【絶対に当たり前は当たり前では無い】 #657

「ええー知らないの？
皆んな知ってるよ
そんなの当たり前やん」

「そうなん？」

「そうやで
知らんなんてビックリやわ
絶対あり得へん」


友達からそういう風に言われた
私は知らない事を素直に
知らないと言っただけなのに
それをケチョンケチョンに言われた

私
苦手なんよね
この
「当たり前」とか
「絶対に〇〇」とか

誰でも最初は知らないじゃない
それを先に知ってるからって
偉いの？
知らないって言った私はアホなの？
なんか見下されてる
絶対とかも言ってるけど
それも人からの受け売りじゃない
アナタが情報源でも無いし
単に私より先に知っただけやん

どうしてこの人はそんな風に言うのかしら

また別の話をしていた時にも
私の話を必ずと言っていい程
さえぎってくる

何を言っても

「ちゃうねんちゃうねん」

それを枕に持論を展開するけど
何かを見て何かを感じるって
人それぞれじゃない
色んな意見や考え方があるのに

もしそれだったら例えば

「なるほどそういう考え方もあるんや
私の場合はこう考えたんやけど…」
的な感じで言ってくれたら
私も気持ち良く聞けるのに


もう
友達じゃ無くていいかなぁ
決して悪い人じゃ無いけど

疲れるために会うなんておかしい


そんなある日
私は別の友達からキレられ
文句を言われた

「アナタってさ
ホント人の話聞かないよね」

えっ
聞いているつもりだった
けれどその友達が言うには
自分の話をし終わるか終わらない所で
私が話を被せてきて
持論を展開している

素直に友達には謝って
許してもらえたけど
これって
あの友達と大して変わらない

類は友を呼ぶ
なのか
自分ではホントに自分の事って
分からないものね

そんな気付きのある今日この頃

お庭の桜
もう桜も散り始めている






ほな！