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詩「ワンルーム•パパ」
先日あなたは
遠くに行きました
戻る気配はないようです
買ったことない
野菜の調理法
誤って
歯に挟まったり
そんな僕のような
あやまちを
母さんと出会う前
あなたもしたでしょ
"ひとり"と"ひとり"になれたから
話をしたい
「エヴァ、終わりましたね。」
やり切れない思いを
見せ合いながら 笑いながら
眉毛の太い
足の短い
僕によく似た男の子
2人の老人どちらに譲るか
電車に乗っていて、お婆さんが立っているのに気づいた。お婆さんは私の左斜め前にいる。私は席に座っていたので、ここはひとつ席を譲ろうかと思った。
私は席を譲るタイミングを見計らい、お婆さんの方へ視線をやった。視線をやってから席を譲るべきか迷った。改めて見ると、お婆さんはお婆さんじゃない気がしてきた。
少し若いのである。お婆さんだとしても、まだ成り立てだ。お婆さんとしての自覚が足りてないかもしれない
悲しい時
辛い時
苦しい時
マナティーに会いに行く
マナティーはこちらに
顔を見せてくれる
愛くるしい姿は
心の闇を吸い取ってくれる