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ジョン・ロックの『人間知性論』を卓球にフル活用しよう!

「自分には才能が無い…」

そう悩んでいる人は多いと思います。



しかし「イギリス経験論の父」ジョン・ロックは、

「生まれつきなんて無い!経験のみが人を創るんだ!」

と言います。


先天的な、いわゆる「才能」というものの存在を否定しています。



ということで今回は、ロックの『人間知性論』を、僕なりに解釈して卓球に落とし込んでいくことで、「才能」というものの正体を暴いていきたいと思います。



『人間知性論』を正確に読み取る気は全くありません。

「卓球に生かす」ことを目的に、容赦なく都合の良い解釈をしていきます!



それでは、「卓球経験論」の始まりです!



参考文献

『人間知性論(一)』
『人間知性論(二)』
『人間知性論(三)』
『人間知性論(四)』
著 ジョン・ロック
訳 大槻春彦
岩波文庫

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①分からないことは考えても時間の無駄だから、分かることを考えよう。
②「試合で何をすれば良いか分からない」のは、自分の力量が分かっていないから。
③生まれつきの才能なんて無い。練習が全て。
④センスのある人は「なんとなく最初からできちゃう」のではなく「体を指示通りに動かせる」。
⑤アドバイスを盲信せず、自分で噛み砕くことが大事。
⑥思考停止して楽になりたいから、「生まれつき」という言葉を言い訳に使う。
⑦「感覚を得る」と「内省をする」の繰り返しで上手くなっていく。
⑧「感覚」には3種類あります。
⑨3種の「感覚」を一致させることで、上手く返せるようになる。
⑩感覚は、得に行かないと心まで届かない。
⑪考えなくても動けるレベルになるまで、ひたすら慣れよう。
⑫「知覚」をすればするほど、上達は速くなる。
⑬注意と快苦と反復によって、身に付いたものを固定できる。
⑭たくさんの人と練習することで、初対戦の相手に対応しやすくなる。
⑮今の打ち方はどれくらい良かったのか、一回一回しっかり考えよう。
⑯絶望して悲しそうにしてますけど、本当は「絶望したかった」んじゃないですか?
⑰これまでの観察を基に、次のボールを予測することができる。
⑱辞めようが続けようがモヤモヤは続く。抜け出すには、成功するまで続けるしか無い。
⑲夢見るだけでなく、現状の不満を自覚しないと、高みを目指すことはできない。
⑳「感情を抑えられない」は言い訳。
㉑未来の大きな幸福より、目先の小さな幸福に目がくらんでしまう。
㉒チャレンジすることを習慣化すれば、チャレンジしない勇気が無くなる。
㉓自分の打球だけでなく、相手のリアクションも観察しよう。
㉔目と手が敏感になり、感覚をしっかり記憶すれば、微調整ができる。
㉕ループドライブとスピードドライブの区別が意外とついていない。
㉖なんの技術か分からないことをやると、相手は混乱する。
㉗他人の悪いところはよく見えるが、自分の悪いところはなかなか見えない。
㉘あらかじめ相手の実力を調べないと、終盤で何をすればいいのか分からなくなる。
㉙自分がイヤなことは、相手にも使えるかもしれない。
㉚目に見えることだけでなく、目に見えないことに気付けるか。
㉛得点パターンは、「覚える」のではなく、「理解」しよう。
㉜未来の上達した自分をイメージすれば、今の下手な自分を愛することができる。
㉝「分からない」にもレベルがあり、レベルによってすべきことも変わる。
㉞アドバイスをもらって終わりではなく、その感覚を掴むまでは猛練習あるのみ。
㉟「練習でできることが試合ではできない」のは、何か「やってない練習」があるから。
㊱自信をつけるには継続が必要なので、試合前日に頑張ってもしょうがない。
㊲卓球は、判断をしなければならないが、判断を急いではいけない。
㊳人の意見を鵜呑みにしているうちは、あなたは何も知らない。
㊴技術習得の第一歩は、その技術を本気で愛すること。
㊵判断を誤る4つのパターンを避ければ、正しい判断ができる。
㊶自分の卓球に固執すると、変える必要があっても勇気をなかなか持てない。
㊷正しいものより、願望通りのものを信じてしまう。

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