しがない"いちサラリーマン"でも、社会に貢献できていることを想像してみると良い

2021年9月26日 11:44

ビジネスの根本というのは、「人や社会に貢献すること」だと思います。
何かしらのサービスを提供することによって、人や社会から対価を得るというのが基本的な仕組みですよね。

サラリーマンをしている人っていうのは、基本的にその大きな歯車の一部を担うことによって、会社から時間給を得るのが仕事だと思います。

責任を共有しているからこそ、急に仕事がなくなるリスクは低い代わりに、一気に儲けが増える機会もない。

歯車の一部である我々サラリーマンは、社会にどのように貢献できているかを見失いがちではないかな、というのが今日の記事の趣旨です。

世の中よくできていて、リスクを取る人には見返りも大きく、小さくリスクを取る人には見返りも小さくできています。

会社の中でのポジションも同じですし、もっと言えば独立している人から見れば、サラリーマンはかなり安定した働き方ができていると言えるのではないかと思います。

そんな"いちサラリーマン"であっても、社会に対して大きく貢献している一員であるのは言うまでもありません。

ですが責任を共有してリスクヘッジを図っている我々には、

会社の価値＝自分の価値

という考え方には至らないのが普通です。

「いや、お客様にそう言われるのはあの部門がしっかり働いてないからじゃん」

「会社の上層部が悪いんだよ」

色々な"自分以外の"責任を思いついてしまうものです。

もちろん「会社の全責任を背負い込む方がいい」と言いたいわけではありません。

ただ、

「自分が日々同じようにしているこの仕事が、巡り巡って社会への貢献につながっているんだ」

という思いをどこかで持ってみませんか？

自分がしていることがもしかしたら自分の目線では、「大したことをしていない」と思うかもしれません。

ですが、その「大したことない仕事」が積み重なって、繋がって生み出しているものは想像できないくらい大きな影響を、人や社会に及ぼしていませんか？

アドラーの心理学からの引用ですが、貢献感は幸福感に繋がります。

たまにはふと顔を上げて、会社を通じた社会との繋がりを考えてみましょう。
会社が存続している以上、誰かしらがそのサービスの恩恵を受けているはず。
そしてしがない"いちサラリーマン"の「大したことない仕事」がそれらを生み出していることに気づくはずです。

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