結局のところ、仕事にしても結婚にしても人生はコネのような他動によらなければ何かを表現することはできない。だから努力は必ず報われるというような言葉は虚像だと思っている。だから、就活で面接に落ちた際に熱意が足りないという自己責任を押し付ける輩の言動は戯言である。惑わされてはならない。
もし私が正社員と同じぐらいの収入を得たければ、相当の強いコネがなければ難しいだろう。新卒採用は経済状況に左右されて、悪い状況だと就職難になる。その結果無業状態で社会に放り出されると、その時点から這い上がることは困難だ。だから、私は何で自己肯定感を満たすのかということを考えている。
私は今、正社員にも社長にもなれていない。13年前の新卒の際における就職に失敗して、人生を詰んだ状態が続いている。だから最近、今のまま国内にずっといてももう飛躍する機会は無いのではと考えている。来年は私の干支の辰年だが、奇跡やコネも無ければ、海外に活路を見出す方がいいのではと思う。
私の人生はある意味、新卒での就職を逃している時点で終わっていて、そこから挽回するには相当なエネルギーやコネが必要なのではと思う。大学生で経験した就活では、男子としては体が弱いことで印象は悪かったし、茶番劇のような仕組みに入る余地はなかった。国内の社会における構造自体が問題だろう。