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エネルギーと結果の必ずしも望まざる関係?
「今、やりたくてエネルギーを注げること」と「苦労せずに結果を出せること」は、必ずしも一致しないものなのかも?
しかし、この「一致しない」とい現象が往々にしてあることを知っておけば、実利と理想を両立することもまた可能だと思います。
先日、こんなツイートをしました。
5分後には仕事が決まった。「なんか困ってることあります?」会社員時代に仕入れ先だった会社の社長に電話をしたところ、即仕事が決まった。案外こんなものだったりする。自分のリソースを振り返って可視化すれば、実はチャンスはいっぱいある。フリーランスで駆け出しの人にはこんなお話もしてます。
— 大鹿@高松市木太町「1時間賃貸」のコワーキングスペース・チョイビズプラザ管理人 (@OHudon2) June 9, 2023
ふと、思い出して電話しただけでした。ちなみに、一般的には無名ですがある業界では非常によく知られる、成長企業の社長。軽く電話できるくらいの間柄ではありました。
「(前職で)僕が退職するとき、○○で困ってるって言ってましたけど、まだ解決してないんですか?」
「全然(苦笑)。むしろもう手に負えなくなってきた」
「じゃあ、僕やりますよ」
ここから、トントン拍子に仕事の話になり、翌月には社長の会社がある新潟くんだりまで足を運んだのです。
経験のある業界のことだから、ちょっと勘を取り戻せば間違いなく結果を出せる。一方、マニアックな業界ゆえに任せられる人材がいない、という社長の悩みも大きい。それがマッチした。
正直、簡単すぎて呆気に取られました。
「悩みを解決することが仕事になる」というのはこれまでにも肌感覚で分かっていたけれど、それにしてもこうもイージーに話が進むとは驚きでした。
この話の焦点は、実は僕が「できる」けれど必ずしも「今、やりたい」ことではなかったということです。(詳しく書けずに恐縮です。今望んでいなかっただけで、感情的に嫌いな仕事というわけではありません。むしろ好きなほう)
ただ社長と会話をするうちに、こんな展望が描けたのです。
結果を出してあげる→自分がエネルギーを発揮できる、本当にやりたいことに変えていく
という2ステップの道筋が。僕のエゴは置いておいて、まず相手が「欲しいもの」を差し出すという原理原則に従いました。
1年前なら「絶対嫌だ」「もう辞めたことだから関わりたくない」と考えていたと思います。ただこの1年ほどで分かったのは、いくらやりたくてエネルギーを注げることでも、一足跳びで理想は実現しない、という現実です。
やりたいことをやって結果を出せる人も、いるのは確かです。ただそれは、僕のような凡人と比べて相当筋がいい人です。残念ながら、大半の人間はそうじゃない。
また世の中の多くの人が、成功している人の成功している現在にばかりに目を向けようとします。しかし、それも「今、成功している状態」というだけで、過去には大きな失敗も挫折も繰り返しているはずです。
成功に貪欲な人ほど、「苦労せずに結果を出せること」にフォーカスしてきたと思います。だって、さっさと成功したいわけだから。成功するために、しのごの言わずに選り好みせず結果を出す。
「望まないことまでして成功を目指すのが正しいのか?」
という反論もあると思います。確かに相反する考えかもしれないけれど、現実、結果に貪欲でない人間にチャンスは巡ってきません。
だから近い将来、エネルギーを爆発させられるよう、今は今、結果を出せることにしっかりフォーカスしていきたいと思います。少なくとも僕は。
※時間がなくて消化不良になってしまいました。このテーマについては改めて考察したいと思います。
大鹿のプロフィールはこちらです
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