- 運営しているクリエイター
#短編小説
優雅ですばらしき殺戮
ぼくが思うに、「殺戮」という行為は人類種にとって欠かすことができない要素だ。
ムラ社会だったころの生存圏と糧食を確保するための戦いから、イデオロギーの摩擦により起こった国家間の戦争。日常に溢れた殺人事件の数。異なるコミュニティの断絶を、ソーシャルメディアが壊したことで生じる無自覚な殺意。
そんなものを超えて、ぼくの心を捉えて離さない殺戮行為がある。
熱した鉄板、鈍く輝くナイフ、デロリとした肉
おれはFF14二次創作でプラクティス・エブリデイした
おれだ。おれはその後ミルウーダをこの手で殺した。絶望的な貴族と平民の断絶に…NAMIDAを流し…それはそれとして更に下賤な存在であるMANOMOを狩り…アイアムラムザ。シーフ、アンド、アーチャーしている。
そんなおれの最近のテキストカラテ稽古の模様をお伝えしたいと思う。
注意書きファイナルファンタジー14の話をする
自分のアバターと他人のアバターが登場する二次創作の話をする。つまり「うちよそ
【ファンアート】『殺し屋イヌイ ワンナイト・ブリッツ!!』を読んだんだからね!
たちかぜさんの『殺し屋イヌイ ワンナイト・ブリッツ!!』を読みました。まるで近所へ買い物に行くかのようにミッションをこなす、現代の殺し屋稼業。読者に語りかけるような、主人公イヌイの軽妙な口調が好みでした。
ジャンルは「殺し屋パルプ」とでも言ったらいいのでしょうか。とても口当たりよく洒脱なこの小説を、ファンアートで応援します!
◆殺し屋イヌイ ワンナイト・ブリッツ!!
敵地潜入とバトル! 命を
【短編】ある復讐者の話【二次創作】
冬の風が、墓地を撫でつけていた。
そこらじゅうに雪が残っている。無数に並ぶ墓石は雪をかぶり、名前と墓碑銘は白く潰れ、どこの墓にも、供物は何もなかった。
この寒さの中では当然だ、と俺は考えた。猛吹雪の翌日、曇った1月のこの天気の下、墓参りなどする奴はいない。普通は。
その寒風の中で佇む男を認めた時、俺はため息をついた。吐く息が白い。つまり奴は、普通じゃないということだ。
奴は、ジョニィ
【クリスマスだよ!かわいい犬ぞりvs間違った発注で作られちゃったヘラジカソリレーシング大会!】#パルプアドベントカレンダー2020 12/18
島嶼基礎部に巨大な乾ドックと艦船をいくつも接続した巨大な島にも、クリスマスがやってきた。
艦船の船籍によってはそういう行事が無い国もありそうだが、この島では船上の会社ごとのカレンダーが優先されることがほとんどで、多少の原理主義者のぶつかり合いに警備会社と警察が動員されるが概ね無事に済みホリデーシーズンに突入する、いつもの時期になった。
医療法人あけぼの会病院と周辺施設を満載して接続されている
【短編】 聖夜に祝祭を、すべての祝祭を #パルプアドベントカレンダー2020
2021年12月のクリスマスは、盛況を極めた。
急がれた特効薬の開発の最中、ヤケを起こした科学者のひとりが複数のシャーレを壁に投げつけて破壊したところ、奇跡が起きた。
いい感じに混合された薬品がうまい具合に作用し、副作用のない薬が12月半ばに完成したのである。
津波のごとく嵐のごとく、その薬は世界中に届けられ、人類を苦しめ恐怖に陥れた疫病は12月20日前後をもって、完全に収束した。
トランプvsバイデン
今日で大統領執務室の椅子に座るのも最後だ。
歴代大統領のケツの汗を染み込ませたそれは、もたれかかると応えるようにキイと鳴いた。
不思議と、今日で大統領の座を辞することに、なんの感慨もわかなかった。それどころか、この4年間、アメリカで最も偉大な男であり続けた日々は、非常に空虚なものだった。
何故なのかはもうわかっている。
あの半年だ。あの半年が私を狂わせた。
あの男とのアメリカの頂点を決