いしだ/コピーライター

広告制作会社のコピーライター。 小説家志望でINFP。

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出会い系で会ったフランス人にがっかりされた話【出会い系シリーズ①】

私は、出会い系が趣味だ。 就活の「学生時代がんばったこと」を聞かれて、出会い系と答えるくらいに好きだ。 会った人数はちゃんと数えていない。50以上100未満といったところだろう。 ちなみに恋愛目的でやってるというよりか、日常に刺激が欲しくてやっている。だから男性と会ってふつうに仲良くなることもままある。 今回は、今まで会ったなかで唯一の外国人女性の話をしたい。 その人とは、tinderでマッチして二日後に会った。これは、歴代の中でも超短期間である。 「Hi,wher

    • あらゆる文学賞はコネである

      こんなことを言ったら眉をひそめる人もいるかもしれない。 芸能界に音楽業界、声優界と人気な職業にコネはつきものだ。 真面目な印象の文学界であれば、きっと厳正な審査が行われているのだろう。たしかに、つい最近までの私はそう思っていた。渾身の自作が純文学新人賞の一次予選で落ちるまでは。 端的に言えば、この世はイルミナティを代表する悪魔崇拝に支配されている。魂を売らなければ、サラリーマン以外の生き方ができないような仕組みになっているのだ。 これまでの文学界であれば、そのことを上

      • アセンション直前になると

        頻発するラップ音 夢に仲のいい友達 旅行してる夢(おそらく奄美大島) 動悸が激しくなる 脇の下の痛み へその痛み 耳の奥が痛い 線香の匂い 自分の顔の夢 幼い頃の記憶が蘇る 背中がぞわぞわする クンダリーニが活性化する 数字をつぶやく声が聞こえる(アセンションする日) 背中が暖かい 視界の端に丸くて黒い影 窓の外に鳥やクロアゲハが見える、しかしよく見ようとすると消える ゴキブリ、ハエ、トンボの大群、アゲハ蝶を頻発に見かける 恋愛系統の夢(告白される夢、ナンパする夢) 寝てる

        • 美容院で人並みのコミュニケーションができない。

          私は髪型にこだわりがない。 いや、正確には天パが嫌なので縮毛矯正はよくかけにいくのだが、それ以上のこだわりがない。 だから美容院で必ず聞かれる 「今日はどうなさいますか?」 この質問に答えられないのだ。 今日はどうなさいますか? 一体、どのような答え方が正解なのだろう。 「髪を1センチ短くしてください」 「前髪は残しておいてください」 「芸能人の⚪⚪みたくしてください」 このくらいしか思い浮かばない。しかし私の場合「縮毛矯正で髪がまっすぐになって寝癖を直す手間が省けれ

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        出会い系で会ったフランス人にがっかりされた話【出会い系シリーズ①】

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        • 出会い系シリーズ
          7本

        記事

          「noteの続け方」とかいう記事書いてすみませんでした。

          noteが書けない。もう、シンプルに時間がないのと、疲労で書けない。 最近土日に12時間寝た後に、強烈な頭痛と眠気に襲われることに悩んでたんですよ。 なんやろなーって思ってて、グーグルで色々調べてみたら「寝過ぎ」ってことが分かった。 寝過ぎが理由で眠気に悩まされるのかーとびっくり、時にはこの眠気のせいで一日16時間寝ることもあったんだけど、もうやめよう、ほどほどにしよう。 すると今度は良い感じに疲労が取れなくなる。この微調整がとても難しい。なんで、こんなに睡眠で悩まさ

          「noteの続け方」とかいう記事書いてすみませんでした。

          蟻地獄とアリ(小説)

          男なんてチョロい。 夜の渋谷で、ちょっとエッチな格好してればやつらは引っかかる。 「お姉さん、これから飲み行かない?」なんてね。 軽そうな女に見えたんでしょ?でも残念。彼氏以外とはそういうことしないって決めてるの。こう見えて、実はとっても乙女なんです。 私が欲しいのは晩ご飯代と、ちょっとの刺激。だから今日もこうして、道玄坂で待ち合わせのふりをしている。 「お姉さん、今暇?」 ほら来た。楽勝。 革ジャンにハンドバッグ。全身が黒でテカテカしてる。いるよねこういうやつ。ナンパが

          蟻地獄とアリ(小説)

          「わたし、定時で帰ります」を実践している同期の話。

          ここ最近、土日は思い切って12時間寝るようにしている。しかし月曜には疲れ果て、また振り出しに戻ってしまう。社会人はこの繰り返しだと考えると、なんだか報われないなあ、という気持ちにもなる。 私の先月の残業時間はピー時間だったのだが、同期にたった10時間という猛者がいる。定時になるとすぐパソコンを閉じ、人目を気にせず退勤する。彼は残業をひどく嫌っていた。理由はシンプルで、「給料が発生しないから」だった。 制作職あるあるなのだが、私の会社はみなし残業やら裁量労働制やらを導入して

          「わたし、定時で帰ります」を実践している同期の話。

          眠れない眠れない眠れないおはよう。

          自分が人より寝る人間だと気付いたのはいつごろだろうか。 中高は夜10時に寝て朝7時に起床。 大学時代は深夜1時に寝て昼過ぎに起床していた。 最低でも8時間。 それを下回ると、翌日は普段より早く寝ないと体がもたないのだった。 最近、寝ることに関してとても神経質になっている。 予定通り11時に布団に入ることができても、うまく寝付けない。 「明日仕事がんばるためにはやく寝ないと」 そういったプレッシャーが私を駆り立てる。思考がとめどなく溢れ、1時間、2時間と経ち、疲労は朝にな

