言葉が伝播し、アイデアは流通する。
ひっそりとガチャガチャの販売事業をやっています。
運営をしているコワーキングスペースの中でしか買えないという希少条件(笑)なのですが、来る人来る人が回してくれたり、わざわざガチャガチャだけを目的にご連絡をいただける方もいます。ありがたい限りです。
この事業はもともと「地域活性ガチャポン」というテーマではじめたもの。
地域のクリエイターさんやなんらかの分野のプロフェッショナル、あるいは社会団体の方々など、「人」ベースのコラボレーションでコンテンツ(カプセルの景品)をつくることを主眼に置いています。
ごく小さな取り組みではありますが、始める前には多くの人に販売コンセプトをお話しました。じっくりと時間をかけて。
「面白い」「やってみたい」「自分もなにかでコラボしてみたい」などなど、たった100円のガチャポンに、ここまで関心を持ってくれるのだと感慨にふけったのを覚えています。
“アイデアは頭にとどめているうちは文字通り空想にしか過ぎなくて、アウトプットしてみてはじめてアイデアになる”
このとき得た気づきはこれ。たとえまだ形はなくとも、言葉が伝播することでアイデアは流通するのだということです。
今はちょっと変わった切り口で、「サステナブル」×「駄菓子」をテーマに、お菓子の販売をやってみようと考えています。(ここまで書けばわかる人にはわかりそうだけどww)
実は僕はお菓子のプロ。前職はお菓子の商社で、コンビニや100円ショップにお菓子を卸していました。営業マンとして、う◯い棒を日本一売ったこともあります。メーカー公認です(笑)。
まだぜんっぜん煮詰まっていないアイデアですが、大枠のテーマさえ決まれば言葉を通して流通します。さっそく、2〜3日前から会う人会う人に話し始めています。
仕事上のパートナー、運営するコワーキングスペースのお客様、事業者仲間たち。
特に事業者仲間たちの会ではさっそく、「うちの施設の軒先で売ってみたら?」など、さっそく好意的な感想をいただいています。持つべきものは友、ですね。
自分ひとりの頭で考えたことって、たいていうまくいきません。「自分がいい」と「他人のいい」は違うことだから。
はじめる前に人に話してブラッシュアップしていくか、あるいは考えても分からないと割り切って、4割の完成度ではじめて改善していくやり方もあると思います。
いずれにしても、アイデアをさっさと自分の外に流通させることが大事(もちろん実行力が伴うことも大事)。
自分が本当に熱意を持って取り組めることなら、言葉で語ることはわけないはずです。
というわけで僕とお会いした方、駄菓子の話、聞いてくださいね?(笑)
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