甘井りよ

一般男性 思ったことをエッセイとして書いています xやってます https://twi…

甘井りよ

一般男性 思ったことをエッセイとして書いています xやってます https://twitter.com/riyo_9679

記事一覧

最初は誰もが初心者だった。 【短編小説】

 初めては誰にでもあるもの  最初は誰もが初心者だった  そんな言葉を聞くたびに当たり前で何の意味もない言葉だと思ってしまいムカつきを覚えてしまうのは僕が初心者…

甘井りよ
19時間前
4

恥の少ない生涯を送ってきました 【小説】

 恥の少ない生涯を送ってきました。  休日に何をしているのかと聞かれたとき、特別何か言えることがない人生だったと気づいた。  幼少期から恥の少ない人生だったとは…

甘井りよ
1日前
3

出来ないことがやらない理由にならないように、【エッセイ】

 出来ないことがやらない理由にならないように、出来ることがやる理由にはならない  さてタイトルを見て前向きな話しをするのかと思った人がいたら申し訳ないがまったく…

甘井りよ
4日前
10

子育て、家事、家庭 【エッセイ】

 家庭環境に悩みがある人は多いのかもしれない  もしくは昔からたくさんの人が悩んではいたが顕在化していなかったのかもしれない。  毒親という言葉が世に出始めて聞く…

甘井りよ
5日前
9

オドントグロッサムの種を植える 【短編小説】

イマナニガオコッテイルノカワカラナカッタガアタマガイタクテナキダシタクナッテルノガワカッタ  時は少し遡る。  少年は花屋で働いていた。叔母の知り合いが営む花屋…

甘井りよ
11日前

仮面ヒーロー アローンマンの独白 【短編小説】

 正義を語るときは1人であるべきだ。  そんなことを胸に刻んで生きてきた。  ヒーローを名乗りはじめた24歳の若造が考えた。そんな言葉だ。  正義のヒーローになりたか…

甘井りよ
2週間前
2

応援してくれて……

99人が馬鹿にしても1人が応援してくれたらいいじゃないか という言葉を見て 99人馬鹿にされるのは気にしなくてもいいかもしれない。 1人でも応援してくれるのを感謝するの…

甘井りよ
3週間前
3

友達は"世界"みたいな考え 【エッセイ】

僕がよくお話しをする子に"世界"という子がいます。 その子にはなんだっていえるという信頼している子なんです。 けれど時たまイタズラをされたりもするので困ってたりもし…

甘井りよ
3週間前
3

正義感の欠如 【短編小説】

正しくないことが嫌いであった。 それがいつのころからか芽生えているのかは正確には覚えてないが小学生の頃だったように思う。 満員電車に毎朝大勢の人が乗り込み自らの…

甘井りよ
3週間前
10

綺麗な写真 【エッセイ】

桜の綺麗な写真がサムネイル使われているのを見て、 綺麗だなと感想を抱く 綺麗なことはそれはなんら悪くないいいことである、 綺麗だなと思った桜のその写真は周りが少し…

甘井りよ
1か月前
4

心が広くなるかもしれない考え 【エッセイ】

さっそくですが みなさん お化けを信じているでしょうか? 様々な方々がいらっしゃると思いますが 私は信じることにしました。 その方が都合の良いことの方がよろしいの…

甘井りよ
1か月前
10

ワルツの口 【短編小説】

「面白い話してよ。」 明るい茶色の長髪の酔っ払いはじめた女がそういった。 経験値が足りないながらも頑張ってみたものの結果は惨敗、話の振り方が悪いとか、話を聞く態…

甘井りよ
1か月前
14

自称 ◯◯ 【エッセイ】

自分だったら と想像することがある 想像というか妄想といえる そんなことこと 例えば アニメとか漫画とかその他諸々キャラクターがいるなかで自分がこのとき、こんなとき…

甘井りよ
1か月前
6

田舎と都会どっちがいいか? 【エッセイ】

田舎がいいと言えるほど 田舎なんて知らない 都会がいいなんて言えるほど 都会なんて知らない でも慣れ親しんだものを好きといいたい 最近田舎暮らしがいいという記事を…

甘井りよ
1か月前
8

葬送のフリーレンで感じた  決断の話 【エッセイ】

葬送のフリーレンが大好きだぁぁ! みたいな言葉からはじめさせていただく 僕は自分が好きなものを好きだという理由だけで発信できるようなタイプではない そんな面倒くさ…

