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上京日記

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就職で上京した私の東京ひとり暮らし奮闘記. 東京が私の故郷になるその日まで.
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#コラム

試されて、いる。

試されて、いる。

9月末にはじめて案件の主担当を2件任されて1ヶ月。いつのまにか自分が主担当の案件は6件くらいになっていて、それに加えてイベント対応も2件。内、1件は大きなビジネスに繋がりそうだとか数字も跳ねそうだということもあり、急ピッチで契約まで進めたいとなり、先週は2日間イベント対応で終日業務ができない中、ご飯を食べて家に帰ってから深夜まで残業して提案書の素案を作成したりなどした。先週中に契約起案まで進めたか

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社会人になって、私は私を好きになれた。

社会人になって、私は私を好きになれた。

5月末の部署配属から早3ヶ月。

8月1日に残業解禁を迎えたことで、ただでさえ忙しかったのにさらに業務が増えて、残業だらけの日々を送っている。

残業って、仕事ができない人がやることだと思っていた。定時の中で業務が終わることができないくらい非効率がゆえに起こることだと思っていた。

だけどこのチームに配属されて、それが世間知らずの認識だったことがよくわかった。

うちのチームは仕事ができる人たちが

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やっぱり、好きだった。

やっぱり、好きだった。

8月某日

肩まであった髪の毛を人生1ばっさり切ってショートにした日、原宿にある美容院の帰り道で目に留まったのは arena ショップだった。

arenaというのは水泳界で代表的なブランド。
mizuno と並んで競泳現役時代にお世話になりまくったブランド。

4〜5年前に現役を引退した身でありながら気になってふらっと、本当に何気なく立ち寄った。

東京に来てから、プール付のジムで本当に数えるほ

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ないものねだり

ないものねだり

東京にきてから週7日のうち、ほとんどを他人と過ごす日々を送ってきた。

平日には記事にあるように同僚たちとの交流、週末にはサマーインターンの面接や長期インターン先の営業イベントでの参加でこちらに来ていた彼との時間だった。

今まで家族以外の他人とこんなに長い時間を過ごしたことがなく、毎日遊び歩くような生活は自分には無縁だと思っていたし、向いていないとすら感じていた。だけどいざ蓋を開けてみれば、そん

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まんなかじゃなくても、楽しかったんだ。【研修日記】

まんなかじゃなくても、楽しかったんだ。【研修日記】

約1ヶ月半あった研修が終わった。
終わってしまった。

この1ヶ月半、高校までの学校生活のように、36人のクラスで毎日同じメンバーと過ごした。

無駄に高くて手取り額が減るだけの労働組合への入会を全員で拒否ろうとして初の華金を邪魔された日も、小学生のような扱いをしてくる人事に嫌気がさした日も、家で孤独にPCの前で座ってひたすら書類を作らされるだけのウォーターフォール研修の日々も一緒に愚痴を言い合っ

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仕事が決まりました。

仕事が決まりました。

先週、研修最終日にほとんどの部署が配属発表で。その日は、ほとんどが自習時間やよくわからない映像の視聴時間に充てられた。

人事速報や配属先からのメールにみんなの関心はあって、誰も集中なんてしていない。それをわかっているからと「PC開くな」とお達しがあったけれど、誰も守るわけがないし、仮にPCを開かなくても集中できない我々がやることといえば、スマホいじりかおしゃべり。

ビジネス企画を共にしたメンバ

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涙は拭って またね と笑って

涙は拭って またね と笑って



6年目、遠距離1年生。

「なんか(彼氏は)いないって思うことにしてる」

3月から今の彼氏と付き合い始めた、という同期の彼女に、遠距離寂しくない? と問われたとき、私はそう答えた。

目をまん丸にする彼女に誤解を与えぬよう、
「街中カップルだらけだからさ、いると思ってたら、自分もいる『のに』ってなっちゃうからさ」
と付け加えると、そっか、なるほどね と彼女言った。



入社後、はじめて東

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すべてが今に繋がっていたのだとしたら 【入社1週目】

すべてが今に繋がっていたのだとしたら 【入社1週目】

同期を大切にしましょう、と入社前からたくさん言われてきた。

そんなこと言われても、採用人数が多いうちの会社では何かの交流会とか飲み会とかで会った人ともう2度と会うことがないということだってあり得てしまう。同じ部署でも一緒に仕事することはまあないだろう。実際に仕事をする上で関わるのは先輩後輩なのだから。

だからそんな、同期を重視しなくてもいい。
仕事が終わったら早く帰って夜ご飯を作って、自分の時

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もう涙は滲まない【上京0週目】

もう涙は滲まない【上京0週目】

東京、って小さいはずなのに、どうして「関西」より広く感じるんだろう。関西住み、と言うと身バレしそうなのに、どう考えても関西より狭い東京という単位は身バレしなさそうで、こういう場で「東京暮らしです」ということに抵抗がない。

3月25日(月)

母と大量の段ボールを捨てに行くと、管理人さんがいた。

母と引っ越しの挨拶をすると、「私、この日とこの日はいつからいつまでいますから、何かあったら何でもおっ

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泣き笑いの東京駅

泣き笑いの東京駅

物心ついた頃から東京暮らしが憧れだった。

テレビで見るたびに、旅行で訪れるたびに、輝きが増す街。日本のすべてが集まる、この国の中心。

いつかここで生きていく。

あの日の誓いを果たすときがきた。

知らなかった。

毎月、家賃だけでは家を借りることができなくて、共益費というやつも必要だということ。毎月の家賃だけでもなくて、住みはじめるために初期費用で敷金礼金家賃1ヶ月分が必要で、それだけでもダ

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