#公認心理師
「あがり」対策―注意を自分から外へシフト―
今回も、「あがり」の原因の一つと、その対処法について。
これから人前で話さなければいけない、あるいは試合や発表会の直前。
緊張してあがりますよね。
手や声が震えたり、心臓がバクバクしたり、呼吸が早くなったり。
適度な緊張はパフォーマンスを上げますが、緊張が強すぎると自分の力をうまく発揮できなくなります。
なんとかこの「あがり」を対処したいものです。
「あがり」の原因についてと、
謝り癖は自分の価値を下げてしまう
今回は、人から見下されてしまう行動についてです。
人から見下されるというのは、当然良い気分ではありませんし、それが続くとメンタルにも悪影響します。
自分が癖のようにてしまうことで、結果として相手から見下されてしまう行動があります。
せめてそのような癖だけでもやめたいところ。
自分の価値を下げてしまう癖の一つと、その理由について説明します。
「謝り癖」
これは自分の価値を下げて
怒りを抑えるために相手の事情を想像する
今回は、「怒り」を抑える方法を一つ紹介します。
私たちは生きていますと、人との関わりは必須になります。
(言うまでもないですね)
そうすると、当然人との間での嫌な思いもします。
自分に非はないのに責められたり、怒られたり、傷つけられたり。
私たちは感情のある生き物ですから、先ずは心が傷つき、反応として怒りが湧きます。
しかしながら、いつまでも自分が怒り続けていても物事は解決もス
依存関係と感情的関与について思ったこと
今回は、依存関係について少し思ったことを書きます。
依存関係については、難しいテーマなので、こうだって言いきれないところがあります。
一つヒントになりそうなことが思い浮かんだので、文章を書きながら言語化できるか試してみます。
ですので、ちょっと参考程度にしていただけたらと思います。
前回の記事『自分の感情が動かなければ相手に物を言わない』を読み直していてふと思ったのです。
これ依存につ
人を傷つける方が傷つけられるよりも傷は残る
今回は、人を傷つける方が人から傷つけられるよりも、その傷は残ってしまうよね、という話です。
傷つけられた経験の方が辛くて残りやすそうですが、人を傷つけてしまった経験の方が記憶に残り続けて後々自分を苦しめると思うのです。
そのような話をしたいと思います。
人を傷つけてしまった経験というのは誰にでもあると思います。
若気の至りで片づけられれば良いのかもしれませんが、残り続けていません
ペルソナを意識することでメンタルを維持する方法
今回は、人に振り回されないように自分のメンタルを維持できる方法についてです。
ご質問をいただいたので、回答する形でこのテーマで書きます。
ご質問内容の要点を紹介させていただきます。
・相談者の話を聞く仕事において、自分のメンタルの維持はどのようにしていますか?
・管理職をしていて、人に寄り添えるように心掛けていますが、自分のストレスが半端ないです。
・人は優しく対応するとそれが当たり
共感とネガティブ・ケイパビリティ
過去の記事『対人関係に必要な「揺らぐ力」』で、対人援助職に求められる「揺らぐ力」について書きました。
人を相手にする仕事なので正解がないため、いつも動揺,葛藤、不安、わからなさ、不全感などが付きまといますが、それらを排除せずに持ち続けること。
分かったつもりになって判断せずに揺らぎながら相手に対して自分を開き続ける能力が必要であると。
この「揺らぐ力」と同じ概念の言葉があることを最近知りま
共感しすぎずに他人と自分との「境界線」を引くヒント
今回は、他人と自分との「心の境界線」を引くという話をします。
前回の記事では、「『空気が読めている』と思わせる簡単な方法」という内容を書きました。
逆に「空気を読みすぎる人」もいますよね。
空気を良く読める人というのは、共感能力が高いのではないかと思います。
これはとても素晴らしいことです。
しかし、共感能力が高すぎることによる悩みもまたあります。
相手に共感しすぎて、相手と自
好きな動物とその理由で「他人からどう見られたいか」がわかる
今回は、人が他人からどのように見られたいと思っているのか、どのように評価されたいと思っているのかを探る方法を一つ紹介します。
人には周りの人たちから「自分はこのような人間だ」と思われたい自己像があります。
でもそれを口にすることはまれです。
つつましくいることがある種の美徳であるかのように。
この内面の「他人からどう見られたいか」を探ることは、良好な人間関係を築く上での一つのテクニッ