北海道在住/活字中毒者/ジャニオタ/役に立ちそうもないけれど、3分ぐらいで読めるエッセ…

北海道在住/活字中毒者/ジャニオタ/役に立ちそうもないけれど、3分ぐらいで読めるエッセイ、という形を目指して執筆中/書評ブログ運営中→https://sutage.net/

最近の記事

カレーを貰いにコナン君を食べる、逆にね。

真実はいつも一つらしい。 江戸川コナンくんが自信ありげに言っていたので、きっとそうなのだろう。 彼の言うことに間違いはない。 けれど、人の心の行き着く場所は一つではない。 何車線も同時運行のメンタルトレインは線路を切り替え切り替え進んでいく。 たくさんの想いを乗せて。 まあ、メンタルトレインは進んでいくとは思うが、僕が今回、言いたいことはそんなことではない。 CoCo壱に行ったら、コナンコラボのクリアファイルの配布が終了していたよ、ということを言いたいのである。 今月

    • 出会いは人を翻弄し、スコップまで持たせる。

      加藤シゲアキ『オルタネート』読了。 高校生限定のマッチングアプリ『オルタネート』に惑う若者たち。 大人になりきれない感情と新たな時代の到来が入り混じりながらも、爽快で熱量の高い青春は、僕を戻ることの出来ない時期へと巻き戻していった。 あーれー。 それにしても、高校生がマッチングアプリとはけしからんではないか。 僕がサザエさんの波平さんだったならば「ばかもん!」、3年B組の教師だったならば「ばかちんが!」と言っているところである。 僕が、モラルという字の書き方を知らなか

      • 基本的には口癖って致し方ないものだよね、基本的には。

        口癖とはやっかいなものである。 意識していないのに、口を開けば、迷路で遊んでいた口癖がゴールを見つけてしまったかのように飛び出してしまう。 いやいや、出てくるなよ、と言っても奴は出てくる。 でしゃばりなのだ。 「基本的には」 僕はこの言葉の使用頻度が高い。 口癖と言っていいだろう。 大体は話の最初に付けて、内容の信憑性をぼかしてしまうのだ。 「基本的にはポケモンってピカチュウだよね」 「基本的には目玉焼きは醤油だよね」 「基本的にはカントリー娘。はりんねだったよね」

        • Twitterのことを考えすぎて昼寝が出来ない。

          私は貝になりたい。 とにかく何か訊かれればそう言っていた時期があった。 おそらくそのワードにはまっていたのだろう。 僕の厨二病によく似た暗黒時代である。 で、今はインフルエンザ、にかかりたいわけはなくインフルエンサーになりたい、と七夕の短冊に書こうと思っている。 本気だ。 去年は嵐に入りたい、と書いた気がする。 もちらん、それも本気だった。 今までは書ければいい、文章が上達すればいい、という気持ちでNOTEもブログも書いていたのだが、違うのではないか、そんな神のお告げ

        カレーを貰いにコナン君を食べる、逆にね。

        • 出会いは人を翻弄し、スコップまで持たせる。

        • 基本的には口癖って致し方ないものだよね、基本的には。

        • Twitterのことを考えすぎて昼寝が出来ない。

          よく知らないけれど書かなくてはいけないような気がしたのでジャンプする。

          Hey!Say!JUMPのメンバーだった岡本圭人くんがグループを脱退することとなった。 なんてことだ。 怪しい雲行きはあったが、結局こうなってしまった。 ファンの方は悲しみに暮れていることだろう。 と書いているのだが、正直に言えば僕は岡本くんをあまり知らない。 一時期、山田涼介くんにウハウハしていた時期もあったが、NEWSにゾッコンLOVEを誓ってからは、Hey!Say!JUMPに注目することは少なくなっていた。 じゃあなぜ今、岡本くんがらみのことを書いているのかとい

