日記 20241106-1107
最近、ものと自分との間合いがうまく取れなくなることがある。昨日の朝、二日ほど前に買った蕪をそろそろ使わなければならないと思って、半分は四つ割にして焼いて、もう半分は夜のサラダにしようと皮をむいた。その蕪はまだ柔らかく、皮の下に硬い筋があったわけではなかったのに、私は目測を誤って左手の親指を切りつけてしまった。慌てていたので絆創膏を一枚土間に落とした。
一日絆創膏を付けたまま過ごして、大分草臥れたそれを今朝剥がしてみた。傷は親指の指の腹三分の二ほどを占めていて、細長い傷口は