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「姫」の思い出【0〜5歳】
※今回は0〜5歳頃にあった印象的な出来事を紹介します。
印象的な出来事クッキーをあげたかっただけ
母と姉妹でクッキーを作りました。
姉妹はほぼ型抜きしただけですが、動物やハートや星、様々な型があって楽しかったです。
珍しく穏やかで心地良い時間でした。
綺麗に焼き上がって、ワクワクも最高潮。
美味しそうだね! とはしゃいでいると、
外の用事を済ませた父が帰って来ました。
母が「お父さんにあげて
「姫」になる始まり【0〜5歳編】②
※なるべく時系列で書いています。過去投稿を一読していただければ伝わりやすいかと存じます。
言葉の暴力。怒号という凶器。父の怒号。
父の口癖は
「誰が稼いでると思ってんだ!」
「俺だって辛いんだ!」
でした。
定年退職して流石に「誰が稼いでると思ってんだ!」は封印されましたが、
残念ながら現在でも「俺だって辛いんだ!」は健在です。
だから何だって話です。
幼児期の私には、ただただ怖い存在でし
「姫」になる始まり【0〜5歳編】①
※なるべく時系列で書いています。過去投稿を一読していただければ伝わりやすいかと存じます。
過保護と甘やかし。
祖母について。
祖母は世間体を何より気にする人でした。
他所様には優しく親切な良い人でしたが、身内には怪物でした。
とにかく言葉がキツく、攻撃的で、人を貶すのに躊躇がありません。そして価値観が古く、頑固で、論理性に欠けていて、感情が常に剥き出しでした。
母を言葉の暴力で責め立て、父とは
「姫」となる者の誕生と悲劇の序章。
両親が結婚した経緯。
両親はI県TH市出身。
父はせっかく地元を離れK県で公務員になったのに、母親(私の祖母)の執拗な帰ってこいコールに負けて帰郷。
母は6年交際した彼氏を後輩に寝取られ、破局。
父は35歳、母は28歳の頃、お見合いで結婚しました。
おそらく、そこに愛はありませんでした。
あったのは世間体や時流、ぼんやりとした願望。
彼らも「普通の幸せ」が欲しかったのだろうと今なら察せます。し