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🦌鹿本

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瀬戸内はうどん県高松で暮らす日常、起業して考えること。
運営しているクリエイター

#私の仕事

1,650円でも汗水たらして稼いだお金なのだよ。

1,650円でも汗水たらして稼いだお金なのだよ。

アメリカの歴史的コピーライター、ジョセフ・シュガーマンの著書に次のような言葉がありました。

「ものを売るとは、お客が汗水たらして稼いだお金を交換することだ」

つまりこういうことです。(と、シュガーマンっぽく書いてみる)

お金をいただくに足る価値を、私たちは本当に届けられているのか?

この質問に迷いなく答えられますか? 面と向かって言われたら躊躇するのではないかと思います。

お金をいただく

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AIの活用方法はAIと一緒になって探していくもの。

AIの活用方法はAIと一緒になって探していくもの。

何かのニュース記事で、「ChatGPTを使いこなすためには?」という質問に対し、専門家が「使うしかない」と答えていました。

おっしゃる通り。呆気にとられるほど、まっとうな答えです。そして使ってみて分からないことがあれば、検索をするなり参考書を読むなりを必ず経ることになります。

使う→分からない(思う通りにAIから回答が得られない)→切り口を変えるまたは調べる→改善する

この繰り返し。面白いも

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感情が「快」に触れる瞬間を知っていますか?

感情が「快」に触れる瞬間を知っていますか?

手帳が埋まっていくのを眺めるのが好きです。
悩み尽くして文章を書き上げた瞬間が好きです。
新しいことを覚えてさっそく使ってみるのが好きです。
地元の事業者仲間たちと一緒にいる時間が好きです。
寝る前にマンガを読むのが好きです。
なんだかんだ香川県民なのでうどんを食べるのが好きです。
知らない街に行ってその土地の暮らしや文化を知るのが好きです。
愛犬のプニプニした体を触りたおすのが好きです。

僕の

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内のシーズ、外のシーズ。

内のシーズ、外のシーズ。

「シーズ」について考えたことはありますか?

シーズとは「事業の種」。自社にある技術、資金、人など、厳密に言うと違うのだろうけどリソース(資源)と言い換えることができます。

ものづくりの文脈で語られることが多いこの言葉は、個人にも当てはめて考えることができます。

自分が持っているスキル、ポリシー、資金、人脈などなど。洗い出せばあなたにも、いくつもあると思います。(こういったシーズの1つひとつを

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フレームで日常を見ればすべてが学びに変わるよ。

フレームで日常を見ればすべてが学びに変わるよ。

人間誰しも、フィルターをかけて目の前の物事を見ていると思います。

たとえば、営業マンがものを買うときは営業マン目線で売り手のトークを聞いたり。(「クロージングが弱い〜」とかww)

デザイナーなら屋外広告を見てフォント選びや配色が気になったり。(「これはゴシック系の○○フォントだな」とか)

あなたもそんな場面がありませんか?

僕も「書く」ことを生業にしているので、美しい文章表現を見ると魅入

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「分かっちゃいるけれど」弱みは強みと認められるかどうか?

「分かっちゃいるけれど」弱みは強みと認められるかどうか?

50歳で起業したある不動産業の方。

今や僕の地元ではたったひとりで大活躍をされていますが、起業当時は

50歳で起業…遅すぎるんじゃ??

女性である…お客さんに不安を与えてしまうのでは??

個人事業である…規模で同業他社に劣ってしまうのでは??

このように「持っていない」ことばかりが悩みの種だったそうです。結果からいうとそれを今では

50歳で起業…人生経験が豊富

女性である…親身に話を

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アイデアの本気度が伝わる人、伝わらない人の違い。

アイデアの本気度が伝わる人、伝わらない人の違い。

「アイデア」は頭の中にあるだけでは0円の価値しかなくて、アウトプットしてはじめて意味を持つ。

という気づきについて、前回の記事で書きました。気づきというか、当たり前の再確認というか。

アウトプットすることを「流通させる」と形容したのですが、流通させるにもさまざまなパッケージ形態があります。言葉も形態の1つだし、書面にして話すのも、動画でPRするのもそう。

