山兎

日々是凡凡:旅が好き温泉が好き、本は友達、自然は師匠、山も登りますが温泉が目的

山兎

日々是凡凡:旅が好き温泉が好き、本は友達、自然は師匠、山も登りますが温泉が目的

マガジン

  • 自然、山、登山

    自然の中での日常的な話、ごく偶に探求

  • 本、映画、オーディブルなど

    整理したりメモがわりに

  • 日々のつぶやき、気付いた事

    ぼやきや気付き、取り留めも無い話

最近の記事

谷の底

早朝の高尾山は気持ちが良い 来て良かった〜 高尾山最高!! ...そういった話をできたら良かったのですが。最近私生活がどうもうまくいかないので。 というのも、仕事が二つ続けて飛んだり、会う予定の人と折悪く会えなかったり。注文した料理が忘れられていたり。 そういった不運の積み重ね、この陰々滅々とした、じめじめと暗い気持ちを抱えたままでは週末まで生きられぬと思い、山に向かいました。 午前4時半の目覚ましで起床、シャワーを浴びて、握り飯を用意して駅に向かいます。 本日はオーデ

    • 山に住むこと、山で働くこと

      ※少し長めの文章になります。お時間ある時にでも この時期になると、どうしても山小屋で働いていた時の事を思い出す。 きっと生涯、何度も、ことある毎に思い出すであろう大切な記憶だ。 偶に会話の中で、以前山小屋で働いていたと言うと、好奇心でどんな感じだったかを聞かれる事がある。 「良かったよ、楽しいことも、つらかったことも含めて、多分一生忘れないと思う」 そんな当たり障りのない返しが殆どだが、偶に山で働きたいと密かに思っている人が前のめりになって詳しく聞かせて欲しいと言う。

      • 最近読んだ本

        最近読んだ本 ラブカは静かに弓を取る/安壇美緒 ペッパーズ・ゴースト/伊坂幸太郎 夜明けのすべて/瀬尾まいこ 成瀬は信じた道をいく/宮島 未奈 リカバリー・カバヒコ/青山美智子 正義の申し子/染井為人 汝、星のごとく/凪良ゆう 本当はまとめてじゃなくて、小出しにもっと気軽に書けたら良いんだけれども、最近心がざわついて眠れない事も結構あって。映画とかもそうなんですけど、本読むと色々ぐるぐる考えちゃうんですよね。下書きで開いては閉じての状態でした。 煙草やアルコールはやりませ

        • 漫画:あくたの死に際

          偶にはマンガの紹介を。 あくたの死に際/竹屋まり子 最近お気に入り、暫く休止していましたが5月に連載を再開したので。 書かないで死ねるか。鼻血を出して原稿に向かう主人公の姿が象徴的でぐっと心掴まれます。 アプリのマンガワンで追いかけていますが現在最新は19話。単行本は2冊。 再開して早々もう面白い。 内容に関しては、とりあえず↑の裏サンデーから3話読めるので。 ……読んだ? フフフ、同じ気持ちを味わうが良い。 正直ここまでとても面白いのですが、まだまだスタートラインに

        谷の底

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        • 自然、山、登山
          4本
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          10本
        • 日々のつぶやき、気付いた事
          5本

        記事

          今週気づいた事 豚肉は片栗粉をまぶして焼くと美味しい。下書きで放置していたキャンプについて、えいやと書いた。こうして私はいつでもソロキャンプをする事ができ、焚き火を摂取する事が出来る人間になったのだ

          今週気づいた事 豚肉は片栗粉をまぶして焼くと美味しい。下書きで放置していたキャンプについて、えいやと書いた。こうして私はいつでもソロキャンプをする事ができ、焚き火を摂取する事が出来る人間になったのだ

          ソロキャンプの気持ち

          最近友人がキャンプにハマっている。 グループで行っているかと思いきや、ソロでも行くらしい。 誘われたり誘ったりで何度か行ったが、ソロとグループはやはり違うらしい。 ソロキャンプの気持ちを知るために行ってみる事にした。 当日夜から翌日の午前中まで雨予報だった。 まあ一人だしテントに入ればなんとかなるだろうと、125ccのスクーターにキャンプ道具を積み込み、二時間ほどかけて、道志のキャンプ場まで走った。 ■途中寄ったカフェ ゼブラコーヒー 道志行く際等にぜひ、おすすめです

          ソロキャンプの気持ち

          5月振り返り 聴いた本読んだ本

          オーディオブック聴了 ノルウェイの森 上/村上春樹 ノルウェイの森 下/村上春樹 未来/湊かなえ 成瀬は天下をとりに行く/宮島未奈 女のいない男たち/村上春樹 変な家/雨穴 神の子どもたちはみな踊る/村上春樹 流浪の月 凪良ゆう コンビニ人間 村田沙耶香 夜明けのすべて/瀬尾まいこ 読了 絶唱/湊かなえ 1Q84 BOOK1 前編/村上春樹 ラノベ 灰と幻想のグリムガル20 GW明けから始めたオーディオブックは10冊も聴く事ができた。 本と合わせると12冊にものぼる。

          5月振り返り 聴いた本読んだ本

          絶唱 読了

          湊かなえさんの絶唱を読了した。 阪神淡路大震災が話の中心にあり、またトンガが主な舞台となっている。 楽園 約束 太陽 絶唱の四篇。 最初楽園で暫く中断していたが、その後読み始めたら止まらなくなって一気に読んでしまった。やはり湊かなえさんの文章はすらすらと頭に入ってきて読みやすい。 読了感も良いものだった。 どうしても、神の子どもたちはみな踊ると混じり合ってしまい、どちらも最後は小説を書いている主人公で、全くテイストの異なる作品でもこういう弊害でもあり発見があるのかと思った。