          よく知らないけれど書かなくてはいけないような気がしたのでジャンプする。

          空想マンガごっこのやり方。

          空想マンガごっこをご存知だろうか。 いや、違う。 ドラえもんが出しそうな道具大喜利で誰か1人ぐらいは出しそうな回答ではない。 知らない人がほとんどであると思う。 この遊びは僕が幼少のころに、勝手に作り出した一人遊びだ。 逆にそれを知っていると言われると怖くて震える。 遊び方は簡単。 まずは何も知らないノートと、無邪気なペンを用意する。 そしてマンガを頭の中で作る。 こういう設定で、主人公はこんなんで、仲間はあんなので。 ある程度固まれば、1話目のタイトルを純粋な気持

          空想マンガごっこのやり方。

          今日の朝ごはんは黒い夢。

          朝ごはん食べない派だ。 良くないことはわかっているし、食べないことによって世界が平和になるとか、そういう願掛けでもない。 気持ち悪くて食べれないのだ。 朝ごはんがプレデターに見えるのだ。 朝ごはんの代わりに、僕は音楽を掻き込む。 出勤中の緩やかなひと時。 紅茶でも飲んでいるかのように心が和やかになる。 今日の気分は『黒夢』だ。 全然和やかではなかった。 黒夢は清春さんと人時さんの2人組のバンド。 主に90年代を震撼させてきた時限爆弾だ。 いつ爆発してもおかしくない。

          今日の朝ごはんは黒い夢。

          有吉弘行さんのご結婚がめでたいので、リオのカーニバルを開催する。

          有吉弘行さんが、犬の肉球の2倍ぐらい好きだ。 あの柔らかな人に安らぎと癒しとちょっとばかりの幻覚症状を与えてくれる肉球。 有吉さんはそれ以上のものを僕に与えくれる。 彼の番組を見た後は、何だか視界がクラクラと蠢いていて、真っ直ぐに歩くことができない。 有吉さんと言えば、有吉AKB共和国という番組で小嶋陽菜さんにはまってしまい、僕をAKBパラダイスに導いてくれたお方だ。 あの番組を見ていなかったら、僕はAKBにもはまらず、SKEにはまって松井玲奈さんも、ちゅりこと高柳明

          有吉弘行さんのご結婚がめでたいので、リオのカーニバルを開催する。

          見れば見るほど3人だ。

          食欲、性欲、性欲。 人は昔々あるところにお爺さんがいた時代から欲望に負けてきた。 おそらく国家レベルの軍隊を用意しても勝つことは出来ないだろう。 欲望は最強である。 僕がよく負けたな、と認識する欲望は『見る』という欲望だ。 家にいてサイレンの音が近くに聞こえると、つい窓を開けて確認してしまうし、やじうまを発見してしまうと、その中心には何があるのだろうとワクワクを抑えてきれず、のぞき込んでしまう。 すると大抵僕のように、それを見たい、と同じ行動をする人が現れてくる。 彼

          見れば見るほど3人だ。

          今日はエイプリルフール、街は賑やかお祭り騒ぎ。

          バレンタインデーにハロウィンにクリスマス。 毎年その日が来ると街は天空の城ラピュタのように浮かれ、乱痴気騒ぎを起こす。 イベントごとを大事にしているタイプではないが、街中でその片鱗を垣間見ると「ああ、今年もそんな時期か」と感慨深くなる。 そして今日はエイプリルフール。 ひと昔であれば他のイベントごと同様、どんな嘘をついてやろうか、期末試験前日のように徹夜で考え、当日を楽しみにしたものだ。 たが、昨今のエイプリルフールのパッとしない盛り上がらなさは何だろうか。 ひょっ

          今日はエイプリルフール、街は賑やかお祭り騒ぎ。

          深海を元気なく泳ぐティアラ。

          脱退、退所。 これ程ファンを深海にいる見たことのない生物と戯れさせるものはない。 こんな生物いるんだね、へー、不思議ー、と悠長に構えていることはできない。 目に付く生物を片っ端から食べれるか検証し、やがて毒を持つ生物を捕食してしまい苦しむことになるだろう。 こんなに苦しんでいるというのに、まだ苦しめというのか。 鬼の子や、あんた鬼の子や! このように、例えそれが前向きな決断だろうと、簡単には納得できないのがファン心理というものである。 この度、King&Prince

