コメントという、愛
皆さん、こんばんは。綺羅です。
今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。
今日は、今年初めてのシオカラトンボを見かけることができました。
トンボを見るのが久しぶりだったので、見つめていると、私の視線に気が付くと、目にも止まらぬ速さで、その場を立ち去ってしまったのです。
今度は気にかけるだけで、見ないから、またよかったら遊びにきてね・・・と思う午前中でした。
ところで、どのSNSにもある機能に「コメント」ってありますよね。
皆さんは、公開されている作品について、クリエイターさんに「コメント」をしますか?
あるいは、コメントを貰う方が多いですか?
🌻
「コメント」が怖い
私はSNSを本格的に始めた頃、「コメント」は怖いものだと思っていました。
コメント=自分が作ったものに対する指摘・批判すること
ものだと認識していたのです。
SNSは、Twitterを一番古くから利用しているのですが、私が始めた頃には、既に周りの友人はSNSを使いこなしていました。
小説や絵、写真等を加工して載せていたのを見せてもらい、ハートの数と吹き出しの数が表示された画面を見て、「私もいつか、遠く知らない人とも繋がって、こうしたやり取りをしたい!」と、思いました。
ただ、自分が実際始めてみると、どうしても、見たくなかった部分が見えてきます。
ある友人のツイートには、友人の意見に対して食ってかかったように怒りをぶつけるツイート。
またある友人のツイートには、絵を載せていたのを無断転載され、取り下げて欲しいとやり取りするスレッドが載っていることがありました。
こうしたやり取りを目の当たりにすると、
「コメントって、その人に対して、けんか売ることなの?!」
と、何度か怖いと感じたことがあります。
コメントは怖い、コメントは「お前はダメだ!」って言われることだと、SNSを楽しみつつも、ずっとビクビクしていました。
これでは、自分がやりたいと思う交流をすることも愚か、SNSを続けることでさえも苦しい状況です。
ですが、私をそんな得体の知れない恐怖から救ってくれたのは、他でもない、フォロワーさんからの「コメント」でした。
🌻
その一言の想い
それは何気ない一言でした。
あるフォロワーさんの「うちのこさん」を描かせていただき、プレゼントした時のことでした。
「綺羅さんの絵が好きです😭😭✨✨❗❗うちのこを綺麗に描いてくださって、とても嬉しいです~~🙏🙏🙏✨✨❗❗ありがとうございます~~💞💞💞💞」
見る人によっては、ありきたりな言葉かもしれないですが、
「そのフォロワーさんから、その言葉を貰えたこと」
が、とても嬉しくて、しばらくそのコメントを眺めては、フォロワーさんへの愛に、想いを馳せていました。
そのコメントには、その人が、自分の気持ちが最大限に伝わって欲しいという気持ちがこもっているからか、ハートやキラキラや笑顔の絵文字が、たくさん散りばめられていました。
絵文字の配列・文章の構成を考えても、数多くある種類と言葉の中から、
「これとこれとをこう組み合わせて、文章をここにこう書いて・・・」
と考えて、コメントをくださったのだと思うと、余計に感動して仕方が無かったのです。
同時に、「コメント」の使い方が、自分なりに少し理解できた気もしました。
「その人に対する、感謝の気持ちや、尊敬する気持ち、関わりたいという気持ちを表わしたり、伝えたりするのも、コメントすることだよね・・・。」
皆さんのやり取りをもう一度、よく見ていくと、
・お互いがお互いを絶賛しているコメント
・好きなものについて語り合うコメント
・考えを伝え合って考察を楽しむコメント
・絵文字のやり取りで会話を楽しむコメント
たくさんの「素敵」「楽しい」「嬉しい」やり取りがありました。
私はおそらく、「コメント」という言葉自体に、過剰反応していたのだと思います。
人の感想が恐ろしいという気持ちもありましたが、その根底には「自分みたいな奴なんかが、作品を出して大丈夫なのか」という、自己卑下に近い、自分自身への指摘・批判がありました。
その気持ちが、自分の感性や価値観を、わざわざ指摘・批判する人を呼び寄せている可能性があるかもしれないと、分かったのです。
そんなやりとりを望んでなんていないのに、そんなやりとりの方へ行こうとする気持ちの矛盾にも、苦しみました。
そこで、一旦自分の今までの思考を全て捨てて、そもそも私が「コメント」をする目的を、じっくり考えてみました。
🌻
私はコメントをしたいのではなく・・・
私がこの人に「コメント」したいのは、
・あなたの考えを知ったことで、私のものの見方が広げることができたよ!
・あなたの絵を見て、今日の疲れが癒されたよ!
・あなたの文章を読んで、私も同じ気持ちを共有してくれたみたいで嬉しかった!
という、
あなたの作品を通して「自分が成長できた、感動した、尊敬したいと思った、関わりたいと思った」という、愛みたいなものを伝えたい
からです。
とても大げさな例えかもしれないですが、
作品を通して、あなたへの感謝、尊敬、憧れ、全てをひっくるめた「愛」を伝えたい
のです。
私は「コメント」を通して、
・心が暖かくなる関係
・お互いに成長できる関係
・支え励まし合える関係
・考えを深めていける関係
・ときめく関係
を、作っていきたいと思っています。
noteの世界でも、こうした暖かい空間ができているのは、皆さんからの暖かいコメントをはじめ、フォローやスキで支えてくださるからです。
コメントは、顔の見えない相手にとって、「送った人間そのもの」と認識できると思います。
「あなたともっと話したいし、交流したい。そして、あなたの作品が、価値観が、世界観が好きだから、作品を見せて欲しい。」
そんな気持ちをたくさん詰め込んで、コメントを送っています😊
なんだか、見る人によっては、内容が重い記事だったかもしれませんね。
ですが、私の中で大事にしておきたい考え方なので、一度、言葉にして書いておきたいと思ったのです。
「コメント」一言で、世界は驚くほど変わって見えます。
大切に「コメント」したいものです。
🌻
トップ画像は りゅか様 からお借りしました。
ありがとうございました!
それでは、今日はここまでです!
皆さんにも、すてきなコメントが届くといいですね。