著書、いい加減に今年は出るはず。たぶん「言語化」についての本になるだろう。小説も書いてる。他にも何冊かオファーをもらってる。
「クリエイティビティの定義について」「ビジネスパーソンの心得」「ツイッター名言集」とかとか。無責任に請け負ってしまって編集者の皆様にはご迷惑をおかけしています。でもやります。やるってば。お楽しみに。

④ちょっとやせるよ。
去年、100kg超えたからね、周りが心配を超えて好奇心の目で見てくるようになってきた。動物園のパンダじゃねぇんだ。いい加減痩せないと体に良くない、心配がストレスになってまた食べる量が増えてる。ちょっと体を動かしたら膝が壊れる。こんなんじゃ戦えない。最近はパーソナルトレーナーの先生に面倒を見てもらうようになった。ストレッチと見せかけて関節技をかけてくる熱い男だ。K先生よろしく。

⑤仲間が増えるよ。
GOという会社はほとんど海賊船だ。腕利きのゴロツキが自然と集まってくる。戦略コンサル出身のスーパースター、大手PR会社のナンバー1戦略プランナー、すげぇ優しい美人、何ができるかわかんないけど勢いのあるイケメン、スタートアップマニア、占い師みたいに本当のことをザックリ言ってくれるコピーライター・・・早くいくなら一人で行け、遠くまで行くならみんなで行け。新大陸はけっこう遠いから、みんなの力が必要だ。俺がいちばんワクワクしてる。みんなにも楽しんでもらえるニュースになるだろう。

⑥塾を開くよ。
5GやAIの話を出すまでもなく、テクノロジーの進化で社会のあり方は変わる。当然モラルや人間の身体感覚も変わっていくだろう。そんな時代に「クリエイティブ」の定義だけが変わらないなんてことはあり得ない。むしろ一番スピーディに更新されるべきもののはずだ。そんなわけで、まだ誰も定義できていない今の時代の「クリエイティブ」を学ぶ塾を開きます。オンラインサロンじゃない、カンファレンスでもない、ガチなやつ。コピー、デザインの基礎から始まり、SNSの使い方やメディアの編集に関することまで、この時代をサバイブするための技術を体系化して伝えるという、それ自体が実験みたいな塾。最先端で実験と仮説検証を繰り返してる最高の講師陣とメンタルに負荷をかけるレベルのハードコアなカリキュラムを準備してる。
受講料がけっこう高いから希望者はもう今から貯金し始めた方がいいかもしれない。

⑦メディアをつくるよ。
広告が産業を超えて、文化であるならば、 そこには健全な批評の場が必要だ。 単なる賞賛ではない、権威への従属ではもちろんない。 批判でもなければ、炎上でもない。 作り手と観測者がモラルを持って、これからの時代に広告という文化がどんな風に進化していくかを定義し直すためのメディアをつくる。腕利きのライター、編集者、クリエイターたちが続々と集まってきてる。まだまだ議論を進めているレベルだけど、絶対やるって自分を追い込むためにも書いてみた。

⑧フリースタイルダンジョンのゲスト審査員になるよ
あ、ごめん、これは根拠も何もないただの妄想。決意表明と言ってもいい。遠すぎる目標だけど、決して自分から諦めるつもりはないよ。今日もYouTubeでバトル動画見漁ってる。

⑨まだ言えないやばいプロジェクト

⑩進行中の極秘プロジェクト

あの古き良き誇らしき昔より、来てない明日の方がきっと面白い

結成20周年を迎えたTHABLUEHERBじゃないけど・・・こんな感じで、36年目はますます騒がしくなることは間違いない。昔、博報堂でクリエイターとして伸び悩んでいた時、大学時代から親しかった同期の友人にこんなことを言われた。
「今のお前はボブサップにパターゴルフをやらせてるみたいで見てられないな」って。
本当はもっともっと潜在能力を爆発させて暴れまわりたかった、でも、いくつもある細かいルールやそもそもの競技のスケール的に、大きな体を懸命に縮めながらプレイしているように見えたのだろう。今は、あらゆる能力を全開放して思いっきり暴れられてることには本当に感謝してる。ただ、それでもあまりにもこの社会というフィールドが広くて、それなりに大きいと思っていた自分の体が、まだまだ小さいと思い知らされることばかりでほんと嫌になる。楽しい。行ったり来たりだ。
この2.3年、会社つくって、仲間が集まってきて、ツイッターのフォロワーも増えてきて、ようやくなんとか人生のスタートラインに立てたような気がしてるんだ。やりたいこと、やらなきゃいけないこともたくさんありすぎて、ちょっと考えるだけで身震いするけど『千里の道も一歩から』っていう絶望的に本当のことを普通に言ってるだけのことわざを胸に刻んで、一歩ずつ前に進んでいくしかない、数え切れない徹夜を乗り越えて今ここにいるんだ。働き方改革なんていう言葉は10年前にはなかった。そのことに今は心から感謝してる。(GOはコンプライアンス重視の企業です)どれだけプレゼンしても、どれだけ打ち合わせをして、どれだけ企画して、どれだけ生み出したって、地球からは落ちない。きっと新大陸はある。

何一つ、足を止める理由はない。自分にいうよ、いつものセリフを。

**いいからいけよ。 **

みなさま、頼りない経営者、未熟なクリエイター、不器用な人間ですが、36年目の三浦崇宏もどうぞよろしくお願いいたします。感謝と尊敬と希望を込めて。雨降りの月曜の朝に。

ツイッターはこちら

インスタはこちら

デヴィ夫人

そういえば、昨夜、昔から三浦の面倒をみてくれるお友達と誕生日パーティをしていたら、歩くパワースポットことデヴィ婦人と偶然にもお会いできた。36年目、幸先いい。やってやろうじゃないか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?