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得点パターンは、「覚える」のではなく、「理解」しよう。│ジョン・ロックの『人間知性論』を卓球にフル活用しよう!㉛

第三巻 ことばについて
第一〇章 ことばの誤用について

たとえば、知恵・栄誉・優美などは、だれの口にもまったくひんばんに上ることばだ。が、これらのことばを使う者のひじょうに多くは、自分の言う意味がなにかと問われれば立往生して、答えるところを知らなかっただろう。

得点パターンを「覚える」と、常にそれをやろうとしてしまいます。

しかし、ひとつの作戦が常に通用するということはありません。

通用するときもあれば、しないときもあります。

どんなときに通用して、どんなときに通用しないのか、それを「理解」する必要があります。



例えば、

「ループドライブからのスマッシュ」

という得点パターンを「覚える」と、ループドライブをして、相手が良いブロックをしてきても、強引にスマッシュを打ちに行ってしまいます。

これではいけないわけです。



相手のブロックが甘いときに、この得点パターンは成立します。



そのために、ループドライブはどのコースに打つべきか。

どのコースに返ってくるのか。

その流れに持ち込むために、サーブレシーブはどうするか。

ここを考える必要があります。



それを「理解」すると、得点パターンが使えるようになってきます。



得点パターンを単に丸暗記するのではなく、なぜそのパターンが成立するのか、どういうときにそのパターンが成立するのか、そこまで理解しましょう。


㉚目に見えることだけでなく、目に見えないことに気付けるか。
㉜未来の上達した自分をイメージすれば、今の下手な自分を愛することができる。

ジョン・ロックの『人間知性論』を卓球にフル活用しよう!

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