山兎

日々是凡凡:旅が好き温泉が好き、本は友達、自然は師匠、山も登りますが温泉が目的 思った…

山兎

日々是凡凡:旅が好き温泉が好き、本は友達、自然は師匠、山も登りますが温泉が目的 思った事、感じた事を書きます

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  • 日々のつぶやき、気付いた事

    ぼやきや気付き、取り留めも無い話

  • 本、映画、オーディブルなど

    整理したりメモがわりに

  • 自然、山、登山

    自然の中での日常的な話、ごく偶に探求

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まえがき:はじめましての方へ

はじめまして、山兎と申します。 今回Noteをはじめて一ヶ月半ほど経過しての自己紹介となります。 自分というものはどういったもので構成されているのか。自己分析するのも面白いですね。 余り冗長的になりすぎるのもどうかと思いますので、一部ですがこんな感じの雰囲気の者と受け取っていただければ幸いです。 白状すると苦手なものも結構あります、でも好きな事で語りたいと思います。 Noteをはじめた目的は 文章をうまく書けるようになりたいと思ったのがきっかけです。 自分の考えているこ

    • 密かな目標として、とある掌編小説を〆切設定して書いてます。衝動的に書いてしまえる人を羨みつつ、コツコツしています。書いても書いてもこんなものはダメだと打ちのめされてます。読書に逃げだしたい気分です

      • 場所はいつも旅先だった

        Amazon Primeで寝る前に観ました。 [予告映像] https://youtu.be/FFTLnsXxDUQ?si=UwXw3JvD1u6GSYeq 旅について考えるきっかけにもなり、自分の旅をしてみたくなるような作品でした。朗読の小林賢太郎さんもすばらしい。 私の友人知人に旅好きの人は余り多くありません。目的をもった旅行好きは多いのですが。必然的によく一人で旅に出かけます。 何が楽しいのかと聞かれますが、それぞれが別々の形のものを持っているような気がして、正

        • 短編小説:記憶の森

          全十二話の短編小説の一話目です。 第1話:失われた夏の影 真夏の午後、蝉の鳴き声が街を覆い尽くす中、僕は見知らぬ場所で目を覚ました。頭の中が白く、何も思い出せない。ただ、身体が汗でじっとりと湿っていることと、微かな痛みが後頭部に残っている。それ以外は、何もない。ここはどこだろう。僕は誰だろう。そして、なぜ僕はこんなところにいるのか。 周囲を見渡すと、どうやら古びた公園のベンチに横たわっていたようだ。ベンチの横には古いジャングルジムが錆びつき、誰も遊んでいない。それは、ま

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        まえがき:はじめましての方へ

        • 密かな目標として、とある掌編小説を〆切設定して書いてます。衝動的に書いてしまえる人を羨みつつ、コツコツしています。書いても書いてもこんなものはダメだと打ちのめされてます。読書に逃げだしたい気分です

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          雑記:あんのこと、聴いていた本など

          映画『あんのこと』を観た。 もう配信されているのかと正直驚いた。つい最近まで劇場にかかっていたような気がするので。 感想としては本当に賛否あると思うんですが、良かったとかそういうのでは済まされない内容で、基本的には心が折られダメージを受ける作品なので、観るタイミングは選んでも良いかなと。 自分の娘をママと呼ぶ母親、河合優美さん演じる杏が見せる虚ろな魂の抜け殻のような表情を観るのは辛く心が苦しい。 ごく一部を切り取った描写のなかで坦々と、余りにも救いが無いのだが、現実のどこ

          雑記:あんのこと、聴いていた本など

          アイデアノートと無意識のセンサー

          家じまい、墓じまい、他人事のように思っていたワードがいつの間にかひたひたと忍び寄ってきていました。 身内の終活の一環でいつかは向き合わないといけない問題です。 祖母が亡くなったことがきっかけで、代々続いてきた祖父母の住んでた家を取り壊す事が決まりました。 生きるのもものいりですが、死についても考えるだけで大変なもの事がたくさんあります。 両親が健在なうちに話し合った方がもちろん良いのですが、タイミングやらなかなか難しい問題です。 自分が生まれ育った家、帰る実家が無くなるとい

          アイデアノートと無意識のセンサー

          雑記:(いつもの)最近読んだ本

          ■米澤穂信氏の黒牢城を読んでいた 兄が珍しく新幹線の中で小説を貸してくれたのが、古典部シリーズの一冊で、同じ岐阜出身なんだという会話をしたのを覚えている。 氷菓は京アニにアニメ化され、小市民シリーズは現在アニメが放送中。 ライトノベルのような作風にミステリー要素、そういったものが得意な印象を持っていたが、黒牢城は着眼点からして面白かった。 主人公は荒木摂津守村重。信長陣営から離反したところに小寺官兵衛(のちの黒田官兵衛)が訪ねてきてというところから始まるのだが、章ごとに

          雑記:(いつもの)最近読んだ本

          夏の滑走路

          どこにでも夏はありますが印象深いのはこういった山の景色です 非日常感や旅をしているワクワク感もありますが、ふとあと何回行けるだろうと寂しさや切なさも感じるようになってしまいました いつか行ってみたいのいつかは、案外チャンスが限られてたりするんですよね

