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今は唇の、めくれた皮を数えながら

この寒さも、震えも、重ね着も
あと少し流れたら奥ゆかしい梅が咲く
遭難した山の残雪が溶けていく頃も
それも少し流れたら染め上げる桜が咲く

濃い霧も、白い息も、ため息も
私の黒い煙もきっと消えてくれると
また名前の知らない花々が
ひらひらと蝶々がそれを探して

巣食う、吸い突く、這う蟲たちに
振り払うだけの
知恵を蓄えるための
舞い踊るためのサナギになって
今までの心は溶かしてしまって。

桜が散って若葉に揺らぐ舞の中

夜の街頭に何度も飛び込んで
この花々の蜜の力が尽きるまで。

蟻たちが解体して運んでくれる。
その先は蟻たちの物語。

少し先を見た、今はコタツのサナギ。

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メンヘラで引きこもり生活困窮者です、生活保護を申請中です。ガスも止めてスポーツジムで最低限の筋トレとお風呂生活をしています。少しでも食費の足しにしたいのが本音です。生恥を重ねるようで情けないのですがお慰みを切にお願いします。