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sasakitory ライフスタイル

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sasaki + (labora)tory = sasakitory「ささき研究室」マガジンでは、研究にも趣味にも分類しづらいライフスタイル全体に関わる内容を発信します。
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2023年9月の記事一覧

#62 ふたつの「おはよう」

#62 ふたつの「おはよう」

朝、「おはよう」と言うと気持ちが明るくなります。僕も自分のオフィスに入る時は日本語で、「おはようございます」と言うことにしています。今は同僚が夏休み中なので独り言ですが、戻ってきた後も「朝のあいさつだけは日本語でさせてほしい」とお願いするつもりです。

ドイツ語はNG?

ドイツ語で「おはよう」は Guten Morgen(グーテン・モルゲン)です。Gutenが英語の Good に、Morgen

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#58 未来のためにできること 〜幸せの意味を99%まで考えること〜

#58 未来のためにできること 〜幸せの意味を99%まで考えること〜

「未来のためにできること」の「未来」は、50億年後に設定したい。なぜか?十年後に世界がどうなるかよりも、50億年後にどうなるかの方がよく分かっているからだ。50億年後、太陽は寿命を迎え赤色巨星となり、地球を飲み込む。世界が力を合わせて守った自然も世界遺産も、全て溶けてなくなる。

地球がなくなる最期の時には、世界中の言語や音楽、絵画で地球文明を表現して宇宙に発信することになるだろう。その時、地球の

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#55 おでんがまだあるか、知りたいだけなのに

#55 おでんがまだあるか、知りたいだけなのに

まだまだ暑い九月中旬におでんとは、気が利かない感じですね。このトピック、タイトルの響きに反してとっても大切な内容なのです。大学の1〜2年生の授業で取り上げてディスカッションして、それを英語でまとめて発信する、とかいう出前授業、やってみたいなあ。

柳仙のおでん

以前の投稿「#33 つくばウォーク 〜盛大なる1人イベント〜」で登場した居酒屋、柳仙。この店は冬限定でおでんを出すのですが、人気メニュー

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【号外#2】 フォロワー100人達成しました🎊

【号外#2】 フォロワー100人達成しました🎊

本日、フォロワー100人を達成しました。手元のメールを見返すと、とある人に「note で発信してはどうですか」と勧められたのが今年の4月5日でした。それからすぐに準備を始めて30本ほど記事を書きため、81日後の6月25日に、「#1 あらためて、自己紹介」で note を始めました。そしてその6月25日からなんとちょうど同じ81日後の今日9月14日、フォロワー100人を達成しました!

さらに、今日

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#54 声が枯れるまで、沈黙を語ろう

#54 声が枯れるまで、沈黙を語ろう

先週の月曜日にダルムシュタット工科大学での正式勤務が始まりましたが、第一週は各種事務手続きやPC関係の設定でほぼ終わってしまいました。今週から徐々に担当する研究について話し始めています。25年前のオーストラリア留学中に勉強していた理論に近いことを、機が熟しつつある AI 技術で実現しようとする研究で、またまた昔と未来がつながりました。

フィンランドで学んだこと

先に何本か投稿したように、勤務開

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#52 ドイツと note が教えてくれた、豊かさのかたち

#52 ドイツと note が教えてくれた、豊かさのかたち

ドイツへ来て一ヶ月、note を始めてから二ヶ月半が経ちました。長かったような短かったようなこの期間で、自分の中のある部分が確実に変化したように思います。今日はそんな「これまでと異なる、幸せのかたち」の話です。

人と人との四類型

人間は十人十色ですが、「自分にとってその人はどんな位置にいるか」と考えると、ある程度のグループ分けはできるように思います。本当は人を分類したりはしたくないのですが、合

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#51 あの選択をしたから〜年収3分の1の転職〜

#51 あの選択をしたから〜年収3分の1の転職〜

自分に多いもの、それは転職した回数と通った大学の数です。今日現在で大学は4つ目、仕事は6つ目です。十回あった大きな選択の中で、自分の人生に一番大きな影響を与えたのは、二番目の仕事だったと思います。

好き勝手やった教師時代

2000年に大学院を修了してすぐ、憧れの英語教師になりました。私立中高一貫校だったので、「自分たちの学校の教育は自分たちで決める」空気がしっかりしており、好き放題させてもらい

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#50 イン・マイ・ライフな気持ち

#50 イン・マイ・ライフな気持ち

この記事が50本目、区切りの投稿となりました。今日は、大好きなビートルズの楽曲「イン・マイ・ライフ」から読み取る、これからの人生の指針です。少しだけ、英語教師にも戻ります。

この曲はアルバム『ラバー・ソウル』に収録されていますが、アルバムタイトル “Rubber Soul” は発音が全く同じ別のフレーズ、 “rubber sole”(靴の「ゴム底」)が念頭にあります。正式な靴は革底(leathe

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#49 北欧で見かけた「ありのまま」とその先

#49 北欧で見かけた「ありのまま」とその先

10年以上ぶりに北欧、フィンランドへ行ってきました。音楽業界の仕事で行っていた頃は、「代理店で売上のチェックと販促イベントをしたら、はい次の都市!」みたいな旅だったので、街の細部を観察することができませんでした。

ELLIS Doctoral Symposium 2023

フィンランドでは首都のヘルシンキに滞在し、主に隣町エスポーにあるアールト大学(Aalto University)で行われた

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