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情シスよもやま

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情シスに関連して、仕事や、学びや、気づいたこと、TIPSなど、さまざまなことを徒然のままに書いています。
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2022年10月の記事一覧

40代情シス女子マネージャー、女性エンジニアが少ない理由を考察してみる

40代情シス女子マネージャー、女性エンジニアが少ない理由を考察してみる

文系女子、新卒で情シスに放り込まれました 私はもともと普通の事業会社に就職したら情シスに放り込まれた口ですが、当時は珍しいケースだったと思います。

 ただ、上の記事に書いた通り、データ入力で派遣で働いた情シスがなかなかに居心地が良くて。

 テスターをやらせてもらうなかでシステム開発のプロセスとかDBの作りとかちょっとずつ教えてもらったりしていたということもあり、あまり抵抗はなかったです。

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情シスマネージャー、職場で起こる負の感情コントロールを考える

情シスマネージャー、職場で起こる負の感情コントロールを考える

職場の感情コントロールはマネージャーの仕事 これは、結構難しい問題で、この記事に上手に書いてあるなと思いましたが、職場における負の感情には、大きく言うと「怒りの感情」と「失敗したときの感情」というのが大きいと思います。

怒りの感情はコントロールできる いわゆるアンガーマネジメントってヤツですね。私はこれが苦手で、かっとなって受話器をたたきつけたり、イライラしてあれやこれやうまくいかなくなったこと

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情シスの人事考課は不利なのかしら

情シスの人事考課は不利なのかしら

「運用を一生懸命やる」のは評価されづらい これはよくある勘違いだと思うのです。たとえば、サポートデスクとか運用保守の最たるものですが、この対応をよくしようとしたり、品質を挙げてもあんまり評価されません。

 ユーザのためにがんばって残業していたら怒られるまであるぞ。

 運用自体は大事な仕事ですし、やれることたくさんあるのですが、まあなんというか評価されづらいので、考課者としては運用だけにならない

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情シスで議論を成功させるには、ネゴシエーションが大切

情シスで議論を成功させるには、ネゴシエーションが大切

たくさん人を集めると打ち合わせってうまくいきません これは経験的に思っていて、何度か痛い目にあったことがあります。
 そのなかで一番ひどい目に遭ったのはこんな感じの打ち合わせ。

 で、まあ背景はともかくとして、ここで学んだのは「大きな変革には現場を大量に混ぜちゃいかん」ということですね。

 ちなみにこのときは、ベンダーとユーザのキーマンだけを部屋の外に呼び出してこそこそトークしたうえで、分担し

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40代情シス女子、週一回の出社に慣れてきました

40代情シス女子、週一回の出社に慣れてきました

やっぱり問題は新幹線通勤 この記事を書いた後、またコロナで月一出社に戻ってきましたが、会社が「そろそろ今後を考えて週一出社にするぞ」となりましたので、週一回出社しています。

 しかし問題はやはり通勤で、一度ストップしちゃうと通勤めんどいですね。純粋に時間がもったいない。

 ただ、出社するとそれはそれでペースとして慣れてくるので、そこまでいやいや言うものではないとは思います。

トラブルのときの

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仕事は、目的と意味を伝えるのが8割

仕事は、目的と意味を伝えるのが8割

伝え方はやっぱり大事だと思います マネージャーになってみて思いますね。
 ちなみにこの本で一番すごいのは「タイトル」だと思っていて、タイトルだけで勝ちってヤツだなと思います。
※あ、いろいろな表現が載っていてよい本だと思いますよ。

やることだけを伝えても人はついてこない 先日、マネージャー一年生の時に年上の部下に反発を食らった話を書きましたが、振り返ると、一番の理由はここだと思っています。

 

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情シスマネージャー、適切な配置を考えてみる

情シスマネージャー、適切な配置を考えてみる

定期的に担当を見直しています 私の場合、ときどき担当を見直して、人の配置をちょっといじったりしています。
 なんというか、ずっと同じ仕事を同じ人がやっていると、飽きてしまうというか、慣れてしまって、新しいことをやらなくなったり、仕事が少しずつ劣化していくような感じがあるんですよね。

