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🦌鹿本

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瀬戸内はうどん県高松で暮らす日常、起業して考えること。
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2023年6月の記事一覧

マチに出てムラレイヤーでマチをムラに生かす。

マチに出てムラレイヤーでマチをムラに生かす。

圧倒的情報量。

と感じたのが、先日の東京出張だ。滞在9時間。それもほぼ移動。

仕事の要件を済ませてフリーで使えた2時間〜2時間半程度で、事前に巡ろうと思っていた場所を回ってみた。(もちろん仕事に関わることでね)

千葉の海浜幕張から、東京駅。東京駅から御徒町。その後、銀座まで。

御徒町では、あるショッピングビルの地下街を訪れた。面白いものでその地下街にはなぜか「お菓子」を扱うショップばかりが

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一番大きな負荷・リスクはどこに?

一番大きな負荷・リスクはどこに?

僕は組織運営のプロでもなんでもありませんが、チームや組織で仕事をするうえで意識してきたことが1つあります。それは、

一番大きな負荷・リスクを取り去るように行動すること

新しい商品を世の中に流通させるなら、無から有を生み出すメーカーさん。Webサイトをつくるなら、手戻りのダメージがもっとも大きいであろうエンジニアさん。

聞けばなんということはないのですが、環境の「整地」なしでは、何事も計画通り

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自分自身の価値基準を創出する方法。

自分自身の価値基準を創出する方法。

IT企業役員としての顔を持つお笑い芸人の厚切りジェイソンさんが日本のITエンジニアをめぐる状況について、
(ところでIT企業役員が先? お笑い芸人が先?)

エンジニアは本来「課題解決をする職種」であるはずなのに「作業者」という認識が強い

エンジニアを雇用する経営者自身がエンジニアの仕事を理解していない

と、ある記事で発言されていました。

エンジニア界隈のことはあまり分かりませんが、これはど

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自分自身が他人に対してどういう存在でありたいか?

自分自身が他人に対してどういう存在でありたいか?

普段の立ち居振る舞いからたとえばSNSの発信まで、僕たちはさまざまな場面で他人に「見られて」います。

見られるというのは一義的なようですが、実際には文字通り見た目から言葉遣いから文章からにおいから…と、五感のすべてで判断されています。ですから、自分が思った以上に「見られ方」は気にしたほうがいいと思っています。

どれだけ仕事ができても不潔だなあ、とか、いつもタバコ臭いなあ、とか。

良いことを言

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あなたができることは教科書に載っていることだけじゃない!

あなたができることは教科書に載っていることだけじゃない!

「スキル」「能力」というと、マネジメント力だとかプレゼンテーション力だとか、あるいはライティングスキルやデザインスキルなど「名詞」を当てられたものばかりが注目されます。

ずっとこのあり方には疑問を感じていました。

なぜなら、スキル一覧にはまらなくても優秀な人間はいっぱいいるし、型にはめてしまうことで人間の価値を見落とす可能性があるからです。

手前味噌ですが、たとえば僕なら「相手と目線を合わせ

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目的と手段の間の「遊び」が人を豊かにする?

目的と手段の間の「遊び」が人を豊かにする?

「目的と手段を混同してはいけない!」
「目的が先にあって手段があるものだ」

手段はあくまで目的に帰属するもの。ビジネス文脈ではよく語られることですよね。僕も同意見です。

しかし、こと「締め切り」など明確な緊急要件がない場合、手段を探求するのも味わい深いな、と考えるようになりました。

たとえば、本を読むとき。

全部読んでいてもどうせ頭に入ってこないのだから、その本から「得たいこと」をハッキリ

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街や地域とのリレーション。

街や地域とのリレーション。

ポッドキャスト番組『超相対性理論』の「出雲から地方の可能性を考える」という回で、興味深い考え方に出会いました。それが

地域とのリレーション

というもの。まだ上手く言語化できないので違っていたら申し訳ないのですが

街や地域から得られるもの…感情とかライフスタイルとか

街や地域に対して果たせること…仕事とか社会貢献とか

って、それぞれ場所によって違うよね、ということです。

一番簡単な例で言

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泥臭くなくなった社会で泥臭くあり続けること?

