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これからのアパレルのビジネス脳

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アパレルの工場目線から、こんなビジネス脳と仕組みが作れたらいいなって思う記事をまとめています。
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#ビジネス

なぜコロナウイルスは飲食店を殺すのか

なぜコロナウイルスは飲食店を殺すのか

はじめまして。飲食店の経営やプロデュースを中心に活動している、周栄 行(シュウエイ アキラ)と申します。
私が何者かについては朝日新聞さんのこちらの記事に詳しく書いていただいておりますので、よろしければご覧ください。

初めてのノート投稿がこんなトピックになるのを残念に思いながらも、発信せねばならぬ衝動に駆られるままに投稿しています。

2020年4月7日、コロナウイルスの感染拡大によって緊急事態

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【ネット配信ラジオ出演】第1回の配信分「全3回」

【ネット配信ラジオ出演】第1回の配信分「全3回」

先日、ゲストとして呼んで頂き、収録をしたネットラジオの第1回配信が行われました。

スラスラと話せたなと感じましたし、バランスを取りながら引き出していくパーソナリティの力って凄いなと改めて感じました。

是非、お聞きください!

ブランドコラボで全国展開を直前にして僕たちから伝えたいコト

ブランドコラボで全国展開を直前にして僕たちから伝えたいコト

※おおよそ2分で読める内容です

こんにちは。
縫製工場の三代目、シャクモトタツヒロです。

私は10年前、

「家業を未来に残す仕事にしたい」という想いでアトツギの決意をしました。

「お客様に近いところで仕事すること」
そんな当たり前のことすら出来ていなかった僕たちですが、ブランドへの挑戦を通して多くの方に支えて頂き、今まで遠かったお客様との距離を無くすことができたし、自分たちも成長すること

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【店舗】vs【EC】の構図に捉われるな

【店舗】vs【EC】の構図に捉われるな

店舗運営に携わられている方はECを否定し、
EC運営に携わられている方は店舗を否定する。

わざわざ口外こそしないまでも、この1意識を持っているケースは少なからず存在するのではないでしょうか?

近年のEC市場の拡大により、今までの買い物の常識は変化し、店舗=当たり前の絶対正義といった感覚は薄れているこかもしれません。

北海道に行かないと買えない名物「白い恋人」
沖縄に行かなければ買えない「紅芋

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ブランドはコミュニティの旗印 #大日本市

ブランドはコミュニティの旗印 #大日本市

「D2Cと呼ばれる新しい小売の真髄は、モノを通してコミュニティを作っていること、その旗印としてモノが機能しているということだと思います」

昨日登壇した大日本市のイベントで、ブランド体験の意味を私はそう表現しました。

中間マージンがないとか、ECで直接売っているとか、価格帯が従来より安いとかではなく、「作ったモノをどう売るか」の発想から、まずコミュニティを作り、そこに「何を届けていくか」を考えて

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自分たちの仕事は【我が子】に継がせられる仕事なのか?というシンプルな話

自分たちの仕事は【我が子】に継がせられる仕事なのか?というシンプルな話

こんにちは。
縫製工場の三代目、シャクモトです。

2020年1月23日AMに、母校の小学生のお子さんたちが私たちの縫製工場に社会科見学に来られました。

これは、2018年から小学校から依頼を受けて行っている取り組みです。

毎年、ビックリするような質問があったりして小さな後輩たちにはエネルギーを貰っているような気がします。

そんな中で、ふと思ったことをtweetしました。

十数人の子供たち

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サスティナブルなファッションって「制服」って文化じゃないか?「実はスーツはサスティナブル」

サスティナブルなファッションって「制服」って文化じゃないか?「実はスーツはサスティナブル」

こんにちは。

縫製工場の三代目シャクモトです。

今日は最近よく聞く「サスティナブル」
ファッション業界でも声高に言われたりしていますが、それについて個人的に感じたことを書いてみたいと思います。

ファッション業界は石油産業に次いで、
「世界で2番目に環境汚染を引き起こしている産業」と言われています。
環境汚染に影響を与えていると言われる産業です。

そういわれる要因は、近年特に問題視されている

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タブーを作ったのは人であり、タブーを破っていくのも人である

タブーを作ったのは人であり、タブーを破っていくのも人である

タブーってなんだ?