ずっと同じ仕事をしていると、周囲の変化に気づかなくなる 何度か見たことがあるのは
「廃止されたサービスに関する業務

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出社がいやなのではなく通勤が面倒なんですよね

出社がいやなのではなく通勤が面倒なんですよね

トップの意向で出社に戻す会社が増えていますね いわゆる「強制出社」ってやつですね。弊社の場合でも議論が続いていますが、結局一定日数は出社という話に落ち着きつつあります。

 あとは、ここにあるとおり「辞めてやる」的な動きが一定数あるのは確か。とくにIT業界は、リモートワークがなくなって辞めちゃうとかは結構聞いたりしております。

リモートワークをやってみて通勤の負担に気づいた人多くないですか まあ

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新米マネージャー時代に年上の部下に反発を食らった話

新米マネージャー時代に年上の部下に反発を食らった話

 今は情シスマネージャーとしての経験をある程度重ねている私ですが、こんなこともありました。

はじめてのあいさつをガン無視される はい、お約束ですね(笑)…って笑い事じゃないっす。

 なんとか昇格試験に合格し、4月からマネージャーを拝命した私は、とりあえず各部下の方に「よろしくね」って挨拶に行きました。

 だって、誰も来ないし(´;ω;`)

 で、行ったらにっこり笑って「よろしくお願いします

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マネージャーは自分自身のマネジメントも必要な仕事なんだぜ

マネージャーは自分自身のマネジメントも必要な仕事なんだぜ

情シスマネージャーは常に高ストレスな仕事 これは記事に書きましたが、なんというか、高ストレスの仕事だと思いますね。

 ギブアップしたマネージャーさん、マジで何人かいます。

中間管理職が板挟みになりがち問題 ここにまとまっていますが、問題としては全部あてはまりますね(´;ω;`)
一番刺さったのがここ。

 そうなんですよー。まあこれが仕事なんでしょうがないんですけど。常に修羅場を向き合っている

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40代情シスマネージャー、それぞれのスタイルにあわせて部下を指導する。

40代情シスマネージャー、それぞれのスタイルにあわせて部下を指導する。

年上の部下は、まず関係性を構築する。 ここは先日書きましたが、めちゃめちゃ苦労しました。。。
 というか今も苦労しております(現在進行系)。

 人ごとのスタイルというのもあるのですが、さんざん苦労したりぶつかったり反発されたりしたあげく、私が気にしているのは以下。

 一番苦労したのが最初の「話をよく聞く」でして。

 話が長いんですよ。
 で、8割くらいは「私の考え方」だったりしてね。
 あと

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問題の根本に踏み込まないと結局解決しないのですよ

問題の根本に踏み込まないと結局解決しないのですよ

システム障害やプロジェクト失敗が連鎖する理由 いろいろな「火消し」をやっているとわかるのですけれどね。だいたい炎上する案件というのは、共通した理由や状況があります。

根本な問題に誰も踏み込みたがらない問題 はい、これよくありますね。
 たとえば、意思決定がしっかりされていない状況があるときには、基本的には、決めさせないといけないのです。

 これができないとプロジェクトを止めるぞくらいの覚悟が必

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【読書】「100日後に退職する47歳」

【読書】「100日後に退職する47歳」

togetterで話題になっていたシリーズですね 例のワニさんのシリーズも読みましたが、こちらの方が内容的にも年齢的にも身につまされましたよ。

デスマーチのプロジェクトの悲哀 なんというか、デスマーチのプロジェクトってこんなんだなあっていうことがたくさんありました。

 読んでいると胸が痛くなっちゃうよ。。。

 ちなみに受注生産ですが映画にもなるらしいっすよ。

がんばっても報われないからやる

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プロジェクト火消しをやっている40代情シス女子、問題の本質を掘り下げる

プロジェクト火消しをやっている40代情シス女子、問題の本質を掘り下げる

システム開発の火消しをしています あまり細かいことは書けませんが、プロジェクトの「火消し」を行っております。

 しんどいぞーーー!

火消しのプロセスは、意思決定と、決めたことの道筋をつけること 火消しに必要なことの一つは、意思決定であります。

 しかしまあ、メンバーの人たちの問題として、何が問題なのかというのがわかっていないわけです。

 わかっていたらこんな状況にはならないのです(´;ω;

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