泥臭くなくなった社会で泥臭くあり続けること?

以前、僕がいた卸売の会社は各地方に営業マンがいて、小売店を足繁くフォローしていました。

いわゆる「本部」と言われるところだけでなく、「北なんとか店」や「東なんとか店」といったお店単位まで回る強者も。「足を使ってナンボ」のモーレツ系世代は賞賛に値します。

しかしながらコロナによって対面営業の機会が外部要因で激減。そして今、少なくとも僕がかつていた業界では2局化が起こっているようです。

それでも

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錆びていても、使えばまた磨かれる。

錆びていても、使えばまた磨かれる。

「もう錆びついている」と思っている過去の資産も、磨けばまた使えることがあります。そんな発見をした話。

昨日、今月からスタートした新しい仕事の初の打ち合わせをしました。

新しい仕事といっても、前職で関わりのあった業務内容です。会社員をもう辞めて3年近く経っていますが、不思議とできない感じがしませんでした。むしろ、生の業界話を聞くうちに、ドンドン経験が呼び起こされて。

そこで感じたのは、自分が苦

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毅然と自分の「価値」を守る!

「おいくらでお願いできますか?」

「〜〜〜円です」

「ちょっとそれでは金額が合わないですね。なんとかなりませんか?」

こう聞かれたとき、あなたならどうしますか?

現実はケースバイケースなので、発注数が多ければ端数を“丸め”たり、値引き条件を出したり、あとはせいぜい税を削ってあげたりということはあるでしょう。

「それでは金額が合わない。なんとかならない?」という言い方もズルくて、売り手は書

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エネルギーと結果の必ずしも望まざる関係?

エネルギーと結果の必ずしも望まざる関係?

「今、やりたくてエネルギーを注げること」と「苦労せずに結果を出せること」は、必ずしも一致しないものなのかも?

しかし、この「一致しない」とい現象が往々にしてあることを知っておけば、実利と理想を両立することもまた可能だと思います。

先日、こんなツイートをしました。

ふと、思い出して電話しただけでした。ちなみに、一般的には無名ですがある業界では非常によく知られる、成長企業の社長。軽く電話できるく

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見返りを求めない、新しいお金の使い方。

見返りを求めない、新しいお金の使い方。

人がお金を払いたくなるのには、いくつかのパターンがあると言われています。

お金が儲かる

時間を短縮できる

面倒を解消できる

病気やケガを避けられる

あたりがまず代表的なところ。価値が表面化していることに対し(=分かりやすいこと)、お金で交換してそれを得るわけです。あなたもそうですよね?

この「お金を使う価値観」は、普遍的でありながらバランスシートは常に変化し続けています。

たとえば、

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転生しよう!

転生しよう!

環境因子のお話。

『異世界転生もの』の漫画を読んでいるといくつかのテンプレートがあって、最近発見したのは

主人公が勇者パーティーから突然ハブられる(「お前は役に立たない」と言われて)

パーティーの外に出てみたら、実はずば抜けた能力を持った縁の下の力持ちだった

冒険者ギルドで新しい出会いと冒険がはじまる

(主人公の有能さに気づかなかった元パーティーは全滅…)

あるいは

学園ごと突然、異

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消化不良を起こさないための学びの凡人思考。

消化不良を起こさないための学びの凡人思考。

「学べるもの」は世の中に山ほどあふれています。本、通信教材、セミナー、スクール、コミュニティ…数限りなくありますよね。

しかしあふれすぎているだけに、素人目には何を選べばいいのか分からない場面が多いです。あれもこれも手をつけたものの、結果消化不良になってしまった経験はありませんか?

この「消化不良」という現象が本当にクセもの。あれもこれも頭に詰め込んでいる(気がする)から、気分はいいんです。

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