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思考停止して楽になりたいから、「生まれつき」という言葉を言い訳に使う。│ジョン・ロックの『人間知性論』を卓球にフル活用しよう!⑥

第一巻 生得思念について
第四章 理論的と実践的の双方の生得原理にかんする別の考察

生得原理があるという教理がひとたび確立さてしまうと、この原理の信奉者たちはいや応なしにある教説を生得原理として受けいれるようになるからであり、これは、その人たちに自分自身の理知と判断力とを使わなくさせ、教説をさらに検討せずに信じ、言われるままに信用させることだった。

「天才」
「才能」
「センス」
「生まれつき」

これらの言葉は、思考停止するためのものだと、僕は思っています。



「あの人は上達が速いのに、俺は全然上達しない…」

という現実を受け止めるのは、あまりに辛いものです。

なので、

「あの人は才能があるから上達が速いんだ!」

と、諦められる理由をつけて、自分を納得させるわけです。

思考停止することで、自分の心を守っているのです。



確かに、心は守るべきです。

心の健康は大事。

でも、ちょっとでも勇気を持っているなら、乗り越えてほしい。



現実を受け止めて、頭を使ってほしいんです。



「才能」とは「イメージ通りに体を動かせる」ことです。

自分の映像をこまめにチェックして、イメージと実際のギャップを埋めてください。



そして、自分のしっくり来るイメージを掴んだとき、その技術は身に付きます。

自分で頭を使って、微調整を繰り返してください。



思考停止せず、現実に立ち向かう。

最高の世界は、その先に待っています。


⑤アドバイスを盲信せず、自分で噛み砕くことが大事。
⑦「感覚を得る」と「内省をする」の繰り返しで上手くなっていく。

ジョン・ロックの『人間知性論』を卓球にフル活用しよう!

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