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仕事は、目的と意味を伝えるのが8割

伝え方はやっぱり大事だと思います

 マネージャーになってみて思いますね。
 ちなみにこの本で一番すごいのは「タイトル」だと思っていて、タイトルだけで勝ちってヤツだなと思います。
※あ、いろいろな表現が載っていてよい本だと思いますよ。

やることだけを伝えても人はついてこない

 先日、マネージャー一年生の時に年上の部下に反発を食らった話を書きましたが、振り返ると、一番の理由はここだと思っています。

 話す順番。

 今は新しい仕事、とくに急に飛び込んできた仕事については、ある程度キャリアのある方については、この順番で伝えるように心がけています。 

1)今の会社の状況(背景)を伝える
2)そのうえで担ってほしい役割とその理由を伝える
3)あまり細かい作業内容を言わない

 急いでいると時々失敗するけどね(´;ω;`)

共感できないと、そもそも話についてこないし、目的を理解してないと主体的に動いてくれない

 今思っているのはここですね。
 ちなみに、例の年上の部下の人は変わらず部下ですが、気を付けているのは、チャットとかで一方的に伝えないということ、話すときには時間を取ってゆっくり話すということですね。

 こういう人って、いろいろ理解してもらうのに時間かかるんです。
 納得したいから。
 ただ、目的に納得すれば、あまりあれこれ言わなくても自分のやりやすいやり方でやってくれたりします。

「手段」が変わることにこだわらない、大事なのは目的が達成されること

 この境地に至ってから、ずいぶん楽になりました。

まあぶっちゃけ、ゴールが達成できれば、
自分のやり方にこだわる必要はないのである

 一方的に全部計画を立ててしまうと、その通りにやろうとしていろいろ非効率になったり、もっといいやり方を考えているのに従わざるを得なくなったりいろいろある。

 なので、部下の相談役になりながら、ある程度試行錯誤を受け入れて、部下に付き合って「部下の仕事」にしてあげることが大事なのだと思います。

 あとは、部下に一定のリソースを割く覚悟をすることですね。
 自分でやった方が、短期的にはそりゃ楽だけどさー。

大切なのは、部下の気持ちに共感することで、解決策は一緒に考える

 あとはこれですね。

 以前は、部下の「困るんです!」みたいな話に対してあれやこれや言ったり調整したりしていましたが、やってほしいのはそれじゃないんだなと。

 話をじっくり聞くことと、状況を共有することで、勝手に話が進展して解決していったりします。

いわゆる「相談」は、1時間は見ておこうと思っています。
話を聞ききることが大事。

 そういうスタイルに変えてから、部下が主体的に動くようになり、大分楽になりました。
 あと、部下の方から「これは聞いてほしいだけなんですが」とか、やってほしいことを口に出してくれたりするので、ぶっちゃけ楽です。

真摯さを大事にすることで、人はついてくる

 ここになると、やはりドラッカーさんに立ち戻ると思います。
 何度読み返しても、そこには学びがあり、気づきがあります。

 私が一番好きなのは「真摯さ」のところでして、真摯さをもって部下の方と向き合うことで、人がついてくると思っています。

 逆に「うまいことやろう」とすると、うまくいかない。

真摯さとは、『ひたむきさ』『誠実さ』
別の言葉で言うと、『正直』『気高さ』『裏表がない』
とも言えます。

(「エッセンシャル版 マネジメント 基本と原則」(P.F.ドラッカー)より)

 まあいろいろとありますが初心を忘れず、部下の方とは向き合って、成果を挙げるチームでありたいなと思っています。

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