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「感覚を得る」と「内省をする」の繰り返しで上手くなっていく。│ジョン・ロックの『人間知性論』を卓球にフル活用しよう!⑦

第二巻 観念について
第一章 観念一般ならびにその起源について

感覚の対象としての外なる物質的事物と、内省の対象としての内なる私たち自身の心の作用、これだけが私たちのいっさいの観念のはじまる起原のように、私には思われる。

人間は、「感覚」と「内省」を繰り返すことで、何かを身に付けます。



例えば、箸で豆腐を掴むときも、



【感覚】強く掴んだら、潰れた

【内省】「もっと弱く掴まなきゃ!」

【感覚】弱く掴んだら、持ち上がらない

【内省】「もうちょっと強く掴まなきゃ!」

【感覚】少し強めたら、ちゃんと掴めた

【内省】「この力加減だ!」



といった感じで、感覚と内省を繰り返すことで、上手くできるようになります。



卓球も同様です。

感覚を得て、内省することで、少しずつ上手くなっていきます。

これをどれだけできるかで、上達スピードは決まっていきます。



よく見て、よく聞いて、よく感じで、あと、なんか機会があれば、匂って、味わって、たくさんの感覚を仕入れてください。

そして、上手くいったのか、いかなかったのか、どう上手くいかなかったのか、次はどうするか、よく考えてください。



これを繰り返すことを「練習」と言うのです。

では次回、「練習」のより具体的なやり方を考えていきます。


⑥思考停止して楽になりたいから、「生まれつき」という言葉を言い訳に使う。
⑧「感覚」には3種類あります。

ジョン・ロックの『人間知性論』を卓球にフル活用しよう!

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