甘井りよ
1か月前
11

毎日の一瞬一瞬の運命の出会いは、ゴミのようながらゴミ捨て場で輝く

運命だとか運命じゃないとか はたまたすれ違うたびに起こる奇跡だとか そんな出会いを僕らは毎日起こしているわけで 出会いがどこかにあるわけで 運命の出会いとはちゃんち…

甘井りよ
1か月前
1

最初は誰もが初心者だった。 【短編小説】

 初めては誰にでもあるもの
 最初は誰もが初心者だった

 そんな言葉を聞くたびに当たり前で何の意味もない言葉だと思ってしまいムカつきを覚えてしまうのは僕が初心者じゃなくなったからなのだろう。
 初心者というお題目で挑戦のハードルが下がることはあるだろうしそしてその結果がいいことの方が多いことは僕も初心者ということで知っている。
 昔はずいぶんそのお題目で失敗を許されてきたものである。
 しかしあ

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恥の少ない生涯を送ってきました 【小説】

 恥の少ない生涯を送ってきました。

 休日に何をしているのかと聞かれたとき、特別何か言えることがない人生だったと気づいた。
 幼少期から恥の少ない人生だったとは思う。
 言ってしまえばそれは挑戦がない人生だったと後悔の念を抱いたときには余計なものが自分の人生には付属していた。
 大学受験の失敗は恥と言えることなのかもしれないが、その失敗は見ないようにして自分の中で捨てられた出来事だった。
 その

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出来ないことがやらない理由にならないように、【エッセイ】

 出来ないことがやらない理由にならないように、出来ることがやる理由にはならない

 さてタイトルを見て前向きな話しをするのかと思った人がいたら申し訳ないがまったく違う話しをさせてもらいたい。

 やりたいことというのが特別何もない人生であった。もしくはやりたいと思ったことを想定して現実に考えて出来ないと諦めていて考えてたことすら忘れている人生だったのかもしれない。実際はわからない、でも出来ないと思

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子育て、家事、家庭 【エッセイ】

 家庭環境に悩みがある人は多いのかもしれない
 もしくは昔からたくさんの人が悩んではいたが顕在化していなかったのかもしれない。
 毒親という言葉が世に出始めて聞くようになってからある程度の時間が流れた。
 毒親という言葉を聞いて最初に思うことは親ではなく子に対する名称はないのだろうか?
 という疑問符だろう。
 これが世間的に流布しているのだかは定かではないが毒親ならぬ毒子というものが当たり前に話

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オドントグロッサムの種を植える 【短編小説】

イマナニガオコッテイルノカワカラナカッタガアタマガイタクテナキダシタクナッテルノガワカッタ

 時は少し遡る。
 少年は花屋で働いていた。叔母の知り合いが営む花屋で簡単なお手伝いをしていた。
 少年は素直な子だった。というよりも感情を隠しなんてことが出来ない子だったのだ、でも取り立てて大きな問題はなかった花屋で働いる仲間たちが優しく自分のことを助けてくれるからと少年は思っていた。
 少年は28年生

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仮面ヒーロー アローンマンの独白 【短編小説】

 正義を語るときは1人であるべきだ。
 そんなことを胸に刻んで生きてきた。
 ヒーローを名乗りはじめた24歳の若造が考えた。そんな言葉だ。
 正義のヒーローになりたかった。
 そんなことを思っていたのは子供のころの話で中学と高校でそんなことを思っていたことも忘れてしまった。
 大学生になり適当に遊んでやると思ったが、すぐに就職だどうだの話が聞こえてきて資格をとるためだとかで大学生の大半を過ごした。

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応援してくれて……

99人が馬鹿にしても1人が応援してくれたらいいじゃないか
という言葉を見て
99人馬鹿にされるのは気にしなくてもいいかもしれない。
1人でも応援してくれるのを感謝するのはいいかもしれない。
でも
100人に届けた程度で満足するのはいいとはいえない。
かもしれない。

1分1秒が大事
と聞いて
1秒で何が出来るんだいと思ったことがある。
1秒が大事なんじゃなくて1秒の積み重ねの1分が大事なのであって

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友達は"世界"みたいな考え 【エッセイ】

僕がよくお話しをする子に"世界"という子がいます。
その子にはなんだっていえるという信頼している子なんです。
けれど時たまイタズラをされたりもするので困ってたりもします。
でも言い訳をして構えず申し訳ないことをしたかなとも思ったりもします。
一生付き合っていくので大切にしなきゃなと思います。