          夏の滑走路

          :人間不信

          最近いやなことがあった。 ここ最近の大雨で原付のラゲッジスペース(座面下の収納)の中にグローブやタオルやら、入れっぱなしにしていたものが雨水の侵入によってずぶ濡れになって、なまがわきの酷いにおいを放っていたのだ。 そういったものを取り出し取り出して、外に並べ干していたら、通りがかった小柄の白髪のおじいさんに突然はなしかけられた。 最初はこのバイクは何ccか?などという質問から始まったが、それに答えてしまったのが運の尽きか。 自分の若いころのバイクの話や、世の中や日本に対し

          :人間不信

          8月読んだ本、聴いた本

          だんだんと朝晩の涼しさが濃くなってきたように思います。 関東はまだ台風の気配がうっすらですが、週末にかけて影響がありそうなので、できる範囲で準備をしておこうかと。 今年は夏らしいこと何もやっていないかも。 夏の終わりは特に切なく感じます。 さて恒例の振り返りです。 ■8月読んだ本、聴いた本 誰かが私を殺した/東野圭吾 境遇/湊かなえ 幸せへのセンサー/吉本ばなな 文鳥・夢十夜/夏目漱石 海辺のカフカ上/村上春樹 海辺のカフカ下/村上春樹 職業としての小説家/村上春樹

          8月読んだ本、聴いた本

          7月読んだ本、聴いた本

          帰省時にイヤホンを忘れたため7月は紙の本が多めでした。 昔読んだZOOを読み直し、他にも読んでいなかった乙一の作品を読んだり、 村上春樹や湊かなえの未読の本を。 乙一は学生の頃から好きだったと思い出した。 乙一 ・ZOO1 ・ZOO2 ・箱庭図書館 ・平面犬 湊かなえ ・望郷 ・リバース 村上春樹 ・風の歌を聴け オーディオブック ・レーエンデ物語/多崎礼 ・静かに生きて考える/森博嗣 ・自省録/マルクスアウレリウス(神谷美恵子訳) オーディオブックは7月は殆ど機能

          7月読んだ本、聴いた本

          実家に帰ったりしてしばらくお休みしておりましたがnoteを再開します。実家ではいろんな成分を補充できた気がします。幼少期は実家の田舎が逃げ出したくなるほど嫌いでしたが、今はとても感謝しています。

          実家に帰ったりしてしばらくお休みしておりましたがnoteを再開します。実家ではいろんな成分を補充できた気がします。幼少期は実家の田舎が逃げ出したくなるほど嫌いでしたが、今はとても感謝しています。

          夏の音

          新幹線から降りて、改札から出ると妹が車で迎えに来てくれていた。 在来線に乗り換え、最寄りまで移動してタクシーの利用も考えていたので、『何時到着?』という妹からのメッセージに、朝九時前の到着時間と、迎えに来てもらえるかどうかの遜ったメッセージを送り、朝の六時前に家を出た。 父からの連絡を受け祖母が亡くなった事を知り仕事関係の人に連絡を入れた。 翌日、昼には斎場に行かなければならないので、朝飯兼昼にと弁当を買い、新横浜から東海地方の某駅へ。車内は割と埋まっており、予約していた三

          親族が亡くなり、ばたばたしています。起きたら連絡が来ていて、明日の昼には葬式で、気持ちも予定も纏まらないし、実家に帰らなければ、新幹線の予約を取らなければと思うのですが、なかなか手に付きません。事前に連絡が無かった理由は分かるのですが、行けるなら行くべきだと思い、行ってきます。

          親族が亡くなり、ばたばたしています。起きたら連絡が来ていて、明日の昼には葬式で、気持ちも予定も纏まらないし、実家に帰らなければ、新幹線の予約を取らなければと思うのですが、なかなか手に付きません。事前に連絡が無かった理由は分かるのですが、行けるなら行くべきだと思い、行ってきます。

          雑記:6月オーディブル振り返り

          今月のオーディブルのリスニングタイムは65時間ほどでした。 先月と比較するとかなり減ってしまいましたが5月は初月という事もあり、オーディブルを優先的に過ごしていたためで、余り時間は参考になりません。 長さにもよりますが、平均3〜5冊ほど聞くことが出来れば十分かなと思ってます。継続は力なり。 主に聴いていた本 テスカトリポカ/佐藤究 湯治場のぶたぶた/矢崎存美 プロだけが知っている小説の書き方/森沢明夫 斜陽/太宰治 走れメロス/太宰治 シナリオ・センター式物語のつくり方

          雑記:6月オーディブル振り返り

          映画と漫画:ルックバック

          漫画を超えられるんですかねぇ?などと思いつつ、公開初日に観に行ってきました。どうぞ蹴り飛ばしてください。 ルックバックについて、漫画を読んだ事ある方は同じ気持ちを共有できると思うのですが、私自身とてつもない衝撃を受けた作品です。 心の中の大事な宝箱の中に今でもあります。 孤独な作業時に何度も助けられました。救われました。 今でも時折本棚から取り出して読んでは、机に向かう原動力になっています。決して消える事のない灯のような存在です。 漫画からでも、映画からでも良いです、まだ

          映画と漫画:ルックバック