毅然と自分の「価値」を守る!

「おいくらでお願いできますか?」

「〜〜〜円です」

「ちょっとそれでは金額が合わないですね。なんとかなりませんか?」

こう聞かれたとき、あなたならどうしますか?

現実はケースバイケースなので、発注数が多ければ端数を“丸め”たり、値引き条件を出したり、あとはせいぜい税を削ってあげたりということはあるでしょう。

「それでは金額が合わない。なんとかならない?」という言い方もズルくて、売り手は書いての希望に沿うまで見積もりのラリーをし続けなければいけなくなります。そうこうするうちに、「価格表」などあるようで関係なくなってしまって…。

実は同じようなことが昨日ありまして(今までも何度もあったけれど)、キッパリと自分のサービス価格を守りました。結果、今回はお流れ。

過去の自分なら仕事欲しさに価格を下げたかもしれません。しかし、価格=自分の価値の指標です。価格を下げるということは、自分で自分の価値を貶めることになると考えました。

見積もり依頼のたびに価値がぐらつくような人間を、果たして第三者は評価するのか?

やっていることは同じなのに、Aさんに対する自分の価値とBさんに対する自分の価値は違うのか? それは両者にとって失礼ではないのか?

と考えると、ここは毅然と自分の価値を守るべき! と思いました。

価値というのは自分が決めるものではなく、他人が決めるもの。安っぽいつくりをしていれば安く見られるし、ブランドの名に恥じない精巧なつくりをしていれば価値相応の高さと見られます。

本物の価値あるブランド品は、セールなどしないどころか年々価値が増すことさえあります。それは手にした人のステータスを高めるという実績がつくから。

自分も価値を高めていける存在でありたいと思います。自分で自分の価値さえ分からなくなっては本末転倒です。

理想論かもしれないけれど、価値のボーダーラインはしっかり守っていきたい。あなたはどうですか?


大鹿のプロフィールはこちらです

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