          絶唱 読了

          オーディオブック:神の子どもたちはみな踊る 聴了

          最近短編が続いている。 実は読み終わった後すぐになんとか書こうと試みたが、この神の子どもたちはみな踊る、はとても村上春樹らしい書き方をしているので、一度聴いただけでは難解で、文章にまとめるのが困難だった。 阪神淡路大震災を直接経験した当事者ではなく、それを画面越しに見ていたようなある種の傍観者や観測者たちから、日常の崩壊や人が抱えている死や闇とどう向き合うかについて考えさせられたような気がする。 恐らくそうなのでは?みたいなふわっとした感じなので、とても誰かと語り合う事は出

          オーディオブック:神の子どもたちはみな踊る 聴了

          読了:逆ソクラテス

          子どもたちが主人公、殺し屋や特殊な能力を持った人間は出てこない。他の伊坂作品も読んでるが、別の側面というか改めて発見になった。 『私ほど賢い人間はいない。なぜなら私は知っているからである。自分が何も知らないことを』 ソクラテスの名言、これを逆にした場合、さて。 逆ソクラテス スロウではない 非オプティマス アンスポーツマンライク 逆ワシントン の全五篇。全て本来の意味と反対の内容を指しているのかな、などと考えながら読み始めた。 逆ソクラテスとスロウではないで引き込まれ

          読了:逆ソクラテス

          オーディオブック:女のいない男たち 聴了

          短編だったので、割とあっという間だった。 それぞれ違う良さはあるが、最後の女のいない男たちはやや投げやりにも感じた。 個人的にはドライブ・マイ・カー、イエスタデイ、独立器官、木野が良かった。 不思議な世界観のものもあるが、要約してしまうとシンプルな内容でも表現によって奥行きを感じるから面白い。 次は趣向を変えて、夢をかなえるゾウを聴いてみたいと思う。

          オーディオブック:女のいない男たち 聴了

          noteを始めて一週間が経った

          なんとか諦める事無く一週間が経過した。 それ程までに書くという事に不慣れな者にとって、習慣付けることは難しい。 世の中には自分の思いや感情を文章して書くことに抵抗が無い人や、当たり前のように読み手の事まで考えられた文章が多い。 私はというと、そういった自分の気持ちの整理やアウトプットという一連の行為に、未だ酷く疲れを感じてしまう。 筋トレと同じく、最初のうちは無理せず、慣れてきたところで負荷を上げていかないといけないのかもしれない。 考えてみれば、言葉に出して伝えるのも

          noteを始めて一週間が経った

          オーディオブック:成瀬は天下を取りに行く 聴了

          テンポも良く、ナレーターの鳴瀬まみさんの声も合っていたが、まさか"なるせ"被りだけでなく滋賀県出身とは。 読めば、聴けば、きっと成瀬が好きになる。 本屋大賞に選ばれたのも納得で、軽快に駆け抜けるようなテンポの良さと、爽やかさに溢れている。 ドラマ化とかも考えられそうだが、イメージで補完してる部分もあるので、あまり絵としては見たくなさもあるかな。 オーディオブックで聴いたが、本から入ってたらどうなんだろう、解釈の一致とか、気になっただろうか。 ここ最近は重めの作品ばかり

          オーディオブック:成瀬は天下を取りに行く 聴了

          読了:灰と幻想のグリムガル level.20

          ラノベも好物なのだけれど、結局最後まで付き合う物は少ないような気がする ソードアートオンラインも途中で挫けてしまったが、区切りがあるのでまだ救いがあるかな この作者の薔薇のマリアが大好きな作品ではあるが、なかなか話せる人は周りに居なかった。 かなり癖強い部分があるし仕方ないよね。 このグリムガルもかなり波がある、途中キツイなあと感じる巻もあったし、読むのを辞めようかと思ったくらい。 まあぶっちゃけランタとか、シホル周り、なんだかんだ、あるよね。 狙ってやってるのかな、多

          読了:灰と幻想のグリムガル level.20

          読了:変な家

          (※画像は全く関係ありません) 映画化もされ、話題にもなっていたので気にはなったいた作品。 前半の奇妙な間取りから考察する流れは面白くはあったが、ラストにかけてある種答え合わせがなんとも言えない気分になった。 そっちかぁ...と。 もう少し巻き込まれる系の方が緊張感あって良かったのでは、などと考えてしまったが、野暮な話だろう。 描写はサッパリとしていて、会話がメインなので、どう映画化したのか気にはなった。

          読了:変な家

          日本近代文学館芥川龍之介展

          天気も良かったので最寄り駅の駒場東大前からでは無く、代々木上原から歩くことにした。 大通りを越えると閑静な住宅地となり、歩いて10分程だが坂もあって良い運動になった。 道中立派な家やそこに止まってる高級車が多いが、空き地も気になった。 駒場公園には有名な旧前田邸の洋館がある、今回は文学館と併設されたカフェで過ごしたが、もし訪れる際は時間が許すならこちらの見学もオススメしたい。 入り口で300円の入館料を払い、受け取ったポストカードを2階で提示した。 芥川龍之介展は常設展

          日本近代文学館芥川龍之介展