みたいなことはなくて、そんな子は現実にはいないのですが、
僕は頭の中で最強で最凶な友達"世界"がいるので

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正義感の欠如 【短編小説】

正しくないことが嫌いであった。
それがいつのころからか芽生えているのかは正確には覚えてないが小学生の頃だったように思う。

満員電車に毎朝大勢の人が乗り込み自らの職場に向かう。
大変だろうと思いこんでいたその行動が僕にとってあたりまえのつまらない日々になるのはそんなに時間は掛からなかった。
その大変さをさして考えずに横にやりながら僕は職場に着いて、
「サトウさん、おはようございます。」
「アマイく

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綺麗な写真 【エッセイ】

桜の綺麗な写真がサムネイル使われているのを見て、
綺麗だなと感想を抱く
綺麗なことはそれはなんら悪くないいいことである、
綺麗だなと思った桜のその写真は周りが少しボヤけていた。
それはピンぼけという技法である。
背景をぼやかすことによって被写体を目立たさせている。
この技法によって確かに写真は綺麗だった。
でも
それを見て私は思った。
物事なんて鮮明じゃないほうが綺麗に見えるんだと、
そんなことを

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心が広くなるかもしれない考え 【エッセイ】

さっそくですが
みなさん

お化けを信じているでしょうか?

様々な方々がいらっしゃると思いますが

私は信じることにしました。
その方が都合の良いことの方がよろしいので、

こうなったちょっとばかりのエピソードを紹介させてもらいます。

お化けのことを信じていない人たちがいました。
その5人の中の1人がお化けの話が嫌いだったのです。
理由はもちろん怖いからという理由ですが、
怖がっているその子の

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ワルツの口 【短編小説】

「面白い話してよ。」

明るい茶色の長髪の酔っ払いはじめた女がそういった。
経験値が足りないながらも頑張ってみたものの結果は惨敗、話の振り方が悪いとか、話を聞く態度があれじゃどんな話を知ったて無駄だみたいなことを心の中で悪態をつきながら帰路を急ぐ。
終電近い駅の改札でこれまた酔っ払った団体さん達が別れの挨拶をしている。
うるせぇ、声のボリューム狂ってるんだよこの酔っ払いどもとこれまた心の中で悪態を

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自称 ◯◯ 【エッセイ】

自分だったら
と想像することがある
想像というか妄想といえる
そんなことこと

例えば
アニメとか漫画とかその他諸々キャラクターがいるなかで自分がこのとき、こんなときどう思うだろうかみたいなこととか
芸能人が炎上したときに自分だったらどう思うかどう対応するかとか
自分が何かの職業になっていたらとか
そういうことこと

そのどうしようもなく誰かのためになるわけでもないそのようなことごとを少し共感され

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田舎と都会どっちがいいか? 【エッセイ】

田舎がいいと言えるほど
田舎なんて知らない
都会がいいなんて言えるほど
都会なんて知らない

でも慣れ親しんだものを好きといいたい

最近田舎暮らしがいいという記事を見た
確かにいいなと
心のどこかで思っていた
だからその記事が目に止まったんだと思う

でもその記事の内容にはさほど共感できなかった
田舎は
空気がキレイだという
現実的にはその通りなんだろうけれど僕は空気がキレイとは感じたことはなか

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葬送のフリーレンで感じた  決断の話 【エッセイ】

葬送のフリーレンが大好きだぁぁ!

みたいな言葉からはじめさせていただく
僕は自分が好きなものを好きだという理由だけで発信できるようなタイプではない
そんな面倒くさいやつなので好きなアニメはたくさんあるのだがそれを発信するにはなんらかの理由付けをしなくてはいけない

つまり先の発言するにあった理由は
葬送のフリーレン アニメ 
第25話 致命的な隙
より抜粋

ゼーリエとフリーレンの散歩をするとこ

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毎日の一瞬一瞬の運命の出会いは、ゴミのようながらゴミ捨て場で輝く

運命だとか運命じゃないとか
はたまたすれ違うたびに起こる奇跡だとか
そんな出会いを僕らは毎日起こしているわけで
出会いがどこかにあるわけで
運命の出会いとはちゃんちゃら可笑しいと思ってるそんな日
街ゆく人とすれ違いそれが今世最後の出会いであるなら運命的と言えなくもないそんな日
そんなことがそんなこと程度で起こるこんな日を
毎日過ごして
日常にしていく
運命なんてない、運命なんてくだらない
でもそん

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