本能寺炎上!英傑怒りの決死拳

恐らく、この物語はフィクションです。実在の人物や団体とは関係ありません。by note放送協会

1.光秀乱心! 苛心居士の陰謀! 天翔十年! かの織田信長は京都本能寺滞在中に突如明智光秀にカチコミされ、燃え盛る本能寺に消えた!そしてその真実は謎に包まれていた!
 なぜ明智光秀は本能寺にカチコミを敢行したのか!? その真実が最新AIのディープラーニングで明らかになる!

 ジャーン! ジャーン!

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トレンドパワーがここに溜まってきただろう?
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我が友、その死について 2

【前】

 不審な事件の情報を得てから数日後。赤鴉亭のカウンターに、エリュートの姿があった。

「お前、その格好」

 分からないのか、と無言で見つめ返してくるエリュートに、バノンは大げさな溜息で返す。

「旅支度ってのは分かる。俺が言いたいのはそこじゃねえ。どうしてお前がそんな格好してこんなとこにいるんだって聞きてぇんだよ」
「仇討ちの旅に出るからさ」

 眉根を寄せたまま、カウンターを越えんば

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ありがとうございます! ほかほかのやきいも 6点
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ニリュウ 国取り物語

 リュウが生まれ故郷の沢枝村を逃げ出したのは、令和102年9月のことである。
 リュウはその時18歳、細くしなやかな体に美しい顔を乗せた青年であった。
 沢枝村は電気も水道もない、喰うや食わずの寒村である。楽しみと言えば夜の共寝くらいしかないのをいいことに、リュウは15歳の頃より爺から娘っ子まで村人ほぼ全員を次々に籠絡、同衾。それに加えて牛、馬、犬ともねんごろになって、働かずに暮らしていた。
 リ

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ヽ(・∀・)ノ イェーイ
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【逆噴射大賞習作】鈍色逃避行

「だから言ってるだろ、俺は確かにやった。この手でちゃんと殺したんだ!」

 喚くダズの肩を、兄貴は優しく叩いた。

「分かってるさダズ。お前が殺り損ねたとは誰も思っちゃいねえ」

 兄貴の顔には、人好きのする笑みが浮かんでいる。

「俺が訊きてえのはな、何であのガキが元気な姿で街をほっつき歩いてるのかってことさ」
「何度も言ってんだろうが! アイツは俺が昨日殺してる。いま生きてるのは替え玉だ!」

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感謝! 感想もいただけると泣いて喜びます!
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【馬シャーク】 第二回現代語俳句の会まとめ予告

気力が戻ってきたので第二回現代語俳句の会のまとめに取り掛かるよ。

まとめといっても少し変わっていて、投稿された作品からインスパイアされた世界をわたしが作品として作り上げていくの。

少し時間をいただくけれど絶対に楽しいと思う。

今ひと作品描き終えて二作品目に取り掛かったところ。その一部を公開して気分を盛り上げていきたい。

☕︎ ☕︎ ☕︎

馬シャーク

2021  Yushima, Kum

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ぎゃーーーーー!!!
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ワンタヌキアーミー:ラスト

前回の話

Ω軍はすでに制圧を終えつつあり、残存勢力を排除するフェーズに移行しつつあった。捕虜となるもの、抵抗するもの、一人また一人と戦闘不能になっていく。圧勝であった。既に九割がた探索を終え、残るはあと一部屋のみ。「葉」とだけ書かれた扉を兵士たちが囲み、そのうちの一人が手をかける。

瞬間、大量のΣ軍兵士が部屋の中から雪崩のように突き進んできた。人数が明らかに多い。一部屋に入っていたには余りにも

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パルプ小説練習 #3

MAKE MONEYを目指してパルプ小説の練習をする。

プラクティス4

 これまでのあらすじ
 ハードないじめを受けていたユキオが転生した先は元の世界によく似たただの並行世界だった。いじめも健在で絶望するユキオ。しかし、転生し損なった怒り、そして持ち前のタフネスによって下っ端のヤンキーどもを次々と撃破。自信を持つユキオ。だが、ついにマサフミ、あの最悪の男が重い腰をあげる。

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ワンタヌキアーミー3

前回の話

Σ国とΩ国の戦争は、誰も予想していなかった15年目に突入。
「あと少しで終わるはずだ」を何年も繰り返し、ただ疲労だけが積み重なっていく。
国も民も、兵も将も、みな平等にくたびれていた。

Σ国のタヌキ投入作戦は、「使えるものならタヌキにも縋りたい」という、無限地獄による狂気の発露だったのかもしれない。もし運よく狸の化け術でΩ国を翻弄することが出来れば、この苦しみから解放される。そう思っ

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ワンタヌキアーミー2

前回の話

敵作戦区域侵入まで三分。何か突破口を見いださねば、まず間違いなく死ぬ。作戦区域で、狸が転げまわっていた。

彼らは見境なく鉛玉を叩き込む。下手に動けばすぐ撃たれ、「何だただの狸か」で片づけられるのがオチだ。訳も分からないまま戦場に放り出され、誰にも看取られることなく死ぬ。そんなのはごめんだ。

ではほとぼりが冷めるまで身を隠し、何もかも投げ出して逃げ出すか。無理だ、首輪の爆弾がそれを許

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パルプ小説練習 #2

MAKE MONEYを目指してパルプ小説の練習をする。

プラクティス3

 佐野が倒れている。俺は何が起きたかわからない。わかるのは、右手の銃が、確かな熱量をもってそこにあるということ。
「弾が…なんで…?」
 俺は銃を確認する。
 しかしその時だった。
「いいから続けろよ、隆太」
 神崎がニヤけながらそう耳打ちする。そして、何事もなかったかのように演技を続けている。

 芝居なんて続けている場

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