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試されて、いる。


9月末にはじめて案件の主担当を2件任されて1ヶ月。いつのまにか自分が主担当の案件は6件くらいになっていて、それに加えてイベント対応も2件。内、1件は大きなビジネスに繋がりそうだとか数字も跳ねそうだということもあり、急ピッチで契約まで進めたいとなり、先週は2日間イベント対応で終日業務ができない中、ご飯を食べて家に帰ってから深夜まで残業して提案書の素案を作成したりなどした。先週中に契約起案まで進めたかったけど、トレーナーも含めチーム全員多忙すぎる&相方の開発側の主担当が私の同期(つまり新人、そして私の彼を含むインターン生の対応中だった)なこともあり、明後日を目処に契約締結をしようとスケジュールの見直しが走った。

サラッと書いたけれど、先週金曜日なら契約の起案まででよかったが、スケジュールが伸びた分、契約の締結までがマストになった。つまり明日まで(できれば今日中)に、大の苦手な見積作成をおこない、提案書、契約書を完成させ、それらを明日にはお客様に連携するところまではいかなければいけない。その案件だけやっていればいいわけでもなく、明日明後日に控える製品勉強会のために300人近くに対する会議依頼送付(当初なしでとなっていたが、私がイベント対応をしている間に増えていた)や、先週出展したイベントの名刺交換者のExcelリスト化なども控えている。つまり、おそらく今週が忙しさのピーク。来月は残業代で贅沢できるな!



試されているな、と思う。


仕事において新人だからできないの当たり前だよ、といいつつも「この子今の段階でどこまでできるかな?やってくれるかな?」と期待するのは先輩の立場に立てばある意味当然だと思っている。

一方、新人である自分たちの立場に立ったとき、それはプレッシャーと映る場合もあるかもしれないが、私の場合「なにかあっても新人だからね!」と開き直りつつ、期待に対しては精一杯応えようと努力するという、非常に良い塩梅で仕事に取り組めていると思う。なるはやで独り立ちしてシゴデキになってめちゃくちゃ忙しい我がチームの助けになりたい。

営業は言葉の仕事だ、と思う。
本質的には普通の人間関係と何ら変わらないのだろうが、それでもやっぱり、ビジネス的な言い回しとか、ビジネス的な気遣いとか、相手の立場への立ち方とかはある気がする。その部分は「新人だからね!」と心の中で開き直って「どう伝えたらいいですかー?」とトレーナーを頼りつつ、一度教えてもらったことは確実に自分のものにして、ステップアップしていけたらなと思う。




試されているな、と思う。

君と、きみと、私の相談に真摯に向き合ってくれたキミたちから、というよりかは、もっと大きな神様のような存在から。


旅行で神社に行く機会が続いて、おみくじをいくつか引いた。

その中でも1番最初、家康を祀る久能山東照宮で引いた小吉のおみくじには「人間覚悟が大事なり」と書かれていた。その翌週、鎌倉・鶴岡八幡宮で引いた吉のおみくじでも「心の動揺は決心が足りないのです」と言われた。


覚悟というのは、どういう覚悟を決めるべきなのだろう。決めるべきだったのだろう。

わからない。


やっぱりね、ときみは言うだろうか。
なんで、あれだけ言ったのに、とキミたちは言うだろうか。


だけど、今回で最後だと誓って私は。





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