          深海を元気なく泳ぐティアラ。

          エスカレーターの右側(地域によっては左側)には大事なものがある。

          エスカレーターの右側が、大事なものを無くしてしまったかのように空いている。 これはなんで空いているのだろうか。 霊の通り道にでも指定されているのであろうか。 しばしすると歩いていく人が現れる。 どうやら霊ではないようだ。 重たそうな足がある。 そうか、歩く人用のために空いていたのか。 これが今問題になっている。 事故が多発し、歩かないでくれ、という条例が出来たところもあるらしい。 そう言えば僕の町にある駅にも、そんなポスターが貼ってある。 条例にまではなっていないの

          エスカレーターの右側(地域によっては左側)には大事なものがある。

          人見知りが世界を崩壊させたのなら。

          人見知りをよくする。 呼吸と同じぐらいの頻度でしてしまう。 と言うことは、人見知りの半分は二酸化炭素とか酸素なのかも知れない。  面接で「特技はなんですか?」と聞かれたならば、「人見知りです!」と声高らかに言えるし、「1日に5回はします」といらない追加事項もつけてしまうだろう。 なので中々友達も出来にくい。 初対面から1年ぐらいしないと打ち解けられないし、打ち解けたとしても3日会わなければ友好度が0に戻り、1年前にタイムスリップしてしまう。 けれど、僕は戻りたいわけで

          人見知りが世界を崩壊させたのなら。

          何もしていないトムヤムクン。

          好きなものがある。 カップヌードルのトムヤムクン味である。 何を隠そう、僕はトムヤムクンが好きで好きで、好きという気持ちだけで夢が叶うのならば総理大臣になっていてもおかしくない。 そうなれば主食を米からレモングラスに変える計画を立てている。 あの独特な酸っぱさと辛さは僕の舌を唸らせ、喉を天界に運び、胃を昇天させる。 幸せとはこういうことなのだ、と君が好きだと叫びたいぐらい叫びたい。 が、いかんせん評判があまり良くない。 僕の周りで食べてる人を見かけないし、周りに薦てみて

          何もしていないトムヤムクン。

          小説の世界が崩される瞬間、あいつの顔は綺麗さっぱり。

          小説を読むのが、飲み会の後のラーメンぐらい好きである。 最近はNOTEやブログをちまちま小判鮫の気遣いのように書いているので、少しペースは落ちているが、それでも時間を秘宝のように見つけては読み漁っている。 1人の時に読んでいればいいのだけれど、ついつい続きが気になり、人前で読む時もある。 その時の僕は夢中である。 神経は研ぎ澄まされ、どんな達人でも、中国400年の歴史を背負った人間でも簡単に太刀打ちはできないだろう。 僕は本の世界の中に入る。 すると声が聞こえる。

          小説の世界が崩される瞬間、あいつの顔は綺麗さっぱり。

          人間たちが見習うべき赤い髪の鬼のことを考えていたら、隣の鬼が鬼みたいだった。

          赤い髪の女性がいた。 彼女を初めて見た時は、ガールズポップを明るく歌いあげる女の子、という印象だった。 数年経ち、ある大ヒットアニメを歌う彼女を見た時、僕はこう思った。 鬼だ。 鬼が歌っている。 この鬼というのは、ジャイアンがのび太に行う所業とは別のもの。 桃太郎たちが惨殺した鬼の生き残りで、人間の気持ちも、鬼の悔恨も理解しているパターンのやつである。 なんて健気な鬼なんだ。 その鬼の名前はLiSA。 世にもかわいい愛され系の鬼である。 ステージ上で愛らしさと

          人間たちが見習うべき赤い髪の鬼のことを考えていたら、隣の鬼が鬼みたいだった。