キングスマン・ファーストエージェント感想(ネタバレあり)
■キングスマン誕生の物語■国家に属さない、独立した諜報組織
「キングスマン」の誕生を描いた今作。
第一次世界大戦という未曾有の惨劇のうらで暗闘するスパイという絵図は、今までの「昔ながらのスパイアクション」とは一味違う、ドラマ性の強い作品となった。
過去のキングスマンシリーズと比べると、ロマン溢れるガジェットや外連味溢れる展開にアクション、カタルシスは薄く物足りなさを感じる「すました優等生ヅラした坊や」みたいな作品になっているが、テーマとしてはマーク・ミラーやデイブ・ギボン