          眠れない眠れない眠れないおはよう。

          迫り来る便意と、落とせない大学の単位。#一駅ぶんのおどろき

          激しくうんこが盛れそうだった。 完全に下痢だ。ストレスによる下痢だ。 俺は大学の試験を控えていた。しかも、卒業が決まるか決まらないかの重要な試験だった。科目は一般教養。誰しもが遅くとも2年生までに取り終えるそれを、俺はあまりのだらしなさから3回も落としていた。 でも今回はちゃんとテスト勉強をしてきた。授業もちゃんと出てたし、中間レポートも提出した。後は評価の6割を占める期末テストだけだった。しかしその期末テストを、性来のだらしなさではなく、激しい便意によって落とそうとし

          迫り来る便意と、落とせない大学の単位。#一駅ぶんのおどろき

          滝行の滝は、SMの鞭で叩かれるより痛かった。

          原因不明の体の重さに耐えきれなくなったので、先日滝に打たれてきた。 そもそも素人ができる滝行ってどこにあるのん?ってことだったので、グーグル先生に色々教えてもらった。 場所によっては月に1度、3000円を払うことで本格的な滝行ができるとのこと。画像を見てみると、すさまじい水量に打たれている白装束の姿が。 さすがに一発目でこれは不安だったので、365日誰でも気軽に滝に打たれていいよーっていうお寺にした。 場所は、奈良の吉野にある「龍泉寺」。はるばる電車で1時間、そこから

          滝行の滝は、SMの鞭で叩かれるより痛かった。

          深夜に頭のおかしいおっさんが家の前でくしゃみしてた話

          体感で、深夜2時。おっさんのでかいくしゃみで目が覚めた。 おかしいな。私は一人暮らしのはずだった。他人の立てる音で目が覚めるはずがない。 そう思ってうとうとしていると、またでかいくしゃみで、意識をハッと呼び起こされる。それにしてもでかいくしゃみだ。深夜なのに遠慮というものが全くない。 私は生乾きの臭いよりも、夜中に耳元で鳴る蚊の羽音が嫌いだった。要するに、眠りを妨げてくるものを激しく憎んでいるのだった。 布団を被って、くしゃみが極力聞こえないよう努力する。それでも、私

          深夜に頭のおかしいおっさんが家の前でくしゃみしてた話

          私が井上尚弥の試合を最後まで見れなかった理由。

          昨日は8時50分に退社して、最寄りの電気店ヨドバシカメラにダッシュしたら、9時10分から始める井上尚弥の試合にギリギリ間に合った。 到着すると、アクオスの超巨大高画質テレビの前で、五人のおっさんが腕を組み、真剣な表情を浮かべていた。 私はおっさんをかきわけて、アクオスの真正面で観戦した。 試合が始まると、最初五人だった観戦者は徐々に増えていって、15人くらいになった。 井上尚弥がパンチをもらうと私は思わず「うっ」と言ってしまい、隣のおじさんも「うっ」とうなり、その隣の

          私が井上尚弥の試合を最後まで見れなかった理由。

          3人以上になると、一言もしゃべれなくなるあなたへ。

          会社の座席は私が座る列に3人、向かい合わせになって女性3人が座っている。 違う部署だから、向こうの3人とはまったくしゃべらない。朝の「おはようございます」と退社時の「お疲れ様です」くらいだ。 3人はお昼休みの時、とてもしゃべりづらそうだった。真ん中に座るBさんが、AさんとCさんの橋渡し役を務めなくてはならないからだ。Bさんは、CさんよりもAさんと仲が良かった。仕事中でも、Aさんとばかり雑談しているのだった。 3人の中で独りだけしゃべる頻度の少ないCさんに、私はいつも小学

          3人以上になると、一言もしゃべれなくなるあなたへ。

          人間は死んだらどうなるのか、ずっと考えていた。

          小学生のころ、人は死んだらどうなるのかひたすら考えて、鬱になっていた。 自分の意識が消えてなくなる。 そう考えただけで世界が丸々ひっくり返るような感覚がして、今何のために生きているのか分からなくなるのだった。 それから約10年が経って、私は漠然と生まれ変わりを信じるようになった。 それは映画やドキュメンタリーを見た影響からではない。 自分の中にたくさんの自分が混在していて、それが今の自身の意識を構成している感覚があるからだ。 例えば私は男性だが、女性的なものの考え

          人間は死んだらどうなるのか、ずっと考えていた。

          好きすぎると、語る言葉が出てこない。だから、

          凛として時雨というバンドが好きだ。 聴かない日はないというくらい好きだ。 凛として時雨を知ったのは高校一年の時、mixiのプロフィールで全然知らない軽音部の人が、好きなアーティスト欄に「凛として時雨」と書いていたのがきっかけだ。 すげえ癖の強い名前のバンドだな。 第一印象はそれで、しばらく何も調べずに放置していたのだが、ふとした瞬間また気になって、YouTubeで聴いてみた。 すると、バンド名以上に癖の強いバンドだった。 TKのハイトーンボイスは、最初聴いた時は女性

          好きすぎると、語る言葉が出てこない。だから、

          オトナになったのに、ピーマンが嫌い。

          クレヨンしんちゃんでよく、「ピーマン食べなさい」的な場面がでてくる。 これを見て、幼いころの私は「しんちゃんも食べてないから俺も食べない」といった反抗をしていたのだが、反抗したまま気付いたら23歳になっていた。 私はピーマンだけでなく、緑黄色野菜全般が嫌いだ。 パプリカ、ホウレンソウ、カボチャ、アスパラ、インゲン、ニンジン… などなど、枚挙にいとまがない。 サラダ等にちょっと入っているだけでも、退けて食べるくらい嫌いだ。 幼い頃からの好き嫌いが、一切ブレたことがな

          オトナになったのに、ピーマンが嫌い。