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あらかじめ相手の実力を調べないと、終盤で何をすればいいのか分からなくなる。│ジョン・ロックの『人間知性論』を卓球にフル活用しよう!㉘

第三巻 ことばについて
第六章 実体の名前について

私たちの諸機能は、実体に観察される可感的観念の集合より以上には実体を私たちに知らせず、区別させない。

対戦相手の実力を知るためには、「観察」が必要です。

試合終盤で、作戦を決めたとき、

「効かなかったらどうしよう…」

と考えている人は、観察ができていません。




例えば、気になる異性とのデートで、パクチー料理のお店に行こうとしています。

このとき、

「パクチー嫌いだったらどうしよう…」

と考えているようではダメなわけです。



「パクチー好き?」

と、あらかじめ聞いておけば、心配する必要は全く無くなります。



卓球も、

「あらかじめ確認しておく」

ことが重要です。



試合終盤で、

「フリックできるかなぁ…」

とならないように、試合序盤であらかじめフリックをやってみればいいんです。

それで、相手のサーブに対してフリックがやりやすいなら、終盤でもやればいい。

フリックがやりにくいなら、やらなければいいんです。



あらかじめ、

「相手のループドライブはブロックしやすい」

と分かっていれば、フォア側にツッツいて、ループドライブをさせればいい。

「相手のループドライブはブロックしにくい」

と分かっていれば、ツッツキをしなければいいんです。



このように、「あらかじめ確認しておくこと」が、卓球では重要です。

試合序盤から、点を取ることだけに必死になっていると、情報不足になり、終盤で困ってしまいます。

試合序盤は、とにかくいろいろ試して、相手の情報をかき集めましょう。


㉗他人の悪いところはよく見えるが、自分の悪いところはなかなか見えない。
㉙自分がイヤなことは、相手にも使えるかもしれない。

ジョン・ロックの『人間知性論』を卓球にフル活用しよう!

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