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お金じゃない‥なんて綺麗事。

「お金に変えられないものがある」

世の中には、お金に捉われないある意味での美意識的感覚を重んじる風潮があります。

お客様の笑顔が見れたらそれでいいから、赤字でも構わないんだ。

というお店があった時、

「え?」という感覚を持ってこそ正常だと私は思うんです。

また、よく聞くのが、

「お金は後からついてくる」という考え方。

確かに、結果的にそうなることはすごく良いことです。
成功者や、お金に余裕のある人たちこそ、そういったことを良く言うのですが、ただ、そうなるのはいつなのか?
そういったポジションを取ることをいちいち否定までしませんが、
結果が出るまでに万策尽きたら意味がない。ということは紛れもない事実です。

大なり小なりのビジネスを展開していく上で、お金に捉われない領域(余裕があり、追われない)に達することは理想だが、利益にこだわる姿勢は常に持ち続ける必要があります。

経営者はそれを常に意識しているし、意識していないことはむしろ正常ではありません。ただ、経営者じゃなくても利益にこだわる姿勢に関しては持っていないといけない感覚だと思うんです。

それは、内部的な部分でも、外面もそうです。

1つやっても赤字の仕事はは、100回やっても赤字です。
自分のところに利益を残せていても、外注先が赤字なら、それは意味がないことだと思いませんか?

自社が良ければそれでいい。という感覚は、基本的に違うと感じます。

お金がすべてではないが・・・
お金は最重要であることは変わらない。

その事実から目を背けることは、ビジネスの本質から逸脱しているのではないでしょうか。

儲けたい。稼ぎたい。と言いふらすことが美学とは思いませんが、
その気持ちを持っていることが良くないという心理は取っ払わなければならないと思います。


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