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フレームで日常を見ればすべてが学びに変わるよ。

人間誰しも、フィルターをかけて目の前の物事を見ていると思います。

たとえば、営業マンがものを買うときは営業マン目線で売り手のトークを聞いたり。(「クロージングが弱い〜」とかww)

デザイナーなら屋外広告を見てフォント選びや配色が気になったり。(「これはゴシック系の○○フォントだな」とか)
 
あなたもそんな場面がありませんか?

僕も「書く」ことを生業にしているので、美しい文章表現を見ると魅入っちゃいます(笑)。

さて、そんな各々が持つフィルターですが、粒度を細かくして「フレーム」にまでしてしまえば、目に見えるすべてが学びの機会に変わります。

例を挙げると、僕はいちおう「伝えるプロ」として活動しているので

  1. コピーライティングの型

  2. 4つの学習タイプ

  3. GROWモデル

  4. システム1とシステム2

他にもあるのだろうけれど、パッと思いつく限りこのあたりで物事を見ています。これらはすべてビジネスシーンでフレームワークと呼ばれるものです。

「あ、今のセールストーク、キャッチコピー(=誘引)が巧みだな!」とか、「この人の喋り方は現実的な落とし込みがものすごく上手だな!」とか。

見聞きすることをフレームで分解することで、すべてが勉強になる。なおかつ、自分のフレームを学んだことに置き換えれば弱点を埋めることができます。

「もうちょっと見出しで、常識を壊すようなトピックを話そう」とか。ちなみに、常にこんなことばかり考えているわけではないのであしからず(汗)。

また、たとえば最近も、分かりやすい本はすべて「4つの学習タイプ」を用いて書かれているという発見がありました。

僕は本を書くことはありませんが、それに気づいてからセミナーでお話をするときはすべて4つの学習タイプで構成を組むようにしています。ネタバレ…ww

フレームへの理解が深まれば物の見方の粒度がさらに細かくなりますし、使い勝手のいいフレームを新しく搭載すれば、さらにいろいろな角度から物事を見ることができます。

たとえば…昨日あるニュース記事で、こんな内容を目にしました。

「オーバースペックな家電製品には『価値がない』。たとえば“洗浄力ナンバーワンの洗浄機”」
「なぜなら多くの洗浄機ユーザーは今の洗浄力に満足していて、それ以上のスペックを求めていないから」
「それなのにメーカーは、生産コストやマーケティングコストを上げてまで付加価値を付け足そうとしている」

要するに、余剰価値は価値がないことと同等で、かえって手に取ってもらいにくくなるというフレーム。「客を見ろ」と。

人間も同じかもしれませんね。人を見ずに余剰価値ばかり追いかけても意味がありませんよ〜、という。たぶん僕はこれから、“ちょうどいい価値とは?”というフレームで物事を見ると思います。

フレームを増やすとはつまり、自分自身の武器を増やすということです。おおむねタダか少額で仕入れることができて、一生活用することができます。
 
1冊1,500円の本から得たフレームが、そのあとの人生で何百〜何千万円という稼ぎに変わると考えれば、とてもコスパのいい買い物ですよね?
 
第一歩ですが、まずは自分にどんなフレームが搭載されているか、洗い出してみましょう。

今まであやふやだったフィルターという目線を、フレームにまで具体化してみてください。言語化してみてください。

そうすれば日常がすべて勉強のチャンスに変わりますよ! いざ!


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