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錆びていても、使えばまた磨かれる。

「もう錆びついている」と思っている過去の資産も、磨けばまた使えることがあります。そんな発見をした話。

昨日、今月からスタートした新しい仕事の初の打ち合わせをしました。

新しい仕事といっても、前職で関わりのあった業務内容です。会社員をもう辞めて3年近く経っていますが、不思議とできない感じがしませんでした。むしろ、生の業界話を聞くうちに、ドンドン経験が呼び起こされて。

そこで感じたのは、自分が苦労をしたり本当に熱意を持って取り組んだ仕事は、ちゃんと頭の中に刻まれているということです。

少なくとも、新しいことをイチから身につけるより、簡単に呼び戻すことができます。

思えば、今コピーライターや広告物の制作の仕事をさせていただけるのも、もう10年も前に編集者をしていたからです。

将来的にこれらクリエイティブ業を再開しようと思ったとき、さすがに6〜7年離れていたので完全に腕は錆びついていました。勉強もし直しました。

すると、やはりどんなに離れていても“勘”と呼ぶべきものが甦ってくるのですね。容易なことではありませんでしたが、ゼロから始めるよりは仕事にできる確度は高かったと思います。

錆びついていても、使えばまた磨かれる。

これは何もスキルや専門性のようなものだけではなく、興味関心事のすべてに言えます。

人間関係も同様ですよね。長く離れていても、1つのきっかけで関係性が戻ることもあります。それがまた、ひょんなことで仕事につながったり。(実際、最近ありました)

過去に築いてきた「資産」を、振り返る時間を持ってもいいかもしれませんね。思いもよらないお宝が眠っているかもしれませんから。


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