Wikipediaでは、下記のような説明がしてあります。

してはならないこと。
すべきであるという決まりごと。

たしかに、やっちゃいけないことはあります。
一定のルールの中で統率を取りながら大きな社会は動いています。

しかし、無意識にタブーに縛られてしまっているということはないだろうか?

社会的悪を容認したいと言っているわけではなく、疑うことをやめてしまっているという

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今!縫製工場が考えないといけないこと。

今!縫製工場が考えないといけないこと。

昨晩、Facebookのメッセンジャーで同じ縫製の仕事をしている先輩とやり取りをしていました。

〇〇君、頑張ってるね。
これから先どうなっていくんだろう。
自分たちには何ができるんだろう。

そんな、話をしていく中で感じたことを書いてみたいと思います。

近年、縫製工場だけでなく、繊維産業を取り巻く環境はすこぶる良くない。
十数年前までは地域の有名企業として先頭を走っていた縫製工場も先日倒産しま

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プロ意識を持って。

プロ意識を持って。

今日のnoteはごくごく短い内容です。
ですが、どうしても書き留めておきたいことだったので、33歳の誕生日にこれを書きたいと思います。
たかが10分でできる仕事だとしても、それが10分で出来るのは
これまでに何百何千時間の
努力積み重ねてきたからこそ
それをリスペクト出来ない人はどの分野においてもプロとは呼べない

思い返してみてほしい。
こういった意識を持っていられていますか?

自分の戒めに

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M-1GPに見た原点回帰

M-1GPに見た原点回帰

和牛のネタはめちゃくちゃおもしろい。加えてうまさや技術的な部分も見えて毎年面白い。

偉ぶって評価がしたいわけじゃないですが、ここ最近のM-1決勝をみてると、オモシロイと同時に「上手さ」とか「なるほど」といった感情が湧いていました。

もちろんそれもすごいことなんですが、2019年大会で優勝したミルクボーイの勝因は「シンプルさ」にあったんじゃないでしょうか?

審査員を務められた、ダウンタウン松本

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「自分たちが作ったモノ」が「売れる瞬間」を知ってるか知らないかで天地の差が出る

「自分たちが作ったモノ」が「売れる瞬間」を知ってるか知らないかで天地の差が出る

誰しも何かを売って生きています。

それが「商品」なのか「サービス」なのかは人それぞれですが。

ただ、世の中には【仕組み】があって、例えば一つの商品を「売る」という単純なことにも多くの人が関わっていて、役割分担を細分化していく中で、
ある意味《光と闇》みたいなものが生まれてきたと私は思っています。
良いとか悪いとかではなく、自然発生的にそれが存在しているということです。

そんな中で、自分たちが

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大賞受賞!ビジネスプランコンテスト2019

大賞受賞!ビジネスプランコンテスト2019

こんにちは。

2019年12月14日(土)に岡山県津山市で行われたHOMINGビジネスプランコンテストにて、大賞を受賞することができました。

これも、支えてくれた多くの方々や、
日ごろからアウトプットのモチベーションを上げてくださったフォロワーの皆様のおかげです。

本当にありがとうございます。

せっかくなので、発表した内容を公開させて頂きたいと思います。

※下記の画像をタップ

お金じゃない‥なんて綺麗事。

お金じゃない‥なんて綺麗事。

「お金に変えられないものがある」

世の中には、お金に捉われないある意味での美意識的感覚を重んじる風潮があります。

お客様の笑顔が見れたらそれでいいから、赤字でも構わないんだ。

というお店があった時、

「え?」という感覚を持ってこそ正常だと私は思うんです。

また、よく聞くのが、

「お金は後からついてくる」という考え方。

確かに、結果的にそうなることはすごく良いことです。
成功者や、お金

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