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「分かっちゃいるけれど」弱みは強みと認められるかどうか?

50歳で起業したある不動産業の方。

今や僕の地元ではたったひとりで大活躍をされていますが、起業当時は

  • 50歳で起業…遅すぎるんじゃ??

  • 女性である…お客さんに不安を与えてしまうのでは??

  • 個人事業である…規模で同業他社に劣ってしまうのでは??

このように「持っていない」ことばかりが悩みの種だったそうです。結果からいうとそれを今では

  • 50歳で起業…人生経験が豊富

  • 女性である…親身に話を聞いてくれる

  • 個人事業である…小回りがきき、即判断ができる

という強みに変え、さらにポジショニングをギュッと絞り込むことで仕事のチャンスを広げました。

※ポジショニング…業界の中で競合他社と比較して“勝てる”領域に軸足を置くこと

最近も個人的に尊敬している方から、「処理能力が低い(ために一度にアレコレ考えられない)」「器用じゃない」というお話をお聞きしました。

飽き性の僕からすると(笑)、「1つのことに徹底的に熱意を傾けられること」として、うらやましく目に映るんですね。

それも、「自分がこれをやらなければ社会が満たされないと思うからやる」という明確な決意をもとに。

物腰は柔らかなのですが、話の端々にそういったしなやかな強さを感じます。(勝手にそう受け取っているだけだから本心は分からないけれど…)

強みは弱みの裏返しである

よく言われることですがこれがくせ者で、「分かっちゃいるけれど」なんですよね。

自分自身が認めることができなければ、弱みは強みには変わらない。あるいは、自分のことほど自分では分からないものだから、他人のフィルターを通してみるしかなくて。

僕自身、仕事に選り好みをするタイプではないので1つにこだわらず多くのことをしているのですが、一方で「何屋なのか分からない」という小さな悩みがあります(笑)。

これもある人から見たら「なんでもできる人」というふうに映るそうです。そう言っていただけて素直にうれしかったですね。結論、雑食な自分が好きなんですww

スキルセットを増やして“ソフト”の部分を強化しようとする風潮があるけれど、これは一意見として「自分で自分を認められない」という課題があるように思います。

どれだけスキルを増やして、変えて…を繰り返しても「能力」「職種」で自分をカテゴライズすると過当競争から逃れられません。

参考↓↓

容れ物=“ハード”を明確にして、「高松の不動産屋」とか「高松のコピーライター」とかではなく僕なら「大鹿」と指名検索されるようにならなければならない。
 
「何屋でもいい、ほかでもないあなた」として頼っていただけるために、強みも弱みも引っくるめて自分で自分を認めなければいけないと思います。
 
「分かっちゃいるけれど」を突破して。

案外、自分のことは他人が教えてくれるものだからドンドン出会いを増やしてみるといいですよ♪  僕でよければご相談ください(笑)。


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