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#友達
【ハマベと僕】 #1000
そう年末のあの日に突然それはやってきた
当たり前に居るであろう人が
当たり前では無くなり
もうこの先二度と会うことは叶わない
まだ死ぬには早い
お別れ
「ヤマさん
ハマベくんが亡くなった」
僕は耳を疑った
なんで?
「なんで?」
「脳やと思う
今日葬儀があるらしいんよ
来れる?」
僕はその時
大阪に帰省しており後輩夫婦の家に泊まっていた
本来であればこの後お寿司を食べに行く予定だっ
【風変わりな人気者】 #943
多分あまり人には執着していないのだと思う
積極的に友達を作らない
友達と疎遠になっても仕方ないで片付ける
友達が全く居ない訳では無い
居るには居る
彼の言い分とすれば
自分にとって分相応な人だけで良い
無理して関係を続けても自分がしんどくなるだけだし
そんな事までして友達を続けるメリットが分からない
基本的に積極的に動くタイプでも無いので
自分から人を誘ったり
声をかけたりしない
仮に新しく友
【ビート】 #744
「ビートが違うんだよ」
僕はいつも思う
合わないだよ
クラスメイトだったり
バイト先だったり
会社だったり
皆さんが笑うところで笑えなかったり
皆さんが怒るところで怒れなかったり
共感ができない
一緒の感覚である事が大切な事なのかしら
話を聞いて「わかるぅ」とか思わん
全米が泣いた的な映画も苦手だし
めっちゃヒットしている音楽も聴かんし
いわゆる話題作とは無縁
人気があるから避けている訳
【絶対に当たり前は当たり前では無い】 #657
「ええー知らないの?
皆んな知ってるよ
そんなの当たり前やん」
「そうなん?」
「そうやで
知らんなんてビックリやわ
絶対あり得へん」
友達からそういう風に言われた
私は知らない事を素直に
知らないと言っただけなのに
それをケチョンケチョンに言われた
私
苦手なんよね
この
「当たり前」とか
「絶対に〇〇」とか
誰でも最初は知らないじゃない
それを先に知ってるからって
偉いの?
知らない