ここで大事なのは、いったん良し悪しは

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言葉が伝播し、アイデアは流通する。

言葉が伝播し、アイデアは流通する。

ひっそりとガチャガチャの販売事業をやっています。

運営をしているコワーキングスペースの中でしか買えないという希少条件(笑)なのですが、来る人来る人が回してくれたり、わざわざガチャガチャだけを目的にご連絡をいただける方もいます。ありがたい限りです。

この事業はもともと「地域活性ガチャポン」というテーマではじめたもの。

地域のクリエイターさんやなんらかの分野のプロフェッショナル、あるいは社会団体

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マチに出てムラレイヤーでマチをムラに生かす。

マチに出てムラレイヤーでマチをムラに生かす。

圧倒的情報量。

と感じたのが、先日の東京出張だ。滞在9時間。それもほぼ移動。

仕事の要件を済ませてフリーで使えた2時間〜2時間半程度で、事前に巡ろうと思っていた場所を回ってみた。(もちろん仕事に関わることでね)

千葉の海浜幕張から、東京駅。東京駅から御徒町。その後、銀座まで。

御徒町では、あるショッピングビルの地下街を訪れた。面白いものでその地下街にはなぜか「お菓子」を扱うショップばかりが

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一番大きな負荷・リスクはどこに?

一番大きな負荷・リスクはどこに?

僕は組織運営のプロでもなんでもありませんが、チームや組織で仕事をするうえで意識してきたことが1つあります。それは、

一番大きな負荷・リスクを取り去るように行動すること

新しい商品を世の中に流通させるなら、無から有を生み出すメーカーさん。Webサイトをつくるなら、手戻りのダメージがもっとも大きいであろうエンジニアさん。

聞けばなんということはないのですが、環境の「整地」なしでは、何事も計画通り

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自分自身の価値基準を創出する方法。

自分自身の価値基準を創出する方法。

IT企業役員としての顔を持つお笑い芸人の厚切りジェイソンさんが日本のITエンジニアをめぐる状況について、
(ところでIT企業役員が先? お笑い芸人が先?)

エンジニアは本来「課題解決をする職種」であるはずなのに「作業者」という認識が強い

エンジニアを雇用する経営者自身がエンジニアの仕事を理解していない

と、ある記事で発言されていました。

エンジニア界隈のことはあまり分かりませんが、これはど

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泥臭くなくなった社会で泥臭くあり続けること?

泥臭くなくなった社会で泥臭くあり続けること?

以前、僕がいた卸売の会社は各地方に営業マンがいて、小売店を足繁くフォローしていました。

いわゆる「本部」と言われるところだけでなく、「北なんとか店」や「東なんとか店」といったお店単位まで回る強者も。「足を使ってナンボ」のモーレツ系世代は賞賛に値します。

しかしながらコロナによって対面営業の機会が外部要因で激減。そして今、少なくとも僕がかつていた業界では2局化が起こっているようです。

それでも

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錆びていても、使えばまた磨かれる。

錆びていても、使えばまた磨かれる。

「もう錆びついている」と思っている過去の資産も、磨けばまた使えることがあります。そんな発見をした話。

昨日、今月からスタートした新しい仕事の初の打ち合わせをしました。

新しい仕事といっても、前職で関わりのあった業務内容です。会社員をもう辞めて3年近く経っていますが、不思議とできない感じがしませんでした。むしろ、生の業界話を聞くうちに、ドンドン経験が呼び起こされて。

そこで感じたのは、自分が苦

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毅然と自分の「価値」を守る!

「おいくらでお願いできますか?」

「〜〜〜円です」

「ちょっとそれでは金額が合わないですね。なんとかなりませんか?」

こう聞かれたとき、あなたならどうしますか?

現実はケースバイケースなので、発注数が多ければ端数を“丸め”たり、値引き条件を出したり、あとはせいぜい税を削ってあげたりということはあるでしょう。

「それでは金額が合わない。なんとかならない?」という言い方もズルくて、売り手は書

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