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【ファンアート】『殺し屋イヌイ ワンナイト・ブリッツ!!』を読んだんだからね!

たちかぜさんの『殺し屋イヌイ ワンナイト・ブリッツ!!』を読みました。まるで近所へ買い物に行くかのようにミッションをこなす、現代の殺し屋稼業。読者に語りかけるような、主人公イヌイの軽妙な口調が好みでした。

ジャンルは「殺し屋パルプ」とでも言ったらいいのでしょうか。とても口当たりよく洒脱なこの小説を、ファンアートで応援します!


◆殺し屋イヌイ ワンナイト・ブリッツ!!

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敵地潜入とバトル! 命を賭けた交渉(主に味方と)! そして軽やかに駆け回る一夜の電撃戦!!

☆イヌイ(中央):フードをかぶったレインコートの男。童顔の殺し屋
☆ネコタマリ(左上):繊細な乙女心の発明家にして、ドローン使い
☆サカモト(右上):廃工場で怪しげな取引を企む組織のボス

主人公にイヌ、そして相棒にはネコ。急な案件でコンビを組むことになったのは、性格の異なる二人の殺し屋です。仕事を命懸けでこなそうという真面目なイヌイに対し、かなり独特なプロ意識を持ったアシスト担当ネコタ。まったく違う視点の噛み合わなさは、本作品の特徴だと思います!

『殺し屋イヌイ』の潜入リズムは軽快で、相棒との連携はビートが効いています。そんな行き当たりばったりな!? と読み手をのけぞらせつつも、頑張るイヌイから目が離せません。

潜入先は、雨の降りしきる夜の廃工場。イヌイは危険を伴う前衛を担当します。一方ネコタはドローンを飛ばし、安全な後方からアレコレ口を挟みます。前にも後ろにも気を配らなければならないイヌイの、プレッシャーというか苦労が忍ばれる展開に、変な汗が出てくるのを抑えられません。
そんなストレスにさらされる中、危機が訪れるも増援はなし。かなり不利な状況ですが、イヌイはひょうひょうと荒事の垣根を飛び越えて行きます。そう、これぞ現代ビジネスマンとしての殺し屋スタイル!

そんなわけでイラストは、飛び降りながら敵を撃つイヌイくんです!!


◆バトルするイヌイとマッチョ

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銃撃戦だけでなく、格闘戦もある!
巨漢が大振りするマチェーテ、イヌイの巧みなローキック! これは小兵の日本人ならではの戦い方デスネ……ッ
相手がその巨体を支えられなくなる時がイヌイの勝機。しかし体格差がありすぎるせいか、なかなかダメージが通りません。いったいどんな結末が待っているのか、それは皆さんの目で確かめていただきたいと思います!!


日常のイヌイと、地続きめいた殺し屋の非日常。双方を隔てる壁を取っ払ってしまったかのような、エキセントリックな世界観がおもしろい。
そう、この小説は春雷のように突然に、それでいてどこか爽やかな、オススメの殺し屋パルプですっ!


こちらにはあとがきがあります。合わせて読むと、作品のノリや創作過程が見えて興味深い構成になっています。


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たちかぜさん、素敵な殺し屋パルプ小説をありがとうございます! 楽しんでファンアートしましたが、キャラクターや世界観の方向性が大丈夫かなとも心配しています。それと2枚目は、コマ割りの関係で台詞が前後してしまいましたっ。問題がありましたら、遠慮なくコメントしてください!


≪追記≫
作者のたちかぜさんから、サポート&オススメしていただきました!
恐悦至極です! これからも頑張ります!!

ファンアート奉納

ファイルサイズ:5MB

~目録~

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